
カルチャーについて思うこと
こんにちは、ナレッジラボの国見です。
今回は私たちナレッジラボのカルチャーについてお話ししたいと思います。
ナレッジラボは、2024年に大きなカルチャーのアップデートを行いました。この新しいカルチャーは、ナレッジラボのメンバーが生み出した日常と私自身の想いがたくさん詰まったものとなっています。
今回は、このカルチャーアップデートに込めた思いとアップデートしたカルチャーについてお話します。
私にとってのカルチャー
ナレッジラボでは2023年にミッション・ビジョンのアップデートを行いました。

ミッション、ビジョンをアップデートした背景には、これまでよりも自分たちのできること、やるべきことを大きく捉えながら、よりチャレンジしがいのある世界観を実現するための明確なビジョンを作っていきたいという想いがありました。
ナレッジラボは創業以来、経営管理の支援という骨格のもとで、事業再生支援からスタートし、経営管理SaaSのManageboardや経営管理領域の業務デザインコンサルティングといったテクノロジーとコンサルティングを融合した幅広い事業領域にチャレンジしてきました。
さらに2024年11月にはマネーフォワードグループとの更なる連携を図るための経営管理領域の再編も経て、さらに事業成長を加速するフェーズに入ってまいりました。
このように着実にミッション、ビジョンの実現に向けた歩みを進めていますが、そのなかでこれまで以上に重要性が増していくのが会社の根っことなるカルチャーです。
これまでもナレッジラボにはめっちゃいい空気感がありました。
ただ単にお客様に良いサービスを提供するというだけでなく、そこに至る様々なプロセスでメンバー一人ひとりがこだわりを持った仕事をし、それぞれが自分の意見を持って議論を積み重ねる。
その意見というのも感情的なものではなく、それぞれの考えをロジック立てて言語化して深めていく。
さらに個人プレイではなくチームプレイを重んじ、余裕のある人は困っている人をサポートする。
このような光景が誰に言われるでもなく、自然発生しているのがナレッジラボの日常です。
テクノロジー事業を主体としながらもコンサルティングから始まった会社でもあるというところから、IT企業とコンサルティング企業のカルチャーが共存し、メンバーの素晴らしい個性が合わさって生み出されたすごく魅力的なカルチャーだなと誇らしく思っています。
ミッション、ビジョンをアップデートした中で、さらなる事業と組織の成長をしていくためにこのタイミングでカルチャーもアップデートしようということになりました。
それでは、今回アップデートしたナレッジラボの4つのカルチャーをご紹介します。
課題の本質を追求する

ここはナレッジラボがコンサルティングから始まった会社であることが色濃く残っている部分でもありますが、社内でも「何が課題なの?」「その課題って深掘りできてる?」「課題の本質ってなんなんだろう?」というようにとにかくみんな課題と向き合うが大好きです(笑)。
何かを鵜呑みにするのではなく、常に前提を疑って課題の本質に向き合う姿勢を大切にしています。課題や問題と出会ったときは、表面的な症状だけでなく本当に何が問題なのか、本質的な課題は何なのかを深く掘り下げます。
例えば、プロジェクトが遅延した場合、単にスケジュールの遅れを原因とするのではなく、なぜその遅れが発生したのか、根本的な原因を探ります。これによって、さらにシンプルで効果的な解決策を見つけることができ、実行もしやすく持続的な成果につながります。
また、世の中の問題は複雑なことが多いですが、根本課題は意外とシンプルだったりします。なので、ナレッジラボでは問題を複雑なままにしておくのではなく、シンプルな要素に分解できるまで課題の本質にアプローチしようという空気感があります。
このように、ナレッジラボでは日々の仕事を通じて常に課題の本質を追い求めていきます。
プロとしてこだわり抜く

