
3ヶ月+40点で80、そこからさらに3ヶ月+20点で100点とった話【TOEFL iBT】
私は現在アメリカのコミュニティカレッジに入学してそこから4年制大学卒業という方法で留学しています。
留学前や留学後も思ったより英語の勉強方というかTOEFLの勉強方を結構きかれることがあるのですが、だんたん忘れていっている感じがして(すでに全部思い出せるか怪しい)、この先聞かれたら「忘れた。」と答えてしまいそうなので適当にここにメモしてこの先もし聞かれるようなことがあればこれを見て思い出すかこのリンク送りつけようと思ってます。
単純に勉強法だけじゃなく適当にいろいろメモするかもしれないのでうまくスキミングしてください。(TOEFL Readingで必要なスキル)
勉強法の質問や英語学習の相談こちらでWelcomeです。
前置き(100を達成した流れとそれぞれのテストの感触)
アメリカのコミュニティカレッジに入学する際に私のコミカレは語学学校などを利用しない場合TOEFL iBT(internet based test)で61点とることが条件となっていたので日本で高校3年生の夏からいわゆる純ジャパとしてTOEFL対策の勉強をはじめ無事61点を突破してカレッジにアプライして合格しました。(コミカレは基準点超えていたらまず落ちない)
TOEFLのスコアとしては
2016年4月:42点
2016年11月:80点
2017年8月:100点
という伸びでした。
まず、私が留学を本気で決めた=TOEFLの勉強始めたのは高校3年(2016年)の8月にアメリカ・サンフランシスコ地域への留学がきっかけです。高3受験の夏のなか留学したのは大阪グローバル塾(OGS)という大阪府の高校生の海外留学支援のプログラムの一環でした。
そのプログラムの始め(4月)と終わり(11月)にその時の実力とプログラムを通しての成果ということでTOEFLを受けました。
プログラムの最初に受けたのは正確には本試験ではなくPractice Testでおそらく普通に誰でもETSのサイトで買えるものだと思います。
その時の結果は:
Reading: 11 Listening: 7 Speaking: 13 Writing: 11 Total: 42
でした。
その時点(高3はじめ)で高校の英語の成績は(自称)いい方だったので受けて世の中にはこんな難しいテストがあるのかと絶望。Speakingが13点で1番いいことになってますが、Writingも含めてPractice Testの点数は採点が本番と違うと思うので実際もっとかもう少しか低かったと思います。その時の受けた感覚としては、
Reading:長すぎ、単語全然わからん、時間たらん、まったく読まれへん
Listening:喋るの速すぎ、何分しゃべるんですか、いつまで続くんですか
Speaking:なんでパソコンに喋りかけるん、そもそもIntegratedの問題の時点で何言ってるかわからへん=なんも言えねえ
Writing:いままでの疲労とわからなさで思考停止、たぶん1−2パラグラフくらいしか書いてない、しかも多分違うこと書いてる
という感じ。
直前にざっと形式は調べて理解してましたがみごとに返り討ち。
その状態からプログラムが開始し、さきほど書いた短期留学に行きそこで海外の大学に進学したいと思ったと同時に留学中のActivityを通して自分の英語力のやばさを再痛感し帰国後すぐにTOEFLの勉強を始めました。(宿題もやりながら)
そしてプログラムも終了に近づきTOEFL対策を始めた8月の3ヶ月後の11月に今度は本試験を受けてそのときにぎりぎり目標にしていた80点を突破しました。というかちょうど80。
内訳は:
Listeningが大苦手セクションから点数稼ぎセクションに変わりました。それ以外はSpeakingが低く典型的な日本人パターンじゃないでしょうか。
この時は、
Reading:まあ取れるとこは取れて悩むとこは悩む。理科系のReadingが連続できてメンタル的にちょっとどうしても飽きてしまう。(理科系が得意であれば問題見なくても解けたとかいう子がいたので単純に知識があれば強い)ダミーもReadingできた気がするけど忘れた。*1
Listening:やっぱり本番の空気でひたすら問題聴き続けるのはちょっとしんどいしところどころ悩む、でも感覚でも1番できた。
Speaking:もっとも苦手セクション、テンプレなど駆使で80点最低ライン死守
Writing:同じくテンプレで最低ライン、でも文字数的にはIndependentは300弱で最低ラインいってない
*1 ダミー問題に関してはこちら:【2020年最新版】TOEFL iBT ダミー問題攻略の徹底解説!
