冬に聴きたい 「femme fatale」 by Propaganda
冬になると聴きたくなる演奏、Propagandaの「femme fatale」です。
カバーで、いろんな方が演奏されているようです。プロパガンダのは、冒頭が少し違います(オリジナルと違って、プロパガンダだけ?)。
その冒頭部分が冬の朝の寒さ(夜の寒さも同じ、か?)を突き破ってくるように聴こえ、本旋律で前に進んでいくような演奏となっています。
この曲、今は、音楽配信サービスで音源を入手できるのですが、この曲を初めて聞いた当時はレコード店(当時は楽器店?)で探すのは難しく、ラジオの曲目リスト(FMステーション!を愛読)を見て、構えてエアチェック(! この言葉が今の世に通じるか不安。。。)してテープで繰り返し聴いたものでした。
情報にたどり着くのに苦労があった時代が懐かしいです。どんなバンドか、どのレコード会社か、題名の意味は、など、知りたくても調べきらずにわからぬままに過ごしていました。
今は、一瞬とは言わないまでも、一つひとつ調べていけば、容易にわかりますよね。ありがたい環境になったものだと思います。
そして、作とオリジナルは、ルー・リードとその周辺(Velvet Undeground / Nico)だというのを最近まで知りませんでした。。。ルー・リードの名は愛読していた音楽雑誌でみかける程度で、作品を当時聴いたことはありませんでした。
オリジナルの味わいも、妖しく、刺激的ですね。