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【ITストラテジスト】論文の写経をしてみる
前々からやってみようと思っていた論文の「写経」を試してみました
↓これまでの学習記録はこちら
(今週は他にも論文を新たに書いたり、午後Iを解いたりしたのですが長くなりそうなので別記事で)
論文事例をノートに写経
AIを活用した論文を書こうと思っていたのですが、こちらの事例集に私が用意していたのとかなり似た論文がありました。
(H28午後II問1の事例)
言い回しなど、非常に参考になる論文でしたので、かねてより興味のあった「写経」を試してみました。
一通り書き終えてみて
論文を一通り書き写すのにかかった時間は以下の通り
設問ア:28分
設問イ:39分
設問ウ:37分
合計:104分
ただ書き写すので104分ということは、設計書作成や筆を止めて考える時間は16分までということですね。。。なかなか厳しい。。。
一通り書き終えて感じた、「写経」のメリット・デメリットは以下のとおりです。
メリット
・ただ読むより文章が頭にはいる
・自分の筆記のペースがわかる(純粋に書くだけにかかる時間がわかる)
・文章の書き方テクニック(章立て、英数字は1マスに2文字書く、など)を確認できる
ただ読むよりも書くほうが頭に入りやすいことが一番のメリットと思います。ただ読むだけではすぐ忘れてしまうので、言い回しを身に着けたいときは「実際に書く」のも大切だなと感じました。
デメリット
・手が痛いです・・・
・書くのに集中してしまい、文脈が頭から抜けてしまうことがある
・時間がかかる
なんと言っても「手が痛い」
今日は自分でも論文を書いたので、写経も含めると2本目。
非常に手が痛いです。
また、書くのに集中してしまうので、文脈を把握できなくなることもしばしば。読むだけよりは頭に入りますが、写経だけでは効果が薄いような気がします。
私の思う、「写経」の効果的な勉強法
以上を踏まえて私の思う「写経」の効果的な勉強法は以下かなと思います。
①写経する論文は厳選する
時間も手の疲労もありますので、手当たりしだいに「写経」というのは効率的ではないのかなと思います。
写経する論文は自分の想定するシナリオに近いものや、かなり優れていると判断できるものに絞るべきかと思います。
②「書いて終わり」にしない
書き終わると満足感はありますが、文脈が頭に入らなかったというのが写経を終えた私の感想です。なので、単に写経して終わりというのも効果が薄いと思います。
1:事例を読んで気になる点にメモ書きをする
2:写経する
3:再度事例を読んで気になる点を追記する
という手順が良いのかなと思いました。
最後に
今回の記事は、あくまで、1回写経を終えた感想です。
複数回写経を繰り返すことでもしかしたら違った景色が見えるのかもしれません。あくまでご参考程度で。
写経だけで結構文字数を使ってしまいましたので、今週の進捗は近日中に別記事としてUPしようと思います。
それではまた次の記事でお会いしましょう。