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VLOOKUP関数とは何か?
こんにちは。なおです。
Excelのスキルについて、求人広告やクラウドソーシングでよく見る「VLOOKUP関数が使える方」という条件ですが、VLOOKUP関数が何なのか実際に使ってみるまでわかりませんでした。
wikipediaを参考にして、春分の日・秋分の日が何日になるか、表を作るとします。
一番左の列が年、2列目が春分の日、3列目が秋分の日です。
この表から今年の春分の日と秋分の日が何日なのか求めます。
このときに使えるのがVLOOKUP関数です。
VLOOKUP関数の使い方
VLOOKUP関数は表または配列の左端の列を検索し、指定された行と同じ行にある値を返します。
左端の列のデータは昇順で並べ替える必要があります。
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今年2023年の春分の日は3月21日、秋分の日は9月23日です。
VLOOKUP関数の式
春分の日は日にちを求めるセルに以下のように入力します。
=VLOOKUP(E3,A:C,2,FALSE)
秋分の日は日にちを求めるセルに以下のように入力します。
=VLOOKUP(E4,A:C,3,FALSE)
VLOOKUP関数は以下の式で表されます。
=VLOOKUP(検査値,データ範囲,列数,検索方法)
検査値
今年の春分の日・秋分の日を求めたいので、第1引数の検査値は年を入力したセルE3・E4を選択します。
データ範囲
表全体から検索して求めるので、第2引数のデータ範囲はA:Cと3列選択します。
ドラッグアンドドロップで範囲を選択することもできますが、データを追加することがあるので列全体を選択します。
列数
第3引数の列数はデータ範囲の左から数えて何列目のデータを返すのかを指定します。
2列目に春分の日、3列目に秋分の日のデータがあるので春分の日の場合は2、秋分の日の場合は3を指定します。
検索方法
第4引数の検索方法はTRUEかFALSEを指定します。
TRUEは部分一致、FALSEは完全一致したデータを検索します。
何も入力しなければTRUEで検索されます。
一般的にはデータ間違いを防止するためFALSEを入力しておきます。
ここでもFALSEを入力します。
出力結果
セルE3に今年の年2023と入力すると春分の日の21、E4に入力すると秋分の日の23という結果が出ました。
このように、VLOOKUP関数で春分の日と秋分の日の日にちを求めることができました。
画像では2023年の春分の日と秋分の日が出ていますが、入力する年を変えると入力した年と同じ行にある春分の日・秋分の日に変わります。
来年の2024年の春分の日は3月20日、秋分の日は9月22日です。
セルE3・E4にそれぞれ来年の年2024と入力すると計算結果はそれぞれ20と22に変わります。