メェメェ餃子
「そこのベッドの下の衣装ケース開ければ階段があるからそこから逃げて!」
衣装ケース⁉ そう思ってる俺に、早くしろと言わんばかりに誰だか知らない男が俺の尻をけり煽ってきた。
とりあえず衣装ケースを開けると確かに階段があったが如何せん狭い。こんなところは入れるのか?そう悩んでいると、グズグズしてんじゃねーよと男がまた俺の尻をけってきた。
バランスを崩し、衣装ケースに手をついたら急に体が浮いたような感覚になった。
、、、、、、、、、。
「大丈夫か?」
誰かが俺に声をかけている。
目を開けるとヤギがいた。
「この餃子食べると元気になるよ! 今日スーパーで買った冷凍餃子なんだ!」
そう言ってヤギは俺の口に凍ったままの餃子を無理やり入れてくる。
硬くて噛めないし痛いし冷たい。しかし口いっぱいに無理やる詰められているので声に出せない。
むせて吐きそうになったらヤギが食品を無駄にするんじゃないよコノヤロー!と俺の頬を殴ってきた。
でも痛くない。
変な体勢で起きた。
体がしびれてたのか、、、
そんな夢で目が覚めた休日の朝。
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