見出し画像

「オーストラリアで半年ぶり2度目の引っ越し」と「Balaclava Photo Dump」と7/28〜8/3の日記

お知らせ

2023年2月よりオーストラリア メルボルンへ移住。大学院にてMBAを取得。現在はプログラミングを学びつつ永住権取得に向けてあれこれ頑張っています。Absolute MMAというジムでグラップリング/ブラジリアン柔術の練習に励んでいます。
noteには、メルボルン生活をより充実したものにするため、日々をより意識的に過ごすために毎週ちょっとした文章と数枚の写真とその週の日記を投稿しています。少しでも面白いものを載せられるように頑張っていきますので、記事が面白いなと思ったり、メルボルンの生活はどんなか気になったと言う方はぜひ、サポートよろしくお願いします。もちろんハートマーク押してもらえるだけでも嬉しいです。

今週の文章は「オーストラリアで半年ぶり2度目の引っ越し」
今週の写真は「Balaclava Photo Dump」
です。

今週の文章「オーストラリアで半年ぶり2度目の引っ越し」

シドニー遠征中にアーロンに誘われてオーストラリアで半年ぶり2度目の引っ越しをすることになった。新しい家はSt.Kilda Junctionという高速道路やトラムが交わる複合交差点のような場所の近くにある一軒家で、Absoluteの練習仲間が集まって家を一軒借り上げて住んでいる。その一室が空くことになったということだった。

以前紹介したSt.Kilda Junctionで撮った写真は↓

新しい家は全員ジムの練習仲間なので見知ったメンバーで、逆に少し不安もあるのだが、今の家での生活にも少し苦労が生じてきていたタイミングだったことと、魅力的すぎる家賃に後押しされて引っ越しを決意した。

オーストラリアシェアハウス事情

これはオーストラリアのシェアハウスはこんなのだから覚悟しろ!ということを書きたいのではなく単に個人的な体験談だ。というか、やっぱり海外であれ日本であれ他人と住むというのは大変なことなんだろうと思う。ただ、この生活を通して、個人的に生活するにあたって譲れないラインというのが(ギリギリを攻めることによって)少しわかった半年間だったので、シェア生活で大変だったことをいくつか書いておこうと思う。

1)とにかく睡眠!!
とにかく一番苦労したの睡眠だった(これは引っ越す前の学生アパートでも大変だった)。夜中に急にブルートゥースのスピーカーを接続して音楽を流し始めたり、友人を呼んで夜中まで騒いでいたりということが度々あり悩まされた。日本にいた時は自分自身夜型が強かったこともありそこまで気になったことはなかったと思うのだが、こちらにきて朝練習に行く生活が定着して夜しっかり寝るのを大事にするようになってからは寝られなくなることがとにかくストレスだった。ただ、これはおそらく海外というよりは若者と年取ってきた自分の間の生活スタイルのギャップの方が大きいのかなと思う。

2)洗濯できない
人と生活空間を共有するというのは生活に関わる設備を共有するということでもある。キッチンやトイレ、風呂などはもちろんなのだが、個人的にしんどかったのは洗濯機だ。オーストラリアの家電は日本のメーカーの作る家電と違いなんとも言えない機能性のものが多いのだが、個人的にそれを一番感じるのは洗濯機で、標準で洗濯にかかる時間が1時間以上だったりする。さらに我が家には、オーストラリアの冬の寒くてジメジメしている気候を受けて、より脱水に時間をかけるコースで回す人がいて、そのコース時間何と3時間!3時間も洗濯機が回っているってどういうことなのか、全然理解できないのだが、とにかく帰宅して3時間コースで洗濯機が回っているとその日はもう洗濯が絶望的になる。毎日のように練習して汗だくのトレーニングウェアを抱えている、さらに感染症で3ヶ月離脱した経験がある身としては汚いウェアをすぐに洗濯できないのは結構しんどくて、ユーカリのスプレーなどで除菌に努めたもののストレスは溜まる一方だった。

3)ものが少しずつ減っていく
これは自分の思い過ごしではないのだが、歯磨き粉や食器用の洗剤の減りがやたら速かった!とはいえあまりそういう細かいことを言う気にもならないし直接的な証拠があるわけでもないしでそのまま放っておいてしまった。

結局はコミュニケーション

こんなにひどい人たちと住んでいたんだということが言いたいわけではなく、生活における琴線は人それぞれだと思うので、一緒に住んでいた人たちからすると逆に自分に対して我慢ならない部分もあったことだろうと思う。一番難しいのは結局コミュニケーションで、細かいことをどこまで言うかどう言うかということなのだろうと思う。ただ、日本x海外と言う比較でいうとそう言ったコミュニケーションが取りづらかったり前提になる感覚が違う人がいたりと言うことはあるので少しやりづらい部分が多くなってくるのだろうと思う。

自分が気になっていた部分も書き出して見ると大したことがなかったようにも思えてくるのだが、住んでいる最中はやっぱりそう言う細かいことがストレスになってしんどくなってきてしまう。

住んでいた町は好きだったし部屋も好きだったので引っ越しは残念ではありつつ、いざ引っ越すときめるとそれまで我慢していたことが決壊したように気になり始めたのも不思議な感覚だった。とにかく新しい家では心機一転また新たな生活を作っていこうと思う。

今週の写真「Balaclava Photo Dump」

今週から何回かに分けてこれまで住んでいたBalaclavaで撮ったけどまだ出してなかった写真を載せていこうと思います。

出してなかった理由は特にないのですが、できれば近所に住んでていつも「お前はヤクザの手下なのか?」と声をかけてくるロシア人のおじさんとか、急に道で話しかけてきて「格闘技をやってるのか?歩き方から見るに構えは左足が前だろう?(当たってる)干支は虎じゃないか?(当たってる)」とあれこれ言われて仲良くなったおじさんとか、カフェの日本語めちゃくちゃうまい兄貴とかの写真も載せたくて撮る機会を待っていました。ただまあ特に道で会って話すおじさんたちは名前も知らないし連絡先も知らないし、たまに会う時はカメラ持ってなかったりでなかなか撮る機会なくて、そうこうしているうちに引っ越すことになってしまって結局撮れず仕舞いでした。

こういった近所の人たちとの交流はサウスヤラに住んでいたころもそれなりにあったのですがBalaclavaの方が確実に多くて、Balaclavaの町が大好きになった理由の一つでした。おそらく次に住むところでもそんなにないだろうと思うので名残惜しいところの一つです。

Photo Dumpというのは撮っていて載せてなかった写真をインスタなどにまとめて載せる(Dumpする)行為のことで、ちょうどこういうことなので使ってみようと思いました。

ここから先は

3,029字 / 4画像

¥ 200

よろしければサポートをお願いします。いただいた資金は自分の属するコミュニティに還元していきます。