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#1 学生時代と就活
こんにちは。
早速なので、1回目の記事を執筆してみたいと思います。今回は学生〜就職活動までについて簡単にお話できればと思います。
学生時代
私は学生時代、野球に明け暮れていました。
はっきりとした理由はよく覚えていませんが、「甲子園」や「プロ野球」よりも、文武両道という言葉がカッコよく感じていた少年でした。
紆余曲折ありましたが、なんとか目標としていた大学群(MARCHみたいな括りを指します)に入学出来て野球を続けましたが、卒業後野球を続けてお金を稼ぐ未来は想像出来ず、野球は諦め就職活動をすることにしました。(野球には12球団のプロ野球以外にも、社会人野球選手として企業に就職し、プレーを続けるという選択肢があります。)
私の当時は就職市場も好調な時代でしたし、当時体育会系は就職に有利だという定説がありましたし、実際にそうだったとは思います(その理由も今後紹介していきます)。
ということで、自分自身は「割と就職市場として割と価値がある学生だ」という勘違いをしており、思ったような程、内定を獲得することが出来ませんでした。就職した会社には満足しておりますが、経験値のついた今は、もう一回就職活動してみたいなと思ったりすることもあります。
就職活動
上記でお気づきの方も多いと思いますが、私はMARCHの大学出身です。
そして、これは企業に入社して気づいたことですが、大手企業はやはり国立大学+早慶の出身が圧倒的に多いです。
MARCH近辺の学生は、大手企業の門戸自体は開かれているものの、実際には選考で絞られたMARCHの優秀層の中で競争しなくてはなりません。実際に企業は大学毎に明確な採用人数を決めていないところも多いですが、まずはこの事実を知っておいた方が良いかと思います。
先程、私は自分で市場価値が高いと勘違いしていたと記載しましたが、理由は主に3点です。
①当時の野球部の就職事情はよかった
②その括りでは、一般教養はある方だった
③面接は得意、と思っていた
なんと浅いのでしょうか…と今なら思えますが、当時はそのくらい何とかなると思っていたということです。都市伝説的ではありますが、A社は〇〇大学の〇〇部枠で必ず○人入れるなど耳にしたり、実際に入社している事実もあったため、俺でも行けるだろう。と思ってしまったわけです。
ということで、①②③について反省の意味を込めて、今ならこうして打ち出していく!ということを記載していきたいと思います。
①体育会の部活に所属する学生の皆様は、おそらく面接では部活の話を中心に組み立てていくのではないでしょうか?
では、実際に皆様が部活の経験を通して企業にアピールするポイントは何でしょうか?
・厳しい練習に耐えて、全国大会に出場した
・キャプテンとして、周囲を引っ張った
・毎日自主練習を続けた
例えば、この辺りでしょうか?でも企業に入れば、その競技をやる訳ではないし、その能力やそれに至る思考を話せなければ勿体ないですよね。実際に私に不足していたポイントは経験を言語化する能力でした。本来は何か意図して厳しい練習や自主練習を継続しているはずで、体育会学生はそれを自ら設定し、更にやり抜けるという、その素養が学生ながら十分に備っているのに、言語化する能力が欠けている人が多い印象もあります。
例えば、プロ野球選手のインタビューで「最高でーす」という回答が分かりやすいと思います(笑)お立ち台に立つなんて一握りの選手ですから、きっとみんなを感動させるエピソードや思考は持っているはずですよね。何が最高なのか伝えられると強いと思います。
②私の場合、一般教養というよりは雑学とか時事ネタ、テレビネタだったということを今だとはっきり分かります。でもこれはこれで会社に入ってからかなり役に立っています。何故なら、企業とは新入社員〜65歳くらいまでの年齢層がいる訳です。22歳の私が60歳の人が好きなネタやカラオケなどを歌うと喜ばれたものです。
では、就活における一般教養とは何か?やはり分かりやすい指標として、今ならTOEIC800点以上をおすすめします。資格不問と書きながら、学歴とともに備考欄に必ず記載があるのはTOEICの点数です。私は学生時代TOEICなんぞ受けたことはありませんでしたが、やはり時代だと思います。
ドメスティックな仕事にも関わらずTOEICスコアを求める理由としては、JTC特有のとりあえず何かの指標で、周りの会社もやっているから、と理由だと個人的には思います。
700に行かない場合は記載しないのが良いでしょう。ただし、それに変わるような日商簿記2級など、何かしらあるといいと思います。または、それに換えられないような、オリンピック出場などがある人は特例かと思いますし、あくまで一般論になります。
③面接で大事なのは、自分のことを語る以外に相手の質問に適切に回答する力です。実はこれは結構難しく、相手の聞いていることに対して、自分が言いたいことを回答してしまい会話が噛み合わないことがありました。面接はディベートではありませんので、論破をするのではなく対話をする意識が大事だと思います。
対話をするためには、やはり企業のことを知っておくことが大事です。ただし企業の事業内容を詳細に言えることが目的ではありませんので、大学のキャリアセンターなどをうまく使いながら、卒業生の体験談や就活生が必要なレベル感を把握することが良いと思います。
今回はここまでにしたいと思います。
反響がありましたら、それぞれの分野を深掘りして紹介いくつもりです!