2021年 神奈川大学野球連盟 プロ志望届提出選手
こんにちわ。Yです(@kngw_baseball)
9月1日よりプロ志望届の提出が始まりました。志望届の提出が始まるといよいよ、ドラフト会議が近づいてきたなという感じがします。志望届を出した大学生は最後のアピールをする為にリーグ戦を戦うことになります。昨年のドラフトでは神奈川大学野球連盟からは12名(NPBドラフト対象外4名含む)が志望届を提出し、その中から渡部 健人(桐蔭横浜大学)がドラフト1位で埼玉西武ライオンズに指名され、1年目に1軍でホームランを記録するなど、喜ばしいニュースが生まれました。
今年はプロ志望届提出が既に終了しており、5名の選手がプロ志望届を出しましたので、こちらのnoteでは神奈川大学野球連盟からプロ志望届を提出した選手を簡単ではありますが紹介していければなと思います。
菊地 大稀(右腕・桐蔭横浜大学)
高校時代からNPB注目選手として名前の挙げられた本格派右腕。桐蔭横浜大学では2年春にリーグ戦デビューを果たす。2年夏に行われた神奈川県の県交流戦では三菱East(当時:三菱パワーシステムズ横浜)相手に3回無失点と社会人相手にもポテンシャルを見せつけた。怪我などもありリーグ戦通じての登板はないものの、最速149キロのストレートに加え、鋭く曲がるスライダーや緩急をつけるカーブを操る。特にスライダーは空振りを奪うことのできるボールで、全日本大学野球選手権で初戦で対戦した国際武道大学戦では9三振のうち7三振をスライダーで奪うなど大きな武器となっている。
菊地投手の個別記事はこちらから↓
飯田 琉斗(右腕・横浜商科大学)
最速154キロを誇る豪腕。ストレートの球速に関してはこの秋のドラフト候補の中でも上位に入ってくる球速を誇っている。カットボールやチェンジアップ、スライダー、カーブなど球種も持っており、特にカットボールはダルビッシュ有の握りを研究。実戦でもカットボールが効果的に決まっておりストレートがもっと生きてくればおのずと成績もついてくるのではないでしょうか。また飯田投手を語る上で「制球難」というワードをよく聞かれるものの、4年間かけて改善の兆しを見せており以前のように四球から崩れて早いイニングでの降板が見られなくなっているのもポイントではないでしょうか。
飯田投手の個別記事はこちらから↓
湊 元志(右腕・松蔭大学)
188cmの長身から繰り出させる威力のあるストレートが武器。春は神奈川大学戦での1試合のみで、さらに雨の中の登板で制球が安定せずに降板してしまったものの、同じくプロ志望届を出した梶原をインコースへのストレートで詰まらせるなど持っている力は他の投手にも引けを取らないものを持っている。
岡野 竜也(右腕・関東学院大学)
最速151キロの速球を投げられる豪腕右腕。140キロ中盤の真っ直ぐを軸にスライダーのキレも非常に良く、空振りを奪えるボールを持っている。社会人などよりかはNPBでしっかりと経験を積めば化ける可能性が非常に高い素材型右腕。
梶原 昂希(外野手・右投/左打/神奈川大学)
レフト方向へも強い打球を放つことが出来るパワー、50mを5.8で走ることの出来る走力、遠投110mの強肩と全てにおいて高水準を誇っている。神奈川大学の監督・岸川雄二氏は「あいつ(梶原)がプロに行けなかったら僕のせい。それくらいの選手だと思っています」と言わしめるほどのポテンシャルの持ち主。秋のリーグ戦初戦では4安打と固め打ち。その内の2安打は逆方向への長打(二塁打と三塁打)とあとホームランさえ出ればサイクル安打という打撃成績を見せた。
梶原選手の個別記事はこちらから↓
2021年は上記の投手4名、野手1名の5名がNPBドラフト志望届を提出しました。10/7時点では関東学院大学の辻村 裕紀捕手がNPBドラフト対象外として志望届を提出。独立リーグなどを志望しているのではないかと思いますが、こちらも進路が確定するのを楽しみにしています。