それでもやっぱり本試験1回で4年生大学ぐらいの基準点超えたので普通に嬉しかったしアプライできるから安心。さすがに60きるとかは勉強してきた感覚的に思ってなかったけどそれでも安心です。
ちなみに英検の準1級は2016年の冬に受けて1度落ちましたが80を達成したと同時期ぐらいに対策なしで受けてもだいぶ気持ち的に余裕をもって合格できました。
英検準1級はTOEFLに比べてReadingもListeningも量が少なく簡単でSpeakingは対人で形式は決まっていてWritingも書く量が少なくSpeaking, Writing両方ともIntegrated Questionがなく採点が甘いのでTOEFLで80あれば問題なく合格できると思います。
またこのTOEFL iBTを11月に受験する前に練習としてTOEFL ITPというよく日本の大学で行われてる(たぶん)別の種類のTOEFLがiBTに比べて安かったので(3000円ほど、iBT高すぎ)を受けましたがそれは520–530くらいでiBT換算でたぶん70くらいだと思います。
そこからプログラムが終了して、冬でセンター試験があり(一応受けた)春になり高校卒業して、アプライして、いろいろ留学の準備があり、ほかにもいろいろあり、入学がきまり夏出国となって出国前にもう一回ラストどれくらいになるか受けておこうと思い、出国直前に受けようと決めました。
11月に受けてから、英語自体はゼロではないですがTOEFL用にあまり勉強していませんでした。
卒業後の5月(2017年)から8月に受けるためにだんだんとまた勉強し始めました。
そしてその3ヶ月後の8月出国数日前に2回目の本試験を受けました。
そのスコアは:
100!またギリギリ目標スコアという
まったく関係ないですが、この日に限って高校時代1回も止まったことのない地下鉄が止まり、ちょうど契約していた自転車の駐輪場も解約しており自転車が使えず、出国に向けて日本の携帯を解約していたので iPhoneもFree WiFiエリア以外アウトという最悪な状況でなんとか汗だく遅刻しながら会場につきました。久しぶりに知らない人に道聞いた。Google Mapいつもありがとう。
こんな感じで受けて感じは:
Reading:だいぶ楽に読める。時間もまあ考えて余裕持って終われる。正直もうちょい点数ほしかった。
Listening:ほぼ聴こえる。ただただ流して聴ける。問題も自信持って答えれる。
Speaking:テンプレベースで前回よりましな答え言える。でも2問くらいやらかした。制限時間内で必死でリカバー。
Writing:ずっと勉強してきたやり方でガッと書いてちょうどぎりぎりスペルチェックとかする時間あるくらい。Independentのほうは500wordsかけたからまあよかった。
自分自身ががずっと80(or 100)とれる実力がある時はテスト受けたらそれぞれのセクションどんな感覚で解けるのか気になってたので自分の感想的なものも書きました。
ここからやっと勉強法というか。
まずすべきだと個人的に思うのが
①TOEFL iBTをまず1度体験する
事だと思います。
私は幸いに4月の時点で一度地獄を見ていたのでそれがよかったです。ITPでもなくIELTSでもなく一度iBTを受けておく事で形式や(パソコンに喋りかけることや)雰囲気などに慣れたり、自分の現在の実力や苦手な部分がわかるので本当に1回まったく勉強してないとか言わず受けた方がいいと思います。とくに現時点で自身のない方。
TOEFL iBTテスト受験はこちら
次にすべきだと思うのが
②TOEFL iBTについて調べまくる、計画を立てる
ネットを漁りましょう。この時代参考書なくてのテストの形式、採点基準(このテストで何が求められてるか)、勉強の方法、受験時のテクニックなど無限に見つかります。それを読んでるだけでなんとなく雰囲気つかめてくると思います。そしてそれを踏まえて買うべき参考書、勉強にかける期間、目標スコア(各セクションでとる点数)などなんとなく決めるといいと思います。
私がよくみていたサイトを数個挙げると
日本語サイト:
TOEFL Lab
更新は2015年で止まっていますが、公式では載っていないようなダミーやトリック的な試験の解説から勉強法、テンプレート、それぞれのセクションのコツなどが書かれています。タイトルも中身もけっこうおもしろく読んでるだけて普通に面白いと思います。このサイトにはかなりお世話になりました。おそらくこのメモの先でも度々登場するでしょう。
Web TOEFL 葛山のTOEFL® TEST ブログ
こちらのブログもかなり情報量が多いブログでこのセクションで難問正解すれば何点でこのセクションはこの点数までは取りやすいなどいろいろ参考にしていました。また公式問題集の変更点やErater(機械の採点)などかなりマニアックっぽいところまでカバーしているのでこちらも読んでおくとかなり詳しくなると思います。
英語サイト:
TOEFL Resources
engVid
TOEFLのコツ、勉強方などをビデオレッスン形式で見ることができます。リスニング力アップにも。
Magoosh TOEFL Blog
これらのサイトは最初にざっとみるだけでなく参考書を買って受験するまでテンプレートや勉強方など参考になると思います。
