湯たんぽとの出会いに感謝 #買ってよかったもの
noteを見ていると、#買ってよかったもの というテーマがあがってきたので、今日は、このテーマで書いてみたいと思います。
ずばり、最近買ってよかったものは、「湯たんぽ」。
「湯たんぽ」って買ってわざわざ喜ぶほどのことなの?という感じかもしれませんが、わたしにとっては、体調に良い変化があったほど、素晴らしい出会いだったのです。
実は、この年になるまで「湯たんぽ」を使ったことがありませんでした。昔ながらの道具というイメージしかなく、暖房設備がしっかりされている現代でわざわざ使うほどのものではないかな?なんて勝手に思っていました。特にフランスは冬が寒いということもあり、日本より暖房設備は整っています。冬は部屋では半袖になる人がいるぐらい、熱いおうちもあるほど。
そんな暖房施設があるアパートに住んでいたら、よけい湯たんぽなんていらないのでは?と言われそうですが、実は今年、フランスは電力不足なのです。例年のように暖房をガンガンつけることに後ろめたさがあります。なぜフランスが電力不足に陥っているのかというと、戦争プラス原発をいくつか止めているから。先日もこの冬はもしかしたら停電は避けられないかも?とニュースになっていたぐらいです。
ですので、暖房は最低限だけつけることにしています。しかし、今年は本当に寒い!昼間でも3度ぐらいまでしか上がらない日もあって、日本人のわたしにとってフランスの冬はとっても厳しいのです。
「すごく寒い!」と気持ちがちょっぴり萎えていたところ、インスタで湯たんぽを使っているという投稿を見て、「なるほど!」と思い、早速出産祝いでもらった子ども用の湯たんぽを出してきました。
温かいお湯をとぼとぼと入れ、蓋を閉めて、綿の袋に入れて、ブランケットにくるまって湯たんぽを身体に当ててみました。
熱の温度で、じんわりと身体が温まります。
思わず「あー温かい…」という言葉が出たほど。
ちょうどそのとき、お腹の風邪をひいているということもあって、湯たんぽをお腹に当ててみると、全身がぽかぽかしてきました。
1時間ほど、湯たんぽでお腹を温めながら、ソファでうつらうつらしていたら、
気がついたら、お腹の痛みも消えていた!
湯たんぽを始めて出した日、学校から帰ってきた息子たちは「何これ〜温かい!」それから、湯たんぽの取り合いに。
読書が大好きな長男は湯たんぽと一緒にブランケットにくるまって本を読んでいると、「ここから出たくない〜。」と、何時間も温まっています。
まるで日本のこたつの中にいるみたい。
この湯たんぽひとつじゃ足りないなと思い、最近新たに二つ湯たんぽを購入しました。
購入したのは、シリコンの湯たんぽ。
シリコン製のものは熱湯を入れることができないので、沸騰する前のお湯を入れます。持続性は低いけれど、お腹に当てたりするのは、ちょうどよい温かさ。
ホームワーカーのわたしは、暖房で温められた部屋でも、この季節「寒い、寒い」といつも温かいお茶ばかり飲んでいましたが、そんなに効果はなく…。
しかし、湯たんぽをお腹に当てると、ほどよく身体も温まり、なんだか体調もいい。血行が良くなっているのを感じるほど。
身体が寒いんじゃない、お腹が冷えていたのかと、
目から鱗が落ちたようでした。
そして一番嬉しい効果は、仕事がはかどること。
お腹が温まって、身体の調子もいいので、仕事もスイスイと進みます。
息子たちも寝る前に、「湯たんぽ温めてね」と必ず頼んできます。
温めてあげた湯たんぽに顔を当てて、「温かい〜」と言って眠りにつきます。
温まるから眠りに入るのも早いみたい。
先人の知恵はやはり素晴らしい、改めて実感しました。
今年の冬、湯たんぽは我が家では欠かせないアイテムになりそうです。