うつ病体験記30:前兆を見逃すな

メンタル不調は普段の生活や生活リズム、体調などと密接に関わっていると思う。

仏教に「色心不二」という言葉がある。
色(物とか肉体とか)と心(心の働き)は別物のようであって、実は分けられないみたいな意味。

普段の生活、忙しさ、体調など、健康を保つ意識を持ち続けなければ、メンタルにも影響が出てくる。

そしてメンタル不調が起きてしまっては、治るのに時間がかかる。
しかも目に見えないから厄介だ。

だから普段から体調やメンタル面を客観視して、コントロールしていきたい。

そのためにも、自分が前兆だなと思うことをまとめておく。
※あくまで自分の前兆で、自分が見返して改めて気づくためのまとめです。

前提:健康管理はしっかりと

前提として、健康管理はちゃんとやっておく。
若さとか気合と根性とかではなく、整えておくことが道理だと思う。

特に気をつけるべきは、食事、睡眠、運動だ。

食事は食べ過ぎたりせず、胃腸によいものを食べる。
暴飲暴食はしない(またはたま〜に)。

セロトニンやオキシトシンを意識して。

睡眠は7、8時間は寝る。
最低でも6時間は寝る。

ちゃんと自律神経を整える。

人生は睡眠を中心に考える勢いで、睡眠時間の確保を最優先とする。

運動も、散歩やラジオ体操などをはじめ、できれば筋トレをする。
テストステロンを出すのだ。

忙しくなっても、食事、睡眠、運動のリズムをできるだけ壊すことなく過ごすこと。

健康で楽しく幸せに生きたいから。

前兆1:部屋が散らかってくる

部屋が散らかってきたら前兆だと思う。

比較的きれい好きな自分も、疲れてくると部屋を掃除する気力もなくなる。

部屋だけではなく、パソコンのデスクトップやフォルダなど、ちゃんと整理する余裕を持つのだ。

他にも、LINENやメッセージ関連の確認・返信がめんどくさくて滞ってきたら、疲れが出始めている証拠だと思う。

まずは整理整頓するリズムを取り戻す。

前兆2:引きこもりガチになる

外に出たくない、と思い始めたら前兆な気がする。

人に会う気力がなかったり、外出が億劫になる。
人に会わなくなると孤独を感じて、ますます病む。

今自分は妻がいるので孤独になりにくいが、外出の機会が減ったり億劫になったら前兆だと思って疲れを癒そうと思う。

コミュニケーションを取るのだ。
人と会う時間と一人でいる時間のバランスを整えること。

あと、運動もしなくなってしまうから、散歩をする。
15分くらいでいいから、速歩きをする。
できれば朝に。

朝に速歩きしたらネガティブな感情を持つことが難しいから。

前兆3:好きなことをしなくなる

疲れてメンタル病むと、好きだったことをやる気力もなくなってしまう。

自分は楽器を演奏したり、お笑いライブを見に行くことが好きだったのに、うつ病になって遠ざかってしまった。

こういう前兆がでてきたら休む。

好きなことをしなくなるのはけっこう来てるときなので、登山、森林浴、温泉、サウナなどで自律神経を整えよう。

●●したいという欲求が少しでも出てくるなら実行して、自分を喜ばせることが大事。

前兆4:眠れなくなってくる

1日7時間眠れない、布団に入っているのに寝付けない、すぐ目が覚める。
こんな前兆が出てきたらもうできるだけ早く心から休める時間を持つように努力するよう、思考をシフトしよう。

仕事が忙しかったり気になることがあると、全然眠れなくなる。

そうなってしまっては、うつ病に向かって走るブレーキの壊れたトロッコに乗ることになる。

夜寝付きを良くするためには、寝る前に考え事をしないことが大事だ。
考え事をすると頭が冴えてしまうから。

寝る前の1時間、2時間くらいからお風呂入ってぼーっとして、副交感神経を優位にさせるのだ。
寝る直前には、4・7・8呼吸法などをして、リラックスするのだ。
自分も毎晩やっている。

睡眠アプリを活用して、熟睡できているかなどを確認しよう。


前兆を見逃さず、前兆が見えたら休む。
心身ともに健康であることを第一優先にするんだ。
そのほうが仕事の生産性も高まるし、みんなハッピーになるはずだ。

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