業務システムを学ぼう #1(基幹システムとは?)
「業務システムを学ぼう」シリーズを始めてみようと思います。
私の主担当は会計なので、会計関連の内容がやや多めになるかと思いますが、広く色々な業務システムを取り上げられればと思います。
(主に私の勉強メモなので、ご参考程度に。。。)
第1回のテーマは「基幹システム」です。
基幹システムって?
まずは基幹システムの話から。
企業は日々業務を行うために様々なシステムを使用しています。
その中でも業務の根幹になるシステムのことを「基幹システム」と読んでいます。
基幹システムの具体例は以下の通り
・会計システム
・販売システム
・購買システム
・在庫システム
・生産管理システム
・人事管理システム
etc…
ERPパッケージ
基幹システムは個々に導入することもありますが、ERPパッケージソフトでまとめて導入というケースもあります。
ERPパッケージソフトとは、基幹システムの詰め合わせパックのようなものです。
データが一元管理され、リアルタイムに経営情報を見られることがERPメリットです。
反面、機能が単純なものしかなく、顧客要件に合わないということもあります。
私が携わったプロジェクトではERPパッケージと個別システムを組み合わせて基幹システムを構成していました。(多分、ERPだけで事足りるというケースは少ないと思います。)
基幹システムにおける会計システムの位置づけ
会計システムは基幹システムの中でも特に重要な存在です。
企業の業務は何をするにしてもお金と紐付いてきますので、他のシステムと密接に連携をしながら会計情報を管理していく役目を担っています。
例えば。。。
・「販売システム」で請求処理で発生した、売掛金の情報を収集
・「購買システム」から購買処理で発生した買掛金の情報を収集
・「在庫管理システム」の入出庫情報から企業の持つ資産残高情報を収集
などなど
会計システムは他のシステムとの連携を行いながら、企業の会計情報を収集し、財務諸表や経営レポートの作成を行います。
今回はここまで。
また次回の記事でお会いしましょう。
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