とくに最初の2つの日本語サイトは情報が詰まってますので全部読むだけでその後の学習効率が全然上がると思います。
TOEFLの対策は韓国や中国が進んでいると言われているのでもしかしたら今からもう一度勉強するなら韓国や中国のサイトから情報を引っ張ってくるのもいいかも。それらの言語が読めるならぜひ。
ここからセクション別+ボキャブラリーで使用した参考書・Webサイトと勉強方、当日のコツ的なことを書いていきます。
③TOEFL対策勉強
0. 公式問題集+過去問
いきなりセクションごとではないですが、最初に次に紹介する単語の勉強と同時で始めたのは公式問題集でした。
ざっと調べた感じ参考書は日本のものより海外の方がいいということでそのなかでも特に公式問題集+過去問が公式だけあってどこでもおすすめという感じでした。
Official Guideの方は私が購入した時は4th Editionでしたが2017年12月に最新の5th Editionが出たようです。Official Testの方はVolume1, 2とありますが私が購入したのはVolume1のみです。さらに実際の過去問をやりたければVolume2も購入してもいいと思います。
Official Guideは3回分の練習問題、Official Testは過去問が5回分収録されています。
勉強法
まずOfficial Guideで形式を理解しながら練習問題を解いていきました。Official Guideは洋書なので当然全て英語です。初めての洋書での勉強だったので洋書ごつとか思いながらも一通り全て英語の解説も読みました。Official Guideは本番より易しいといわれているので入りとしてはいい本だと思います。
Official Testは最初にOfficial Guideを一通り終えた後に実力を測るために1回目をしました。
Official Testは公式の過去問なので試験を受ける日までに全回解き終わるように計画して定期的にとけばその時の実力がわかります。(SpeakingとWritingは採点はできないが形式や長さになれる意味。また、この過去問はDVD-ROMに収録されているので本番のようにパソコンで受ける練習にもなる、ただしMacOSには対応していない)
Official Guideは最初に使った以外易しく感じたのでその後はほぼ使っていません。(5th Editionはわかりません)なので、ネットで調べて形式をある程度理解していればなくてもいいかも。
1. 単語
使用した参考書は王道の
TOEFLテスト英単語3800
Amazon「TOEFL 単語」で検索結果1位ベストセラー。参考書でいうとこれだけあればあとは問題を解いている中で出会う単語を押さえておけば大丈夫だと思います。
この単語帳はRANK 1–4まで別れていて動詞、名詞など関係なく混ざっています。RANKがあがるごとに当然難しくなる。
勉強法
音声ファイルがついていたのでそれをつかってひたすら大量の単語を一気に毎日繰り返し何周もしていました。
音声ファイルの再生は速度を変えたかったのでNHKの語学プレイヤーというアプリを使用。
例えば、RANK2は882語あるのですがRANK2を勉強する場合最初は最初は普通のスピードで始めて、RANK2全ての単語を一気に聴くのを1くくりとしていました。ただひたすら英語の単語をみて日本語の意味を見るを繰り返します。最初は1回全て聴くのにすごく時間がかかりますが、だんだん覚えてきて慣れてくると2倍速などで聴けるのでRANK2を丸ごと聴くとしてもそこまで時間はかからないと思います。
こんなに一気に何百単語も覚えようとしても無理だと思いますが何回も何回も繰り返すと少しずつ覚えてきます。
このRANK丸ごと聴く作業を1日何回かに分けてスキマ時間にやっていました。例えば、朝起きてRANK2の800単語を全て聴き帰ってきて2周目、寝る前に3周目などとにかく時間がある時にやればいいと思います。
また音声と一緒に耳も使ってさらに口も使って発音して次々やっていくのがベストですが、見るだけしかできないときも1単語1–2秒くらいみてRANK丸ごと終わるように覚えてました。
始めはRANKを半分に区切って400単語くらいで始めてやることもありました。
従来は1日に10単語づつしっかり覚えて行くと思うのですがこの方法の方が個人的にはどんどん次の単語にいける、沢山ページがめくれる(進んでる感じがする)、そして飽きにくいということで結局覚えるのも早かったです。
ある程度何十周もして覚えてきたと思ったら赤シートで隠してテスト形式で確認していました。その時に意味を間違えた単語や何周しても覚えられない単語は付箋の代わりに赤の消えるフリクションで印をつけていました。赤なのは赤シートで隠した時にうつらないからです。
また、このペンで日本語の意味の欄にその英単語の同意語を調べて書き込んでいました。
このときや他にも同意語を調べるときはネットでも調べられますがThesaurusのアプリを使っていました。
携帯でいつでも調べられるのと、調べられる同意語の質も高いと思います。ただし600円(2018年1月現在)
このアプリはこちらのブログ記事でも紹介されています。
80点を目標に勉強していたときは調べた感じでRANK3まで覚えれば大丈夫そうだったので11月までに3ヶ月で一旦RANK3までこの方法で覚えました。
その他
