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self learning【目標3すべての人に健康と福祉を】

分かるようで分からないSDGs。最近、少しずつお勉強しています!

🌟目標「3 すべての人に健康と福祉を」

あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する

日本の進捗状況 94.9ポイント】B 課題を残している
(背景)
・「すべての人が、適切な健康増進、予防、治療、機能回復に関するサービスを、支払い可能な費用で受けられる」ことを目指す
・開発途上国の保険医療福祉の状況改善に対応するものが多い
・5歳未満で死亡する子どもは年間500万人以上
・開発途上地域の妊産婦の死亡率は先進地域の14倍
・全世界のHIV感染者数は3,690万人(2017年)
・エイズ関連の疾病による死亡者数は年間94万人(2017年)
・日本国内においては、超少子・高齢・人口減少・独身社会が進展

⭐ターゲットとグローバル指標

3.1
2030年までに、世界の妊産婦の死亡率を出生10万人当たり70人未満に削減する。
(指標)
◎妊産婦死亡率
◎専門技能者の立ち会いの下での出産の割合
3.2
全ての国が新生児死亡率を少なくとも出生1,000件中12件以下まで減らし、5歳以下死亡率を少なくとも出生1,000件中25件以下まで減らすことを目指し、 2030年までに、新生児及び5歳未満児の予防可能な死亡を根絶する。
(指標)
◎5歳未満児死亡率
◎新生児死亡率
3.3
2030年までに、エイズ、結核、マラリア及び顧みられない熱帯病といった伝染病を根絶するとともに肝炎、水系感染症及びその他の感染症に対処する。
(指標)
◎非感染者1,000人当たりの新規HIV感染者数
◎10万人当たりの結核感染者数
◎1,000人当たりのマラリア感染者数
◎10万人当たりのB型肝炎感染者数
◎「顧みられない熱帯病」(NTDs)に対して介入を必要としている人々の数
3.4
2030年までに、非感染性疾患による若年死亡率を、予防や治療を通じて3分の1減少させ、精神保健及び福祉を促進する。
(指標)
◎心血管疾患、癌、糖尿病、又は慢性の呼吸器系疾患の死亡率
◎自殺率
3.5
薬物乱用やアルコールの有害な摂取を含む、物質乱用の防止・治療を強化する。
(指標)
・物質使用障害に対する治療介入(薬理学的、心理社会的、リハビリ及びアフターケア・サービス)の適用範囲
◎15歳以上の人口一人当たり年間純アルコール消費量(ℓ)
3.6
2020年までに、世界の道路交通事故による死傷者を半減させる。
(指標)
◎道路交通事故による死亡率
3.7
2030年までに、家族計画、情報・教育及び性と生殖に関する健康の国家戦略・計画への組み入れを含む、性と生殖に関する保健サービスを全ての人々が利用できるようにする。
(指標)
◎近代的手法によって、家族計画についての自らの要望が満たされている出産可能年齢(15~49歳)にある女性の割合
◎女性1,000人当たりの青年期(10~14歳;15~19歳)の出生率
3.8
全ての人々に対する財政リスクからの保護、質の高い基礎的な保健サービスへのアクセス及び安全で効果的かつ質が高く安価な必須医薬品とワクチンへのアクセスを含む、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)を達成する。
(指標)
◎必要不可欠な保健サービスによってカバーされる対象人口の割合
◎家計の支出又は所得に占める健康関連支出が大きい人口の割合
3.9
2030年までに、有害化学物質、並びに大気、水質及び土壌の汚染による死亡及び疾病の件数を大幅に減少させる。
(指標)
・家庭内及び外部の大気汚染による死亡率
◎安全ではない水、安全ではない公衆衛生及び衛生知識不足(安全ではないWASH(基本的な水と衛生)にさらされていること)による死亡率
◎意図的ではない汚染による死亡率
3.a
全ての国々において、たばこの規制に関する世界保健機関枠組条約の実施を適宜強化する。
(指標)
◎15歳以上の現在の喫煙率(年齢調整されたもの)
3.b
主に開発途上国に影響を及ぼす感染性及び非感染性疾患のワクチン及び医薬品の研究開発を支援する。また、知的所有権の貿易関連の側面に関する協定(TRIPS協定)及び公衆の健康に関するドーハ宣言に従い、安価な必須医薬品及びワクチンへのアクセスを提供する。同宣言は公衆衛生保護及び、特に全ての人々への医薬品のアクセス提供にかかわる「知的所有権の貿易関連の側面に関する協定(TRIPS協定)」の柔軟性に関する規定を最大限に行使する開発途上国の権利を確約したものである。
(指標)
◎各国の国家計画に含まれる全てのワクチンによってカバーされている対象人口の割合
◎薬学研究や基礎的保健部門への純ODAの合計値
・持続可能な水準で、関連必須医薬品コアセットが入手可能かつその価格が手頃である保健施設の割合
3.c
開発途上国、特に後発開発途上国及び小島嶼開発途上国において保健財政及び保健人材の採用、能力開発・訓練及び定着を大幅に拡大させる。
(指標)
・医療従事者の密度と分布
3.d
全ての国々、特に開発途上国の国家・世界規模な健康危険因子の早期警告、危険因子緩和及び危険因子管理のための能力を強化する。
(指標)
◎国際保健規則 (IHR) キャパシティと健康危機への備え
・選択抗菌薬耐性菌による血流感染の割合

まとめ

専門用語的な単語が多くて理解が難しかったですが、経済的な負担を負うことなく、みんなが医療や福祉のサービスを受けられるようにしましょう。特に途上国においてその傾向が強いので、国際協力していきましょう。という事なのかなと思います。
特に医療については、最近、AIや5Gなどのテクノロジーの活用が期待されていますよね。こういった技術の進歩が時間や距離の制約を超えていくことで、世界中の誰もがサービスを受けられるようになると良いですね。

ターゲットの中には、交通事故の死傷者を半減させる、というのもあるので、このあたりも自動運転の実装などテクノロジーの進歩に期待したいですね。


お勉強は主にこちらの書籍を参考にしています。
・SDGsビジネス戦略 企業と社会が共発展を遂げるための指南書
 ピーター D.ピーダーゼン、竹林征雄  日刊工業新聞社
・図解ポケット SDGsがよくわかる本
 松原恭司郎  株式会秀和システム

指標のデータは外務省のサイトで公開されてました。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/statistics/goal3.html

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