業務システムを学ぼう #2(販売管理システムとは?)
「業務システムを学ぼう」シリーズ
第2回は販売管理システムです
業界を問わず、企業は顧客に対して何らかの商品を販売して利益を上げています。
例えばこんな感じ。
製造業であれば作った「製品」
建設業であれば「建物」
IT業であれば「システム」
コンサル業であれば「サービス」
そのため、販売管理システムは業界を問わず広く導入している企業が多いです。
そんな販売管理システムをこの記事ではまとめていきます。
販売管理業務って?
まずは「販売管理業務ってなに?」というところから。
会社によって差はありますが、大まかな販売業務の流れは以下のとおりです。
あまり販売業務に馴染みのない方でも聞いたことがある業務がほとんどではないでしょうか?
会計業務などに比べると販売業務は比較的イメージしやすいかと思います。
販売管理システムと他の業務システムの連携
企業の販売業務は独立したものではなく、他の業務とも密接に関連しています。
下図はあくまで一例ですが、販売業務と他の業務の関連を示した図です。
「受注」の情報をもとに「生産」が行われたり
「出荷」の情報をもとに「在庫の減少」「会計仕分」が行われたり
していますね。
こういう業務間の連携があるということは、
システム間をつなぐインターフェース
システム間で統一したマスタ体系
が必要になります。
業務システムを個々に導入する場合はこれらをどうしていくか検討する必要があります。
単純にシステムをたくさん入れればOKというわけではないんですね。
今回はここまで。
また次回の記事でお会いしましょう。
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