その他に単語学習に使用したのはmikanという単語アプリとChromeのプラグインのEachWord Translatorというものです。
このようにTOEFL用の単語のシリーズがあるのでそれをしました。このアプリ内で有料ですが先ほどのTOEFLテスト英単語3800 も購入できるようです。
このプラグインはChromeブラウザを使っていないといけませんがそこそこ便利でした。
わからない単語が出てきた時にここから追加すると一定の時間ごとにNotificationのような形で画面にランダムで表示されます。またこのスクショのようにリストでも見ることができます。
2. Reading
Readingはメインの参考書1冊がほぼ主役でほかはネット上のリソースでした。
使った参考書は韓国のHackersです。後のListeningも同様。
韓国の参考書かよっていう感じですが有名なDeltaやBarron'sも中身を見ましたが一番よかった参考書です。ファイブスター。
いいポイントとしては:
・問題の難易度が本番と同じか少し高い(本番が易しく感じる)
・問題の形式が一番近い(他に見た参考書だとReadingに限らず少しづづ聞いていることや答え方が違う)
・その問題の質のまま量が多い
・問題種類ごとに内容が分けられていて苦手な問題の種類のみ集中してできる(単語問題が苦手であれば単語問題だけ短いパラグラフで練習でき+その後、単語問題の数が普通の問題より多い長めの問題でも練習できる)
・最後に実力試しの実践に近い問題がある
などなど満足度100
ただし、韓国の本なので日本語バージョンなどなく中身は当然全て韓国語です。=解説、翻訳全部読めない
あと洋書並みに重いごつい(量が充実してるから)
単語の欄なども結構充実しているので本当に韓国語が読めればもっと活躍します。韓国語読める人いいですね。
HackersはActual Testという別の(たぶんより実践練習に近い)シリーズも出しています。買いませんでしたがこちらもいいのではないでしょうか。
https://www.amazon.co.jp/dp/8965421446/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_BbuDFbT622Z4B
その他でReadingの勉強素材として使ったのは:
BBCはイギリス英語
Billboardは音楽が好きだから読みやすいかとおもって、自分の好きなジャンルは読みやすいかも
この中で一番アカデミックっぽいナショナルジオグラフィック
洋書では:
https://www.amazon.co.jp/American-Sniper-Movie-Tie-Autobiography/dp/0062376578/
American Sniper(これは家にあった洋書がこれだったから理由なし強いて言えば普通に読みたいやつ)
こんなに並べましたが結局最終Hackers以外ほぼ使ってませんでした。
勉強法
Hackers Readingは使い方としては一応短いパラグラフの練習問題、単語問題、サマリー問題、Factual問題など問題全種類分一通りやりましたが、最後のほうはただただ本番と同じ長さの長文の形式の問題を何周もしていました。
解説がないので間違えれば意地でも自分で問題分から納得いく答えが見つかるまで読んでました。(それのせいで多分余計力ついた)
TOEFLの問題はListeningも含めて全て絶対に問題の中に答えはあるのでひたすら読んでわからないことはまずなかったです。
最初に読んでいてわからなかった単語はけっこう全部調べはしていました。その中で出現頻度の高い単語はさっきのEashWordに登録したり、、
普通に調べるだけでも何回も出てくる重要なやつは勝手に覚えると思います。この辺はその人の好みによるかも。
このHackers Readingの最後についている実践問題も公式の過去問と同じように定期的にどれくらい点数が取れるか実力試しで使用していました。
Hackersしかほぼ使っていなかったのは結局TOEFLに出てくるアカデミックな文章に一番違いのが(形式も含めて)公式を除けばHackersでこんなにいろいろなサイトうろうろするより1つの参考書(Hackers)やった方が集中できたからです。
洋書は読めると長い文書に対する耐久がつくのでTOEFLと言わず将来役立つと思いますがTOEFLだけ考えると時間、労力に対する効果がおそらく薄い。でも英語学習にはいい(はず)。
100点のために勉強していたときはより長文が楽に読めるようにAmerican Sniperなども読んでいました。
よくいろいろな知識つけておけばTOEFLにやくに立つっていうのは聞きますしそれは本当だと思いますが、TOEFLは絶対に背景知識なしでも問題の中の情報で解けるようになってるのでTOEFLのReadingの練習だけこなして解けるようになれば関係ないので個人的には別にTOEFLのためにいろいろな背景知識を知る必要はないと思います。(でも例えばアメリカや世界の歴史わかっていれば多少予想できたり流れがわかりやすくなるのは確かなので全く無駄ではないしTOEFL以外で普通にいい知識(でもTOEFLで点数をとるだけでいいときは絶対条件ではない))
問題の解き方
本試験で気をつけていたことはたくさんありますが、1番は
