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業務システムを学ぼう #3(購買管理システムとは?)

「業務システムを学ぼう」シリーズ
第3回は購買管理システムです


販売管理業務って?

まずは「購買管理業務ってなに?」というところから。

会社によって差はありますが、大まかな購買業務の流れは以下のとおりです。

購買業務フロー

「販売業務」同様、比較的イメージはつきやすい内容だと思います。

あくまで、上図のフローは一例ですので企業や業務シナリオによって差があるかと思います。(例えば、「入札」「仕入先の選定」のフェーズが必要だったり)

購買管理システムと他の業務システムの連携

企業の購買業務は独立したものではなく、他の業務とも密接に関連しています。

下図はあくまで一例ですが、購買業務と他の業務の関連を示した図です。

購買業務と他の業務の関連(例)

この図では、「在庫の減少に伴う購買依頼(「在庫管理システム」より)」「生産に必要な原材料の購入(「生産管理システム」より)」を例として示していますが、その他にも以下のような購買依頼が考えられます。

  • 事務用品(文具や椅子、コピー用紙など)の購入

  • 車や機械、建物など、固定資産の購入

  • 派遣人材の発注

そのため、上図に乗っていないシステムからの購買依頼連携直接手入力での購買依頼登録なども考えられます。


会計システムとの連携

販売管理システム同様、購買システムも、会計システムとの連携も多いです。

在庫(資産)の増減、債務の増加、支払いなどの情報は会計仕分けとして会計システムに登録する必要があります。

会計仕分けの連携は

  • 処理の都度、会計システムに連携

  • バッチ処理で夜間にまとめて連携

の2つが考えられますが、業務システムを個々に導入する場合は「バッチ処理で夜間にまとめて連携」になるケースを良く聞きます。そのため会計情報がリアルタイムに見られないという課題が多く発生します。

ERPパッケージシステムを導入する理由で多いのが、会計情報のリアルタイム連携です。

このへんはそのうち別記事でまとめようと思います。


今回はここまで。
また次回の記事でお会いしましょう。

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