なんでもない事から1000万円以上の取引に…。ドメイン・ブロケージというビジネス
KNNポール神田です。
昔から新しいことは何でもクビをつっこまずにはいられない…性分だ。
特に世界初とか日本初には、損得にまったく関係なくモチベーションがあがってしまうw
今日は『ドメインネーム』の話をしたいです。
インターネット黎明期 いろんなドメインが取得し放題でした。
…かといっても、インターネットが本当にどこまで普及するのか?一過性のブームで終わるのかもしれない…。
なぜかというと、当時のインターネットは、電話代金がかかって、プロバイダーにもアクセスフィーがかかり、ブラウズしている間もずっと電話通信料がかかる時代でした…。
japan.org のドメイン beatles.or.jp のドメイン そして、KandaNewsNetworkの knn.com の英文三文字ドメイン を保有していました。
見事にインターネットがブームでなく、世界的なインフラというかマーケットとして利用されるようになりました。
しかし、それでも当時のNECのmeshnet(現ビッグローブ)のホスティングでは、ウェブの更新はなんとセキュリティのために、郵送で更新していましあ。← 今では、意味がわからないところというか信じられませんね。ウェブの更新に郵便?
3.5インチのフロッピーディスクにフォルダを作り、htmlと写真の.pic ファイルを入れて、フロッピーにセーブしてから、封筒に入れて、切手を貼って、ポストに投函すると、翌週あたりに、meshnetの担当さんから、電話がかかってきて、『神田さんKNN更新終了しました』との連絡が入り、電話のアクセスポイントに『ピーヒャラヒャらガー』でモデムでアクセスして、ようやく、ウェブサイトのトップページが、じわーっつと変わっていき更新が確認できます。特に画像は減色しないと重くなるのでいろんな工夫をします。
今のスマートフォン時代に考えられませんね。
amazon や Yahoo!が誕生しましたが、日本で何ができるのか、まだまだ未知数の時代でした。
日本では1995年の阪神大震災を契機に自治体が情報ページのサーバを立てはじめ、ホスティング業者が生まれ、会社がホームページを『会社案内(印刷物)』のかわりにウェブサイトを作りはじめました。誰かが、『ホームページ』や『HP』と訳したから和製英語のはじまりです。海外で『HP』というと、『ヒューレット・パッカード社』のことですw
『会社案内(印刷物)』のデザイナーがhtmlを覚え、更新しはじめます。
当時、唯一あったのが、インターネットマガジンの付録の『htmlガイドブック』これだけを頼りに更新していくという時代。インターネットマガジンだけが唯一の情報源でした。UNIXエンジニア以外にとってはですが…。
話がそれてきましたが、3文字くらいの短いドメイン名は当時から数百万円で取引がなされていましたが、愛着があるので売ることはしませんでした。
しかし、Googleが誕生し、IPOをして、もはやドメイン名を打つよりも検索したほうが早い時代に中国方面から300万円以上のオファーが突然、同時に起きるようになりました。そう、キャンペーンで覚えやすいドメインをさがしていたからです。
そんな時はエージェントではなく直のクライアントと話さなければなりません。そこで、
https://sedo.com/ のようなドメインの仲介(ブロケージ)サービスに掲載し、海外に向けて、オファーのおよそ3倍の8万USドルでオファーしたところ。世界中にknnドメインのオファー価格の上昇が伝わりました。
結果として1000万円以上の価格での落札者があらわれました。
https://4knn.tv/for-sale-knn-com-domain-80000usd/
売れても喜んでるばかりではありません。
高額で売れてもブローカーと、保険の https://escrow.com/ エスクローサービス さらにDNSの移転、さらに、海外送金の SWIFTコードによる送金まで。
さらに税金申請にまでといろんな見えない手間がかかります。
そこで、考えたのが、高額ドメイン名の仲介サービスです。
http://domain.4knn.tv
自分のドメインが高値で売れたノウハウで、高値で取引されているドメインや、高値で売買されそうなドメインのみを査定させていただき、取扱いをさせていだいています。
もちろん、表には出せない、有名ドメインが売りに出ていたりします。もちろん、表にでないので、知る術がありません。
高額不動産の物件と似ている構造ですね。
そう、今でもドメイン名を欲している会社はある程度います。
なぜならば、これだけ普及しているネットの中で、唯一無二の名前だからです。特にキャンペーンやイベントのプロジェクト。検索やSEOで上位ではなく、テレビCMでいえば、そのまま直でランディングできるようなドメイン名は高価で販売できます。
しかし、大事なのは、ドメインオーナーさんの心情です。
自分がこだわって、過去にとったドメインだけど、現在は利用ていないけれども、愛着を持っているオーナーさんたちが、多いので、2年間単位のドメインレンタルを考えました。
新たなドメインを取得して2年運用するよりも、覚えやすいドメインを2年以内だけレンタルして運用してみて考えるという企業もおられるからです。
2年毎の更新というスタイルです。サブドメインも作れますので、サブスクでサブドメインによる会員サービスもありです。顧客が増えれば継続し、顧客が増えなければ終了という経営判断もできます。
長期なビジネスには不向きでも、プロジェクトや新規事業での注目。TVCMなどでもわかりやすいドメイン名だから、耳で聞いて覚えられる。
また、耳で聞いて覚えられるほどの簡単なドメイン名は、それほどないので価値があります。
そして、ドメインネームオーナーにしても社会に知ってもらえる機会となります。
今年度からは、ドメインネームの2年間レンタルを考えています。
販売してしまうのはいやだけど、レンタルならば2年間の収益が発生します。借りるほうは、キャンペーン時だけのパワフルな利用方法です。
なので、良いドメインをお持ちの人は、ぜひ、一考ください。
http://domain.4knn.tv
1,000万円以上のディールに特化して15%の手数料をいただいています。
また、同時に、ドメイン付きのサイトまるごと販売もやっております。
http://gifrock.com こちらは所有している GIF動画サイト のサイトまるごとの販売です。
ドメイン名だけでなく、サイトをそのまま買い手を探して、密かに販売したいという相談も受け付けております。
ドメインもサイトにも言えるのですが、どこかで販売していることを告知しない限り、誰も知らないので、もちろん買い手もつきません。
わざわざ、Who is で調べにくる業者やエージェントではなく、直で本当に欲しいと思っているお客さんに紹介しなければディールは成立しません。
…ということで、電話相談するというところをはじめてみました。
1時間の電話相談は、こちらから…ご購入ください。
ここから先は
¥ 10,000
はじめてサポートいただいて、びっくりしております! 自分の為の勉強のnoteですが、お役に立てれば幸いです。 ガンガン、シェアいただければ!