問題を先に読んでその問題を頭にいれながらそれに対応するパラグラフを読み答えに関係する部分がきたら選択肢をしらみつぶしにしていくやり方でやってました。
また、TOEFLは全部読まなくての解けるやパラグラフの1文目と最後の文だけ読むなどのやり方を見たことがありますが私は全てとばさず読んでいました。
理由は
・問題を解いて慣れれば普通に全部余裕を持って読むことができる
・(最低Skimmingでも)全部読んだ方がやはり内容が掴める(取りこぼしにくい)
サマリー問題の選択肢を先に読んであらかじめ話の中身を理解するなどの方法もありますがそれもその選択肢の中に間違いの選択肢があったり、そのせいもあって逆に混乱したりするのでそれもやりませんでした。
でもこのへんの解き方は人それぞれだと思うので色々探して色々試せば自分に1番あったやりかたが見つかると思います。
これはまた少し逸れますがTOEFL本番は当然パソコンで全て解くのですがReadingのフォントが見にくいこと見にくいこと。
Official GuideやOfficial TestのDVD-ROMは普通に読めるレベルなのに本番がすごい見にくいという。
真面目にこの読みにくさ受験者を焦らせて何点か下げる効果あると思ってます。
それの慣れの対策として当日本番前の朝にTOEFL iBT® Interactive Samplerを使ってました。
このInteractive Samplerもフォントが見にくいのでこれで少しでも慣れておこうと、
無料でETSのページからダウンロードできますがこちらもMacOSでは動きません。
3. Listening
最低点の7点から22点伸びてほぼ満点の29点になったListeningも最終的にHackersメインで繰り返しやっていました。
こちらもいいポイントは基本同じです。
内容はConversationセクションとLectureセクションに別れています。
ListeningはReadingよりは他の教材も使いました。
まずは有名なTED。
TED
TEDは字幕もTranscriptも付いているので勉強しやすいと思います。トピックも様々で数もたくさんあります。
Scientific American
Scientific Americanの600-Second Scienceは名前のとおりサイエンス系の音声ファイルが聴け、こちらもTranscriptを見ることができます。
Scientific Americanの記事もReadingの勉強素材としてサイエンス系の文章に慣れるのにいいかもしれません。
あとはiPhoneに最初から入っているPodcasts。
いろいろなPodcastを無料で聴くとこができます。
その他
iTunes U
StanfordやYaleなどの有名な授業などが受けられます。英語学習に限らず面白そう。テキストやレクチャー動画(字幕ありのものも)などがコースに含まれています。
同じくE-Learningとして
などがあります。こちらも有名大学のレクチャーが受けられたり科目ごとに勉強できたりします。すべて動画ありなのでListening力強化にもいいと思いますが、海外の大学の授業に慣れる目的でも使えると思います。
あとはYoutube。
Marina Mogilkoさんはロシア出身でアメリカに移住しています。かなり上手なアメリカ英語(多分)を話していてとても聴きやすい英語です。TOEFLで117点をとっておりTOEFLやGMATの勉強法やその他にも英語の勉強動画をアップロードしています。暮らしのことやVISA、Green Card、大学のビデオもとても役に立ちます。
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こちらはSpeakingですがネイティブスピーカーがTOEFL Speakingに挑戦するという動画です。普通に面白かった。
映画での勉強はTOEFLではなくて日常会話などにはいい方法だと思いますが洋書と同じように時間、労力に対してTOEFLのListeningのスコアをあげるのには効果が薄いと感じました。
勉強法
Hackers Listeningも最初に短めの練習があってそれに対応した本番と同じ長さの練習問題があります。結局本番の長さに慣れなければならないので短い練習達は基本飛ばしていました。もっと量をこなしたかったり、実際のListeningがまだ長いと感じるるときはやってもいいと思います。
ListeningはConversationとLectureに別れています。個人的に(多分全員そう)Conversationのほうが簡単で先に点が取れるようになったのでConversationが満点を取れるようになってからはひたすらLectureの部分を繰り返していました。
Lectureは専門用語もありますがこのHackersはかなりのトピックをカバーしていた(例えばEngineeringなど)のでそれも良かったです。
そしてこちらも定期的に1番後ろについている実戦形式の問題を解いていました。
HackersでもできますがTEDやScientific Americanはシャドーイング素材としてListening力をあげるために使用していました。
シャドーイングとは
ひと味違うシャドーイング法「英語耳」をシンプルにつくる5ステップ!
