優しく
「走ること自体は問題はないですが、、、」
白衣を着た女性がそう言って言葉を詰まらせた。
その女医はしばらく考えてから
「激しい衝撃や尻もちをついたり、何かにぶつかったりしないように気を付けてください」
とアドバイスとした。
ここに来るまでどれだけ神経使った事か。
転んだりなんかしたらいイチコロだ。
俺は、体が卵になってしまったんだ。
なんでかって、そんなの理由はわからない。
ただ医者に見てもらった帰りの電車、揺れる電車で体勢を崩し転んでしまった。
俺の体の一部である卵の殻が割れた。
そんな夢だったゴールデンウィークなんて関係ないよな昭和の日の朝
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