「プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~」感想
最近は3/22に発売されるEP「Fanfare」が楽しみすぎて第2章のリトグリの曲を聴きまくっている私です。
あと、リトグリ以外にもYOASOBIだったり聞いています。
「水星の魔女」って良いよね。ガンダムらしくない展開が序盤にあって、最後にガンダムらしさを持ってくるって。現実を見せてくる感じで面白いです。
……あかんあかん。現実逃避し過ぎて別の話をしてしまった。
この映画、最初で話した通り、リトグリがエンディングを担当していたと言う話をだいぶ前に聞いてそれで見たんですけど……。
とにかく脚本が変。
脚本が変すぎて登場人物の心理描写が唐突に変化しすぎるし、そのせいで「この人どういう人?」って言う感じが多々あって見苦しかった。
それに、所々動作がおかしくて野生児(ガイジ)っぽさが垣間見えてまじで糞。
ぽい王道系青春映画の終わり方を見せたのは本当に止めて欲しい。まじで不誠実。普通に死んで欲しい。
※ネタバレ注意
・物語構成
ホームページによれば、「誰かに『好き』を伝えたくなる〈全♡恋〉応援ラブストーリー」って書いてあるけど、まあそこに関しては良いかなって思う。
誰かの恋を応援したくなるような物語構成は王道系の青春映画としてはバッチリだし、登場人物たちが恋を巡って奔走していくところが良かった。
住友糸真は親友である国重晴歌と好きな人が被ったり、館林弦は幼馴染みの桜井和央と好きな人が被ったり……。
そんな物語が出てくるんですよ。
確かに、好きな人が被るとハブられたり、無視されたりするし、友達との仲が突如悪化することだってある。
ここの構成はとても良かったと思います。
・登場人物
……あとはまじで一個一個虚無しかないです。
序盤でも述べたように、脚本が変なので心理描写が唐突のように変化したりしていくから「は?」ってなるようなシーンばっかりでした。
例えば、住友糸真。
彼女は結局舘林弦のことが好きだったようですが、そこまでの経緯がまじで雑。
彼女は転校してから早々校内で一番モテる男子に挨拶していました。まあ、その前弦と和央に会っているし、その時点で一目惚れしているから致し方ないかなって。
んで、ここから付き合うのかなーって思って見ていたんですけど、まさかの家族の一員となるって言うね。
……え? 恋心どこいった?
えだって、彼女って和央のことが最初好きじゃなかったの? え?
その後、彼女は和央と弦の仲直り作戦に参加したり、和央の恋を応援していたりとしていました。
まあそこら辺のことは家族の一員だし、仕方ない。
それで、モブキャラとデートするようになる糸真。
……ちょっと待ってぇぇい!!
なんでそこで急に変化したの? は?
まあ、そこにはちょっとしたきっかけがあってのことで。
弦と付き合っている親友の国重晴歌に「彼氏探そうよ」と諭され、何とはなしにモブキャラとデートをすることに。
うん、きっかけが弱すぎる。
なんかちょっと、強くしたら良いんじゃないかって思うんだけど……。
んで、何やかんやあってモブキャラのことは諦め、そのまま高校卒業に。
その同時、親友である国重晴歌は弦と別れていました。彼女と少しバカバカ言い合って喧嘩している様子が流れるんですけど、ここもまた「うーん」なんだよなぁ……。
弦の好きな人が糸真であることに気づいた晴歌は、糸真に「好きな人がいるか」どうかを問い詰めます。その時にバカバカ言い合って、それで結局抱きしめているんです。
うーん。だから、そのバカバカ言い合った結果、何が生まれたの?
「好きな人」が自分じゃないことが分かって、それでなんでその「好きな人」にぶつけてるんですか??
バカじゃないの?
野生児(ガイジ)成分たっぷり詰まったシーンで、とてもとても息が苦しかったです。
あと登場人物で挙げるとするなら、舘林弦かな。
彼の場合は序盤から野生児(ガイジ)成分たっぷりでした。
糸真が仮に座るところが和央のところだったらしく、それで「座るな」としつこく彼女に言い当てる姿。
まさしく野生児っぽかった。
・結論
そんな感じです。
文章が短いのはもとより私の考察力の低さかも知れませんが、良いところが全然無くて文章が書くことが出来ませんでした。
自分なりの評価をつけるなら……。
せいぜい50点が精一杯なのかなぁって、思います。