TEDやScientific Americanをまず字幕などなにもなしできいてシャドーイング(2回字幕などなしで繰り返すときも)
→Transcriptでシャドーイングできなかった=聴こえなかった部分を確認
→もう一度なしで聴くか難易度によっては見ながら(or 字幕つけて)聴く
このような感じで最終的に全部完全に聴こえ発音できるように繰り返していました。
シャドーイングは同時に発音や話すリズムの練習にもなるのでSpeakingの練習にもなっていたと思います。
Podcastは主にしっかりと聴くというよりは耳を英語に慣らすために使っていました。
アメリカ出身のパーソナリティによるラジオ。結構簡単な聴きやすい英語だと思います。ノンネイティブスピーカーからの英語に関する質問に答える形式なのでフレーズなどの勉強にも。
BBCの6 Minute English。高校の先生に教えてもらいました。確かBBCのサイトでTranscriptが確認できました。こちらもけっこう簡単な英語。始めやすいかもしれません。
CNNなのでアメリカ。上2つより難しいかも。
60-Second ScienceのPodcast
TOEFL対策としてサイエンス系のポッドキャスト。たしかそこそこ速かった。
同じくサイエンス系、けっこう速かったと感じてた気がする。
またまたBBCのサイエンス系。まあちょい速かった?
CNNのポッドキャスト
BBCのTech系のポッドキャスト。こちらは完全に個人の好みで聴いてました。Reading同様好きな素材だと聴きやすいかも。
これらのPodcastsを通学中や時間があるときにずっと聴いていました。とくに正解を確認する方法もないのでただただ量を稼ぐためで、意味を頭の中でできるだけ考えるようにして聴いていました。
シャドーイングのように質の高いListeningと同時にこのように量も多く聴くのも慣れの意味でけっこうスコアアップに貢献したと思う。(ずっと英語聴いてるから本番の数分別に長く感じなくなる)
問題の解き方
本試験ではメモはほぼとっていませんでした。
LectureなどでそのトピックのUnfamiliarな専門用語が出てきたときにその単語を忘れないように単語だけメモすることはありました。
Listeningは数分で質問もすごい細かいとこは聞いてこないので(細かい数字など)メモするより聴くことだけに集中してただ聞いているだけにならないように頭の中で流れを想像しながら聴いていました。
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TOEFL本試験のListeningとSpeakingの間の10min休憩
TOEFL本試験はListeningとSpeakingの間の10min休憩があります。Reading→Listeningときて疲れた頃に休憩ですね。
この休憩時間の使い方も人によって異なると思いますが私がしていたことのメモ。
この先のSpeakingとWritingに備えてスクラッチペーパーにテンプレなどを書き込みたいところですがこの休憩時間はなにも書き込んではいけないのでそれはできないですね。
私は休憩しながら次に紹介するSpeakingのテンプレートや答える流れなどを頭の中でリピートしたし思い出したりしていました。
休憩中に多分どこの会場でも同じ会場でテストを受けている他の人がSpeakingを受けている人が答えているのが聞こえてくると思いますが(違法とかでなくて)そのどうしても聞こえてしまう答えをきいてSpeakingの問題をある程度予測するのも1つの方法かもしれません。
4. Speaking
Speakingだけまだ20点いってないですね。
Speakingは基本テンプレート作成→練習の繰り返しでした。
テンプレは探せばたくさん見つかると思います。
主に参考にしたのは
でましたTOEFL Lab。
テンプレートfor Q1(TOEFL Labより)
In my opinion/ view,
I believe (自分の意見).
There're several reasons to support my idea.
First/For one thing, ( 理由1). For example, ( 理由1の具体例).
Second/ Additionally/ Furthermore , ( 理由2). ( 理由2の具体例).
That's why I think ( 自分の意見).
