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びあ者夫婦の旅2020・俺達バスで寝れないんだよ関西・前編

旦那と旅に出ています。
乗換ですね、オレンジ色の急行が来ました。
ちょっと古めかしいデザイン。
あ、女子高生さんも乗り換えますか?
セーラー服可愛いっすねー。
しかしまぁお客さん全然乗ってませんね。
走り始めた列車、風景がガラッと変わりました。
うわぁー、すごい蒼い!
水中都市なのか!
何ていうかM本零G先生の世界。
旦那が語る。
「これが技術を極めた新しい秩父鉄道だ!」

ここで目が覚めた。
夢だもん、秩父鉄道で水中都市なんていやはや。

あー、どうもどうも。

最近マスク頭痛がしんどい蕪居です。
マスクにフェイスガードで仕事するのキツいです。
老眼ではないけどドライアイなんで視野せまいとつらいっちゅーねん。

さて、今年は沢山アウェイ道中記を書くぞと息巻いた年初。
蓋を開ければコロナウィルスによる自粛生活でサッカー旅は1つもできてません。
ただびあ者夫婦なので個人経営者の友人もおり、店を尋ねて2度程移動がありました。

やっぱサッカー見たいよね。
等々力とは違う雰囲気も味わいたいよね。
でもねー、アウェイ客入れないんだよ。

そういうジレンマの中朗報が。
入場者数緩和、各クラブ対応により徐々にアウェイ席設置へ。
長居ならキャパ大きいし何とかなるのでは?
一縷の望みを託し旦那は関西への旅程を組みました。

が、アウェイ席設置ならず。

ここまで来たら関西行き諦めるもんか。
入れなくても関西へ行くぞ、だってGOTOだもの。
旦那はキャンセルせず俺と旅に出ることにしたのです。

リモートワークで退勤処理をした旦那とシフト空けた俺は金曜の夜行動開始しました。

はい、深夜バス。
東京からスタートですね。
旅程を安くというのと深夜バスをお試し体験させたいとのことで。
いきなり中年の脚でスマンのう。
直前にスワンレイクの直営店前を通りましてね、旦那が一杯買って持ち込もうぜと言ったのに生真面目な俺は酔っ払い乗ったら迷惑じゃんと断ってもーた。

あんなに寝られないとは思わんかったんよ。

3時半の停車も5時の停車も記憶があるんよ。

新商品ありがとねー。
旅支度、まず俺達がやったことは外見のグッズを全て外すことでした。
数多くのガチャフロキーホルダーやバッジ、チーム熊本の支援バッジやせりかプロジェクトまで。
今回の旅はフロサポ夫婦としてではないので誤解を招くものは身に着けない、そういうスタンスでした。
だが、こういう車中泊向けは身を助けますな。
揺れて寝不足だけど翌朝天王寺到着。
すぐ近くにドトールがあったので朝食にします。
「寝られたの?」
「いんや、目瞑ったけど寝られなんだ」
ナチュラルにスーパー玉出のエコバッグを持ったおっちゃんがコーヒーを飲んでたりして関西来たなと感じました。

しかし、ここのトイレで髪切るヤツいるの?
嫁のダメージが相当だと踏んだ旦那はスーパー銭湯へ行く事を提案します。
嫁快諾。新世界を歩いて向かいます。
しかし閉まっている店やホテルの多いこと。

レトロな商店街、今回通過点なんよ。

え?そんなキャッチコピーでいいのか?

新世界にはいくつか銭湯が存在します。
でも旅行者にはちと入りにくい、通天閣の下なんざ階段に座り込む地元のおっさん達もいて近寄りがたい。

バーン!
ちょっと離れた市場の2階にあるスーパー銭湯。
きれーい。
お試しで某メーカーのシャンプー・コンディショナー・ボディソープまで使えた。
CMでやってたマジックが落とせるらしいシャワーヘッドのお試しもできた。
レンタルタオルもある。
命の洗濯完了。
まぁこのまま京都に移動するけどグルメ腹におさめておきたいなと旦那が言うのでついて行く。

たこ焼き美味しゅうございました。
2階のイートイン席から外を眺めボソッと嫁が一言
「URAWAボーイズTシャツの兄ちゃん歩いてるけど浦和どこと試合だったっけ?」
「ホームゲームだな」
経済回しましょう。

「乗りたい電車があります」
旦那が調べた京都行きの列車、京とれいん!

雅ですねー。
混んでました。
これ特別料金払わなくとも乗れちゃうんだぜ。
混んでたら立つけど。

はい、京都ですねー。
ウタカさんいいですねー。

鴨川で等間隔に座るカップルの仲間入りしてみる。
着物女子が自撮りしてたりするが、フロンターレグッズ禁止にした影響で我々が着てるTシャツのセレクトが色々おかしい。
俺は渋滞中交通標識Tシャツだし、旦那のはこの夏マストで着ている某ショップパロディである。
昼も過ぎたし、旦那が友人のブラッスリーオーナーに教えて貰った餃子店に向かうことにした。
我々は京都市バス混雑でひどい目にあって以来なるべく徒歩か鉄道移動である。
ひたすら歩く。
ぎょうざ処亮昌(すけまさ)高辻本店に到着。

どーん!
餃子とビールはいただかないと。
和テイストの餃子だそうで。

サイドメニューでおばんざいも頼んだ。
五目きんぴらとアサリの生姜煮。
肉汁と旨味たっぷり餃子にビール、このおばんざいで箸が止まらない。

あげ昆布和らー油が特に美味しい。
積極的にかけて食べてたら旦那に「辛い物苦手な嫁がすごい!」と言われる。
黒煎り七味も素敵。

近くにいた大学生集団(おそらく関東圏)が我々を見てひそひそ。
「あのTシャツ、気になる」
わはは、ざくろサワー追加。

さて、ホテルにチェックイン。
早速ネット繋いでDAZN観戦と洒落こむ。

続く
(長くなりましたので前後編の予定にします)

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