0日(午後)
「私が頑張れるのはここまで」
A時・・
病室を出る。持病ではないので、自分の足で手術室まで。
手術室に入る前に、ここまで連れてきてくれた看護師さんと眼鏡トーク。「眼鏡が似合う女子になりたかった〜」って看護師さんがお話しされていて。「でも実際にメガネをつけるようになったら、やっぱり嫌だと思い始めたんだよね、、」って。経験する前は憧れていても、実際に経験すると気持ちが変わること。よくある気がする。
B時・・
手術室の手前にて。名前、生年月日、今日受ける手術の内容を自己申告し、チェックイン。昨日ご挨拶した看護師さん(手術について事前に打ち合わせをしており、「打ち合わせ通りばっちりだね!」って言われた*)、これまで何度もお世話になってる執刀医の先生、主治医の先生(だったと思う…メガネかけてなかったからはっきりと見えなかったけど)、そして他の看護師さん何名かもすでに中に入っておられた。
入室後はそのままゆっくり歩いて麻酔用のベッドへ。歩きながら看護師さんと会話。一つ一つのやりとりが緊張を解してくれる。看護師さんが近くにいるだけですごく安心する。
麻酔用のベッドのうえ。いろいろなものを貼られる。もう記憶にない。
酸素マスク?を付けられて、2、3回大きく息を吸って吐いてねって言われその通りに。マスクを通じて入ってくる空気のあの甘い感じ、好めないな…。
左手に点滴、そして麻酔が徐々に入ってきて少しずつまぶたが重たくなる。左側には看護師さん。ずっと手を握ってくださってた。暖かい。まぶた重たいな〜って思ってたら、もうそこから先は記憶がない。本当に記憶がない。
気づいたときには知らない部屋の中にいて、狭いベッドに寝かせられていて、いろんなコードが体中にあって、なんか身体が冷たくて寒かった。特に足が冷たいなって。
そこから病室戻りますよって声かけられて、ベッドのまま病室へ。
足のマッサージ機と点滴、それと自己血を付けられて、そのまま眠りに入る。
そこから細かい時間は忘れたけど、
C時くらいに移植コーディネーターさんが来てくださって、これから親御さんに電話しますねって伝えてくださった。
その後、執刀医の先生がこられて、患者さんが必要としている骨髄量を満たす形で多めに取れましたって伝えてくださって。ただ、たくさん穴(傷跡)が空いてるから安静にしてね、とのこと。
そしてその後、主治医の先生がこられて、腰はどちらの痛みが強いですか?って聞かれた。いやどっちも同じくらいって答えたら、今回左右の腰に刺したけど、左は右(2箇所)よりも多い4箇所さしたんですよって教えてくれて。びびった。左の方をもっといたわらねば。
その後看護師さんが来てくださって、体拭く用のタオルとか、着替えを取ってくれたり、マッサージ機を外してくれたり、点滴と自己血を外してくれたり、手術着を持って帰ってくださったり。
いろんな人にいろんな介助をしていただいた。介助を受けたのって初めてかもしれない。
・・・
点滴してもらってる時に、点滴これ何ミリですか?って聞いたら500って教えていただいた。けど、500以外にも色々調節できるらしく。
それと、採血前にどちらの腕から採るか確認してもらうときのこと。右の血管を見てもらったんだけど、なんか刺された痕がたくさんあるねって言われて。いつも血液検査を左でやって、本献血を右でやっているから痕が残っていたんだと思う。見ただけでわかる看護師さんってすごいなぁと改めて思った。尊敬…。
D時以降ようやく飲み物解禁。十分に水分補給をした後、普段着に着替える。歩ける状態になったので看護師さんに確認をとってから新たな飲み物をゲットしに自販機へ。
E時。脈拍、体温、酸素の測定。看護師さん2名がこられる。
F時。ゆっくりと記憶を遡りつつパソコンカタカタ。
G時。ようやくご飯!!!!!!!!!ずっと絶食していたからお腹が食べ物を欲してる、何か食べたいって言ってる。食べたい!!!!!
ひとまず手術が無事に終わって本当によかった。先生方、看護師さん、本当にありがとうございました。