海外のテンプレート
テンプレートはどこからもってきてそれを参考にして答える流れを考えながら自分なりにアレンジすればより覚えやすくなると思います。
またフレーズを覚えるために買った本が:
タイトルどおりSpeaking、Writingに使えるフレーズが100個例文とともに載っています。音声ファイル&CDつき。
そのアウトプットに使っていたのが
DMM英会話。1日1レッスン(25分)で5500円/月(2018年1月現在)
そして
http://aoitani.net/TOEFL_Speech/TOEFL_Speaking.doc
こちらは京大の准教授である青谷正妥教授(TOEFL CBT 300点、TOEFL iBT 120点、TOEIC 990点(全て満点)、英語検定1級)によるQuestion集です。Speaking Q1&2(後半の問題に比べてけっこう自由に答える問題だから逆に苦手な人多いかも)をカバーしていて2000問くらいあります。
このファイルもTOEFL Labの記事で発見。
このファイルもTOEFL Labの記事で発見。
TOEFL Lab頼りすぎ。
またアプリでは斎藤さん海外VerみたいなのやLanguage Exchangeアプリなどがあります。
勉強法
紹介したテンプレートは自分なりにデータでまとめてプリントアウトしたりしていました。
必修フレーズ100もオーディオも活用しながら覚えながらSpeakingでFlexibleに使えそうなフレーズをメモしていました。応用が効くフレーズが多くて良かったです。
read somewhere that
I'm obsessed with
I'm interested in it from a young age
などどこでも応用できそうなフレーズも必修フレーズ100とは別でメモしてました。
メモはiPhoneのメモでそれもいつでも見れるようにしておいて単語を覚える時のように時間があれば見てました。
それをDMMのレッスンの時はTOEFLのSpeakingの練習がしたいといって講師の方に問題を出してもらいその後フィードバックをもらっていました。
実際の試験のように時間を測るためにタイマーとして
問題はこのサイトでランダムで作成されるものなどを出題してもらっていました。
青谷教授のファイルを使う時は自分でiPhoneのボイスレコーダーで自分の答えを録音して自分で聴いてというのを繰り返してました。自分で聴いてもフィードバックなどなさそうですが、どこの発音が聴きにくいか、どこで詰まっているかなど自分で聴き返すだけでも十分勉強になると思います。この時も時間制限は気にしましょう。あと自分の声を録音するのは変な感じですが我慢しましょう。
これらは練習なのでテンプレートも使いたいフレーズも基本見ながら練習していました。繰り返し使うことでテンプレもフレーズも覚えていきます。
問題の解き方
Speakingセクションが始まって最初の準備の時間に答えを考えながらできるだけスクラッチペーパーに覚えたフレーズを書き出してました。
特に最初の2問は自分の過去の実際の経験をとっさに思い出せると少し話しやすいかも。何も思いつかなかったら似た経験からその問題にそって答えを作り上げる(でっち上げる)ようにしましょう。経験を話せると強いサポートになり時間も稼げるので黙るのを避けられます。
答える時間が始まると時間配分を常に意識しながらはっきり(恥を捨てて)大きな声でマイクに向かって話しましょう。
SpeakingのIntegrated TaskはReadingとListeningがありますがReadingは内容確認、Listeningで何が話されるかを確認の意味でメモを必死に取るよりしっかり読むべき場所を読んでListeningは逆にそこから答えをひねり出すことになるので集中してできるだけメモをたくさん取るようにしてました。(メモをほぼとらなかったListeningセクションと反対)
5. Writing
WritingもSpeaking同様テンプレートが役に立ちます。テンプレートじゃなくて実力でいきたいとこですがなにしろ時間に制限があるのでテンプレートです。でもSpeakingでもそうですがテンプレートでもそれをしっかり覚えるとTOEFLと言わず普通に役に立つものになると思います。
テンプレは先ほど同様TOEFL LabとMagooshから
https://s3.amazonaws.com/magoosh.resources/TOEFLWritingTemplates.pdf
こちらは接続詞一覧。Writingでは接続詞も重要なのでテンプレと一緒にメモしてました。
これにはWritingのトピックがひたすらのってます。Official Guideにこんな感じのトピックがひたすら載ってるページがあるのでそれを問題としてました。
エッセイの添削前にGrammarlyで最低限のスペルとグラマーをチェック(Chromeプラグインあり)
あとは添削用にLang-8(ランゲート)というLanguage Exchangeサービス
長さに関係なく文章をポストしてその言語を使用できる人が添削してあげるというサービス。
勉強法
Speakingと同様にテンプレートと接続詞などまとめてそれをプリントアウト。
