キャバクラ・デリヘルのドライバーになるには #6『お仕事の流れ:キャバクラ編』
こんにちは、キャバデリ・ドライバーのナイツです。
前回『面接編』をお話しました。特に問題なければ無事に採用になって、早ければ「今日から働けますか?」みたいな流れになることもあるかもしれません。
キャバドラは基本的にキャストの送りがお仕事なので、安全に運転さえできれば特に難しいことはありません。
それではお仕事の流れを見ていきましょう。
■1日の仕事の流れ
①お店から指定された時刻に指定された場所に車を停めて待機する
→スタッフに待機場所到着を連絡
②お店からスタッフがキャストを 1人~数人 連れて出てくる
③あなたの車に全員乗るか、他のドライバーに振り分けてキャストを乗せる
④あなたの車に乗ったキャスト全員の行き先を聞いて降ろす順序を決める
→お店から順序を指定される場合もあり
⑤車を出発させ、順序どおりキャストを指定された場所まで送る
⑥最後のキャストを降ろしたらまた①の場所に戻る
→スタッフに待機場所到着を連絡
⑦一晩のうちに②~⑥を2~3回繰り返し、最後の出発するときにお給料を受け取る
⑧最終のキャストを降ろしたらお仕事終了、帰宅しましょう。
→スタッフに全員降ろし終わったことを連絡
基本的にはこのような感じです。
■仕事の基本スタンス
乗ってくれるキャストは『お客様』です。
多くのキャバクラの送りはキャストである女の子もお金を払っています。終電後も働いて稼ぎたいけど、タクシーで帰ると高いので「送り」を使うわけです。キャストから直接お金をもらうわけではありませんが、お店が集めてドライバーに給与として支払うわけです。
もう一つは乗ったキャストは『仕事上がり』ということです。
何時間も働いてやっと気が抜けるひとときでもあるので、リラックスできる雰囲気で家まで送ることが大切です。稀に「無料キャバクラだ!」と浮かれてあれこれ話掛けてしまうドライバーがいますが、これは絶対NGです。
(多くのお店は面接の時に私語は禁止と説明しています)
ただし「挨拶」と「お礼」だけは必ず言うようにしましょう。
人として当然なのですが、これができないドライバーも多いです。キャストが乗ってきたら「お疲れ様です。」行き先聞いたときは「ありがとうございます」です。キャストが降りるときは「お疲れ様でした。」「おやすみなさい」などです。
あくまでも『お客様』であることを忘れてはいけません。
■仕事のコツ
一番難しいのはこれ ↓ です。
④あなたの車に乗ったキャスト全員の行き先を聞いて降ろす順序を決める
乗るキャストが一人なら良いのですが、複数人乗った場合は全員から行き先を聞いて「最適なルート」を見つけないといけません。このとき2つの難関があります。
難関その1:キャストがあなたの知ってる場所を言うとは限らない
キャストは行き先をあなたがわかりやすいように伝えてくれるとは限りません。決して「はぁ?」みたいな態度は取らず、根気よく聞き出しましょう。
難易度レベルはこんな感じです。
レベル1:住所を言う
レベル2:駅名を言う
レベル3:誰でも知ってるランドマークを言う
レベル4:地名を言う
レベル5:略称を言う
レベル6:複数あるランドマークを言う
レベル7:店名を言う
レベル8:「ウチ」「彼氏んち」
レベル9:無言
レベル10:間違った行き先を言う
レベル30:「案内する」と言いつつ寝る
レベル50:帰る先がわからない
安心してください多くの場合レベル1~3です。
レベル6~7は稀にあるくらいで、レベル50なんて嘘みたいな話ですが、実際ありました。(これは後日別記事で書きます)
レベル4くらいまでならナビで検索すれば出るので問題ありません。ただ注意が必要なのは検索して出た結果を必ずキャストに確認しましょう。
例えば”入谷”という地名は台東区と足立区にあるので、「○○区ですかね?」とか、駅名なら「○○線ですかね?」とか、自宅なら「ファミマの隣ですかね?」などです。
ある程度仕事を続けていくと、キャストもリピートすることがあるので、できるだけ行き先を覚えるようにしましょう。
難関その2:最適なルートをなる早で決める
この最適なルートとは 近い順&全員を最速で降ろせる順序 です。これが結構難しいのです。
お店も同時に乗せるキャストはなんとなく同じ方面にまとめようとはしてくれます。それでも道路は都合よく通っているわけではないので、直線距離では近くても、道路が走りにくくて意外と時間がかかる場所もあるので、注意が必要です。
お店の専属ドライバーの場合は、キャストも同じ組み合わせになることが多いので、もしまだ仕事に慣れていない場合は「いつもどういう順番ですか?」と聞いてみるのもいいかと思います。
ルートが決まったら、そのルートをキャストに伝えてあげてください。
ここまでできれば一安心です。あとはそのルートに沿って安全運転でキャストを送ります。急ぐ必要はありません。スピードが怖い女の子は意外と多いです。それよりも急ハンドル、急ブレーキを極力減らしたゆったり運転を心がけましょう。
■アクシデントへの対応
運転しているとアクシデントはつきものです。道を間違えたり、思わぬ渋滞に巻き込まれることもあります。このときは必ずキャストに一声掛けて元の道に戻ったり、渋滞回避のルートを取りましょう。思わぬルートや突然の行動はキャストを不安にさせるので、安心させるために声をかけることを心がけましょう。
事故や事件に巻き込まれることもゼロではありませんが、そのときはその瞬間にお店に連絡して指示を仰ぎましょう。
まとめ
いかがでしたか? 業務は単純なのですが、行き先の確認と最適ルートの設定がポイントだということがおわかりいただけたかと思います。
ですが、安心してください。何日かやってると慣れてきますので、まずは基本を抑えることが重要です。
安全運転でがんばってくださいね。
他にも細かいテクニックがあるので、また別の機会にお話しします。
ではでは。