【絵本レビュー おばけパーティ】
せっかくのみんなのハロウィンだから、おばけちゃんの可愛い絵本を見よう
この子たちもパーティしているよ。ジャック・デュケノワ描く、愛らしい絵本がおすすめです。おばけのアンリがおともだちをおもてなしします。
【並べて楽しい絵本の世界】
ハロウィンといえば、たくさんの絵本があって、どのおばけもとても可愛いのですけど、筆者はダントツこのおばけちゃんです。
おばけのアンリは大きなお屋敷に住んでいます。
今日はお友達を招いてパーティをするのだそうです。
招かれた6人はすでにテーブルについて、ワクワク待っています。
黒い壁、オレンジ色のじゅうたんとテーブル。
ロウソクにオレンジ色の火が灯る。楽しみに待っているおばけたち。
でも、まだアンリはキッチンで準備におおいそがし。
ハロウィン色を楽しみましょう。
まずは飲み物を運びます。
色々な色のカクテルがはいった可愛いボトルを運ぶアンリ。
アンリは壁をすり抜けて部屋へ入ろうとするけど、飲み物を入れたお盆は壁をとおれない。でもだいじょうぶ、こうやって運べば。
アンリの作ったカクテルは大成功!
6人のおばけたちは、白い衣装?がカクテルの色に染まっちゃった。
次のかぼちゃのスープは?
あら、みんなかぼちゃ色になっちゃった。
こうして楽しいパーティを一緒に楽しみます。
ハロウィンの要素のある絵本じゃありません。
でも、この日が近づくとこの子たちにあいたくなります。
ハロウィンは、日本で言えばお盆のようなものです。
ハロウィンの発祥は、2000年以上も前のことで、ヨーロッパの古代ケルトの人々が行う祭礼とのこと。死者の魂が帰ってくる日とされる日で、悪霊を追い払う宗教的な行事であり、一年の終わりの日でもあります。
帰ってくる死者の魂と一緒に悪霊がはいってこないように、仮装しているのだとか。
ケルトといえば「神話」
ケルトの音楽
神秘的な伝説
心惹かれる魅力的なものがたくさんあります。
今日はハロウィンイブで、明日からはケルトの人々の新年。
しばし、遠い地に思いを馳せようと思います。