【絵本 おやすみなさいコッコさん】
おやすみなさい◇◇◇の絵本
コッコさんの本 第二弾です。
最近、寝るのってどうしてこんなに難しいんでしょうと思う毎日です。
時短営業を強いられている飲食店の仕事で、体力も余り気味の毎日、うまく睡眠がとれません。読書が進むのは大歓迎なのですが、頭がやすむ暇がないので、副交感神経が、ちゃんと発動してくれません。
それで、コッコさん流の眠りを、同じ悩みの方にご紹介いたします。
よるです。みんな眠っています。起きているのはお月さまだけだと思ったら、まだひとり、眠っていない子どもがいました。コッコさんです。お月さまが語りかけます。「そらのくももねむったよ」。でも、コッコさんは言います。「そらのくもがねむってもコッコはねむらないもん」。「いけのみずだってねむったよ」。「いけのみずがねむってもコッコはねむらないもん」……。いつまでも寝たくないと言いはる子どもにやさしく静かに語りかける絵本です。
ちょうどコッコさんはイヤイヤ期ってやつかもしれませんね。
「コッコはねむらないもん」という強い意志を感じます。
とってもかわいい!
保育園でたくさん遊んで、美味しいごはんも いっぱい食べて、お風呂だって入って、お気に入りのおふとんにくるまって、大好きなくまさんも そばにいて・・・
みんな コッコさんを見守っている
みんな やさしく語りかけてくれる・・・
至福のしあわせの中にいるコッコさん。
おとなの私も、こうやって眠りたい。
だけど、あれもしたい、これもしたいと、寝る直前までやりたいことだらけで寝るのをぐずっていやがっています!
ちょっとコッコさんのおちからを借りたいと思います。
なので、電気を消して目を閉じたら、自分の好きなものを頭のなかでイメージします。好きな景色や場所や、空気の匂いや水の音など・・・
本の匂いとか、ページをめくる指先の感触とか。
わたしは編み物をしているので、毛糸の匂いなどもイメージします。
時間をかけてゆっくりと 瞑想するように そのイメージをふくらませていきながら、だんだん身体の重さを感じていきます。
「ほーら おてても ねむったよ」
「おててが ねむっても
コッコは ねむらないもん・・・
コッコは ねむらないもん・・・」
おやすみなさい コッコさん
おつきさまが そっと いいました
でもこれって、眠りたくない小さな人たちに読むと、共感しちゃってかえって寝てくれない、なんて現象も起きます。
もしかしたら、コトンと眠りに落ちたわが子の寝顔に、幸せをもらえる大人の絵本なのかもしれませんね。
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今日もお読みいただきありがとうございます。
よいこがみんなよく眠れますように。