うつ病体験記20:休職、再び
妻(当時彼女)の花ちゃん的な後押しと、10月8日の起き上がれなくなった事件をきっかけに、再び休職に踏み出すことにした。
10月中頃には労務の方に相談をし、10月下旬にかけて有給取得。
そして11月からは休職となった。
休職できたことに対する安堵で、10月ほどの落ち込みはなくなった。
その一方で、別の焦りが募った。
休職できる期限は1月21日。
当時働いていた会社では、休職できる上限期間は6ヶ月だった。
1年半の中で取得できる期間が6ヶ月である。
前回の休職から1年半あいていればよかったのだが、復職後まだ5ヶ月しか経っていなかった。
前回3ヶ月半ほど休職をしたので、今回は2ヶ月半。
というわけで、期限は1月21日であった。
1月21日になっても復職の目処がつかない場合は退職となる。
そのことに、とても焦った。
退職ということは、無職になる。
この感じで2月から働けるだろうか?
いや、でも転職活動でまた気持ちが落ち着かなくなる。
2月からすぐ働けるように転職活動するか?
ゆっくりと休めないからまた長引くのではないか?
同棲も11月から始まっていて、家賃もそれなりに高い。
彼女が献身的に支えてくれているけど甘え続けるわけにもいかない。
そもそも激務な保育士に負担かけ続けられないだろう。
さまざまな思いが巡ったが、とりあえず転職エージェントに相談してみることにした。
自分自身自身も人材系の出身だ。
どんな業界や企業でどんな人材が求めれるのかなどもだいたいわかる。
書いた経験はなかったが、どんな風に履歴書や職務経歴書を書くかなどもなんとなくわかる。
エージェントに相談するためにも履歴書と職務経歴書を用意した。
エージェントは3社ほどに話を聞いた。
1社では偏りが出るし、相性合わないかもしれないためだ。
自分がうつ病を抱えていることも話したが、それを受け止めてくれるエージェント、引くエージェント、気にもとめない機械的なエージェントに別れた。
引かれたりするのは仕方ないことだ。
エージェントは企業からお金をもらっている。
企業のパートナーで、変な人は紹介できない。
うつ病の人は警戒することもあるだろう。
受け止めてくれるエージェント、機械的なエージェントと転職活動をすることにした。