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20231104 そういえばガソリンの色って見たことねぇな


PK shampooというバンドの曲を最近よく聴いている。


昨今はイントロ部分がなく、歌い出しから始まる楽曲が多いと聞く。
音楽サブスクだと楽曲開始30秒以内にスキップされると再生回数に含まれないというシステムがあったりだとか、昨年の新語大賞でもある「タイパ(タイムパフォーマンス)」を気にする現代の人たちはいかに素早く気持ちのいいメロディ、歌詞を享受できるかを重視しているとか、そういう背景もあってのことだろう。

しかしこのPK shampooはところがどっこいちょっとイントロが良すぎるのである。

私は「市營葬儀」(リンク2曲目)でこのバンドを知ったが、イントロで開始5秒がっちりまるっと心を鷲掴みされた。鷲掴みされすぎて指の間から心の残滓がぼとぼとこぼれ落ちた。ひき肉を捏ねる時みたいに。何故か涙も一緒にこぼれそうになった。

むしろイントロだけでもいいので聴いてみてほしい。イントロを聴いたらそこから先も絶対気になる。気になるはずなんだ…

最近は「君の秘密になりたい」(リンク1曲目)が特に好きで1日に何回も聴いている。
やっぱり、例のごとくイントロが良すぎる。イントロ自体は40秒くらいだが、約10秒ごとに音の層が厚くなっていく(ベース+ドラム→そこにギター合流→リードギターの泣きメロ)ところが本当に、本当に好きでたまらない。どうしたらいいんだ。この気持ちのやり場がない。イントロが好きすぎるって、絶対人に伝わりくいだろ。そこ!?って言われるだろ。そう、そこなんですよ。

ちなみにイントロよりアウトロの方が時間的には長いのだけれど、これも本当に良くてイントロと同じリフが16小節続いたあと、ラストスパートといわんばかりにもう一盛り上がりしたのち、最後20秒かけて収束していくのが素晴らしく美しい。たしかに長いか短いで言えば長いのかもしれないけれどこれで一切無駄なところがない。ただのいちリスナーでしかないのでこんなことを言うのは烏滸がましいが、これが理想の形だとすら思う。

あと、Bメロの「僕ら暮らしている街はコンビニのレジ袋みたいなうるささで」という歌詞がやけに好きだ。この曲で歌われている街の輪郭をはっきりさせる。
こういう類いの曲の歌詞ってあまりにも自分にそういう経験がなさすぎるから、共感とか記憶に重ねるんじゃなくてひとつの物語として受け入れるしかない。だから、ちょっとした情景の描写みたいな歌詞は、無条件でいいなと思ってしまう。

なんだかまとまらないけれども、要するに世の中にはまだまだたくさんめちゃくちゃかっこいい音楽がありますよってことだね。
イントロがない曲はない曲でそれももちろん好きです。どちらが優れていて劣っているとかそういう話ではないことだけ記しておきます。

 


これで1000字いった。かなりビックリしている。



小学生くらいの女子がバヤリースの「大人のピールレモン」を飲んでいた。
いいぞいいぞ。わかる。大人の~とか言われるとさあ、欲しくなるよな。

大人の味を冠する商品についてイメージする。ちょっと苦かったり、渋かったりとかするものなのだろうか。大人のピールレモンは文字通り皮の成分も入っているだろうから多少ほろ苦いんだろうな。

もっとも大人になった今は苦さとか渋さとかいらんからひたすら甘やかしてくれとしか思わない。ユニコーン色の綿菓子とかを食わせてくれ~~!



この前特急列車に乗ったとき、斜め前に座っていた男性が前の座席の背もたれに両足を乗せていた。腰を起点としてものすごいV字を描いていて、その体勢楽か…?と思いつつ、モラルに欠けているのは間違いないのであまり見ないでおこうと思ったら、結構な勢いの音で放屁しはじめた。こいつ終わらせに来てるなと逆に関心した。

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