Integratedは結構テンプレが強力でListeningの内容をいかに全てかけるかなのでIndependentにくらべてテンプレを覚える以外あまり書く練習はしませんでした。Listeningをちゃんとメモ取るのがもっと大事だったのでOfficial Testなどでメモの取り方に重点をおいて練習してました。
IndependentはOfficial GuideのトピックからAgree/Disagreeの問題(か2択を迫ってくる他の問題)だけを選んで取り組んでました。(TOEFLの傾向的に2択での出題がほとんど)
エッセイを書いている時は時間は守ってましたがSpeakingと同じように実力試しの時以外はテンプレとメモは基本見ながらでやってました。(ぜんぜん思い出せなくてレベルの低いものを書くより見ながらでも使う練習をして覚えるため。)
無駄なスペルの添削に時間を避けるために書いたエッセイを書いた直後にGrammarlyでチェックしてから添削してもらってました。
80点を目指していた時は高校生だったので学校のALTのオーストラリア人の先生を追いかけ回してその場で添削してもらっていました。週に1–2本書いてそれを持っていきました。相当迷惑ですが嫌な顔せずに何時間も付き合ってくれました。添削はその場でこれどう意味とか聞かれたり訂正されたりしたので質問されたりしたりでSpeakingの練習にもなりました。
100点を狙っていた時は80点をとったテストでも最低語数の300Wordsに達していなかったのでもっと量が必要だと感じ2ヶ月間毎日1本書いてました。
その時は高校を卒業していて自分で添削もしなければなりませんでした。それでさっきのLang-8を使い始めました。
2017年7月のLang-8の記録(青がPostした日)
ところどころ空いてますがその日は12時を回ってから次の日に投稿したりしていたのでほぼ毎日投稿していたと思います。
無料で使えるのですが月$7払えば優先的にFeedbackを受けやすくなるので短い期間だったので払ってました。
お金を払うのかという感じですが、おそらく他の添削サービスは1本添削するだけでもっとかかるところも多いと思います。
Feedbackも毎回300–600Wordsあるにも関わらずポストするときにメモでTOEFLの採点基準を載せてこれに沿って採点してと書いておくとほぼ100%でだれかが添削してくれ(保証はできない)、意外にクオリティも値段の割にはよかったので使い続けてました。
それを次の日に確認して自分でそれを元にエッセイを直してました。
見直す中でよく使う意味の単語や繰り返してしまう単語が見つかればSynonymを探す目的で紹介したThesaurusアプリで探してはこれもメモ
間違ったフレーズや添削で書き換えられたフレーズもメモ。
Word数もさすがに2ヶ月毎日書いてると余裕で300Wordsを超えて400–500Wordsは安定して書けるようになりました。(量って大事)
問題の解き方
Integratedはメモがすべてを決めるのでメモの取り方を意識してました。
この(また)TOEFL Labのブログ記事のように左にReadingをさっと最低限メモしてListeningは絶対にReadingと反対のことをいう(といわれてる)のでListeningは集中して聴きながらメモとできるだけとってました。
実際に書く時はテンプレにはまるようにメモと記憶からひたすら書くのみです。Listeningの内容をパラフレーズして書くべきなどいろいろありますが最低Listeningの重要な部分を全てかけていればそこまで点数は減らない感じがします。
Independentは自分のそのエッセイのなかでの主張を決めたらそれに対するサポート理由を見つけなければいけません。あらかじめどの切り口で理由を探すが決めておくとそのトピックに応じた理由をさがすのが楽です。経済的理由(お金)、精神的理由などどの問題でも応用が効く視点がいいと思います。
これについてはまたTOEFL Labでも触れられています。
これで思いついた理由をサポートする例なども考えます。また実体験が描きやすいと思いますがそのサポート理由にあった経験を作り上げるのもスキルですね。(100をとった時は嘘の経験でもけっこうバンバン思いついた)
そのサポート理由とこの思いついた例などをスクラッチペーパーにまとめるまでをメモ程度でいいので素早く5分くらいで完成して実際に書き始めたいですね。
書き始めると新しい付け足せる理由が思いつくこともあるので理由が例が思いつかなくても時間を決めて書き始めるのもありかもしれません。
80点をとった時はスペルやグラマーをあまり気にしすぎずにとにかく量を書くことを意識してました。(それでも時間足りずに300Wordsいかなかったですが)
100点をとった時は5分くらいを残して500Wordsほどで書き終え残り時間でスペルとグラマーをチェックしました。最後に少しチェックする時間がとれるといいかも。
もし読んでくれた人いたらありがとうございました。
メモのつもりが結構な長さになりましたが思ったより結構思い出せたのでよかったです。(これからこれ見るだけでいい)またなんか思い出したら適当に足していくかも。