私は仕事に対して、大きく2つのこだわりを持ってやってきました。
それは、大局へのこだわりと細部へのこだわりです。
大局へのこだわりは、世の中にはどのような課題があり、それが今後どのように解決されていくのかというマクロ的視点に立った上で、自分たちがどのようなストーリーを組み立てていくか、ということ。
細部へのこだわりは、私たちが価値を届けていく一人ひとりのお客様が少しの違和感を持つことなく、良い体験を感じていただくこと。私は「神は細部に宿る」という言葉が大好きです。
この2つのこだわりが両立しないとプロフェッショナルとしてのよい仕事はできないと考えています。逆にこのプロフェッショナルとしてのこだわりを持った仕事をすることで、自分の仕事の結果を大きな価値に変えることができると考えています。
このこだわりを私だけでなく、メンバーの一人ひとりがプロフェッショナルとしてのこだわり抜くことによって大きな価値を残すことができ、このような考え方のメンバーが増え続けることによってナレッジラボが社会にとって大きな意味のある会社であり続けられると信じています。
矛盾に向き合う

矛盾というとネガティブな印象があるかもしれませんが、私は矛盾と向き合うのが大好きです。というと変な印象を持たれるかもしれませんが、、、
本気で仕事をするとたくさんの矛盾とぶつかります。
コストを最小化しながら売上を最大化するには?
プロダクトの品質を上げながら開発スピードを上げるためには?
業務の標準化を進めながら個性を生かせる業務プロセスとは?
私はこのような矛盾と出会うとワクワクします。
矛盾と向き合わずに無理ない範囲で仕事をこなしていくこともできますが、それでは大きな成果は出せません。
一見相反しているように見えるものをいろいろな角度から眺めて、いろいろな解法を考えて、試行錯誤しながら最適解を導き出すことが仕事の面白さであり、矛盾に向き合うことによって大きな成果につながります。
大きなことにチャレンジすればするほど矛盾も大きくなり、この矛盾の最適解を探し出すことがめっちゃ大変な道のりではありますが、私にとっての仕事をする一つの大きな意味でもあります。
矛盾と向き合った数だけ人は成長できると思いますし、矛盾と向き合える人がたくさんいればいるほど底力のある会社になれると考えています。
めっちゃチームプレイ!

ナレッジラボに入社いただいた多くの方から「ナレッジラボには困ったメンバーをサポートする人が多いですね」と言われます。
このカルチャーは業務デザインコンサルティングチームの立ち上げメンバーが作ったものだと語り継がれています。
立ち上げ当時、業務デザインコンサルティングチームは提案からデリバリーまでの業務プロセスも確立できてなく、属人化してしまっていましたが、立ち上げメンバーの4人(土田さん、石田さん、松島さん、畑﨑さん)がこの難局を乗り切るために、自分たちの時間を削ってでもメンバーの徹底した支援、困ったメンバーがいたら余裕のあるメンバーが助けるという超強力なチームプレイを行い、今のカルチャーの根っこが生まれました。その後、このカルチャーは社内全体に広がっていって、誰が強制するでもなく自然と浸透していきました。
一般的には個人プレイになりがちなコンサルティングのしているチームメンバーが自ら作った超強力なチームプレイ、私はめっちゃいいなと思っていて、これをぜひ言葉に残したいと考えたのが「めっちゃチームプレイ!」です。
メンバーの一人ひとりの自分の強みを活かして尊重し合うことで、チーム全体がより強くなります。
「早く行きたければ一人で行け、遠くへ行きたければみんなで行け」
この言葉に象徴されるように、私たちは協力し支え合うことを重視しています。お節介なほどチームに貢献し、信頼し合うことで、より大きな成果を達成しています。
最後に
ナレッジラボのカルチャーアップデートは、ナレッジラボの日常と経営陣の思いを融合したものであり、シンプルですがめっちゃ本質的なカルチャーとして表現できたんじゃないかなと思っています。
ナレッジラボのカルチャーについてはこちらにもまとめていますので、興味を持っていただいた方はぜひお読みください。
課題の本質を追い求め、プロフェッショナルとしての成果にこだわり抜き、矛盾に向き合い、チームプレイを大切にすることで、私たちはもっともっといい会社を目指していきたいと思います。