ヒマラヤ山脈お役所系
ヒヤヒヤというか、
ソワソワというか、
モヤモヤというか、
落ち着かない気持ちでいたタスクの出口がやっと見えた。
外国人局の予約。
お役所系の手続き、
言葉もお作法もわからない外国人(私)にとってはかなりハードルが高い。
そして、ただでさえ予約が取りにくいのに、
コロナも相まって予約の取りづらさは大絶賛増量中。
私がベルリンへ来てからやらなければいけないことは、
言わずもがなVISAの取得。
そして日本で言うところの住民登録。
VISAの申請に居住証明が必要になるから住民登録を先にしなきゃで。
オンラインから予約をするんだけど、
7月頭にベルリンへ来てから何度サイトにアクセスしようとも、
永遠に先まで予約が埋まっている状態。
(年単位で先までね、、)
いやいやいや、って話しで。
朝イチで直接行って待てば手続きができるって話しもあったけど、
ドイツ語どころか英語もアレな私には、
いきなり行ってどうにかしてもらうなんてハードルが高いどころじゃない、不可。
これが月曜の朝にアクセスすれば突如として予約枠が空くとの噂を聞いて、
月曜の朝にトライすること何度目かでやっと8月末の予約が取れ、
晴れてベルリンの住民に。
ってところまで約2ヶ月かかった。
からのVISA申請(私は配偶者VISA)ってなるわけだけど、
そもそも手続きをしてくれる外国人局がコロナで閉まっている状態。
私のような新規のVISA申請者も、更新したい人たちも、
外国人たちはどうしたらいいんですか状態。
コロナのせいで春頃に申請されているVISAも
捌けているのいないのとの噂もあったり。
やっと外国人局が再開したと思ったら住民登録の時と同じで、
永遠に予約が取れない状態パート2、、、。
でいたのが、月曜作戦でやっと予約が取れた今日。
12月にな!w
観光VISAで有効な90日もすぎてしまったけれど、
この外国人局の予約でやっと仮の滞在許可にある状態。(違法ではない)
私の場合はイージーと噂の配偶者VISAなので、
申請でつっぱねられる心配はほぼなく、
やっと安心して手続きを待てる状態になった、、長かった、、、
そんな今日は、日本の運転免許証をドイツに切り替えるための申請へ。
ベルリンのお役所系は、
担当者の気分次第で申請が通ったり通らなかったり
対応が酷いと耳タコならぬ目タコってくらいいろんな記事で読んだけど、
住民登録の時にしても今日にしても、
たまたまなのか何なのかとても親切な方に当たっている。
今日なんて超チャーミングなおじさまでほっこりしたくらい。
私は自分の人生の先に、海外暮らしを思い描いていたわけじゃない。
そこを夢見たり目指して努力をしてきたわけじゃない。
から、知識もなかったし準備もかなり乏しかった。
それでも暮らしているという現実に、何だかとても遠いところへ来た気分。
(物理的にも実際遠いところへ来たわけだけど)
高校を卒業して宮崎から東京へ上京した時、
故郷から遠く遠く離れてしまった心細さのようなものはあったけど、
(まぁ東京暮らしのわくわくの方が何倍も勝っていたけどw)
ここまで離れると逆に寂しさを感じない。
1ミリも感じていないことに、驚いてる。
先週ある人に「日本が恋しい?」って聞かれて、
「No」と即答して初めてちゃんと気がついた。
全然恋しくないんだよ、日本w
季節が変わる頃にはちょっとくらい日本に帰りたいって思うかなーとか、
日本食日本食日本食!ってなるのかなーって思ってたけど、
今のところその兆候はない。
今不便だなって感じていることって、
たぶん言葉と慣れでクリアできるものがほとんど。
たまに帰国はしたいなぁ会いたい人たちもいるし、くらい。
ドライなのか、たくましいのか、鈍感なのか、ポジティブなのか、なんだろ。
ある意味で、今が人生でいちばん迷子かもしれない。
自分で自分がよくわからなくなってるw
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