コヨーテじゃないよ、ペヨーテだよ。
いらっしゃいませ!
ニットカフェFikaのnoteにようこそ。
今日は私の大好きなビーズ手芸の「ビーズステッチ」のお話です。
まずはビーズステッチとは何ぞや?ということについてざっくりと。
ビーズステッチ専用の糸と針を使ってビーズをその都度通しながら作っていきます。針はとても細くて、小さいシードビーズにも何度も通せるようになっています。糸はナイロンでできていて、縫い物で使う綿の糸とは違い、ほつれにくくビーズを編んだときにもカチッと仕上がるような専用の糸です。
ビーズ手芸には他にもテグスやワイヤーを使用するものもありますが、ビーズステッチはこの専用糸を使用することで、独特の手触りに仕上がります。作品の風合いも織物のような雰囲気があり、海外では織り機(ルーム)を使わない=オフルーム、という呼び方をしたりもします。
もうだいぶ前になりますが(18年?20年近い)学習フォーラムというところが認定している資格をとりに教室に通いました。
その、資格を取得するために通ったお教室でも、ビーズステッチの最初に習うのが「ペヨーテステッチ」という技法でした。
まずは専用の針と糸に慣れることと、規則的に並んだビーズが分かりやすく、針運びも複雑じゃないのでとてもとっつきやすいのです。
画像は最近ハマって色違いで4つも作ってしまったブレスレットです。
デリカビーズを使って高級感のある仕上がり!
個人的にはペヨーテはデリカビーズで刺すのがお気に入りです。織り用のシリンダービーズが向いていると思うのです。ピシーッとビーズが並んでいて、気持ちが良いのです。
お店でのレッスンでは、まずは小さいピアスなどで四角いペヨーテステッチのモチーフを作るところからレッスンを始めることが多いです。
もちろん、初っ端からブレスレット行きたい!というチャレンジャーさんもいらっしゃいます。
ペヨーテ、って、なんだろ…ふと、記事を書こうと写真を眺めていて、なぜこのステッチが「ペヨーテステッチ」と呼ばれているのか、調べてみたのですが
え?サボテン?(笑
どこがだろう…特徴としてはレンガ状に半分ずれたようにビーズが並んでいるので、もしかしてどこかの国の言葉でペヨーテ=レンガ、なのかと思い込んでいました。
もう一つ、ペヨーテステッチのリング。
こちらは店頭で販売しているアクセサリーです。色違いでたくさんあると可愛いんです!
シンプルな技法なので図案や色選びで化ける、とても奥の深い技法です。
図案の台紙も使っているものがあるので、次回ペヨーテの技法についてと台紙のダウンロードの記事をアップしてみます。
最初の画像のブレスレットはこちらの本のパターンを使用して制作しました。(販売はしておりません)
https://amzn.asia/d/bMYMypM