走れ!生足フィッシュおじさん
「今日の店の刺身は格段と旨かったな~」
なんて余韻に浸っていたら、背後からただならぬ殺気を感じた。
振り替えると、「オレの嫁さんは旨かったですか、、、?旨かったですかっ!?」と足と手の生えたら魚が肩を震わせながら俺に聞いてきた。
全く状況が理解できなかったが、とっさに「はい。とても美味しかったです」と答えてしまった。
魚は更に肩を震わせ、「旨かったなら、旨かったならそれで、それでよかです!」と泣きながら走り去っていった。
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