
Next.js で個人のポータルサイトを作ってみた -Part 1/5-
はじめに
本記事では、個人のポータルサイトを作成するにあたり、Next.js を使ったアプリのテンプレートを作成していきます。
使用技術
Next.js: Reactのフレームワーク
TypeScript: 型安全な開発のために採用
Tailwind CSS: スタイリングをシンプルに
ESLint & Prettier: コード品質の維持
環境構築
Next.js のプロジェクトを作成するために、npx を使用します。npx は Node.js に付属しているコマンドですが、バージョンが古いと利用できない場合があります。npx を使用する前に、以下のコマンドで Node.js のバージョンを確認しましょう。
$ node -v
推奨バージョンは Node.js 18 以上 です。古い場合は、Node.js公式サイト から最新版をインストールしてください。
Next.js プロジェクトの作成
以下のコマンドで Next.js の新しいプロジェクトを作成します。
$ npx create-next-app@latest my-portfolio --typescript
プロジェクト作成時の設定
セットアップ中に以下のオプションを選択します。
src/ ディレクトリの使用: No
Tailwind CSSの使用: Yes
App Router の使用: Yes
Turbopack の利用: No
ESLint の設定: Yes
インポートエイリアスのカスタマイズ: No
フォルダ構成
今回作成したテンプレートの基本的なフォルダ構成は以下のようになっています。
実際に私が動かして、commitしたものがこちらです。
my-portfolio/
├── app/
│ ├── favicon.ico
│ ├── globals.css
│ ├── layout.tsx
│ ├── page.tsx
├── public/
├── .eslintrc.mjs
├── next.config.ts
├── package-lock.json
├── package.json
├── postcss.config.mjs
├── tailwind.config.js
├── tsconfig.json
動作確認
以下のコマンドでアプリケーションを立ち上げ、 localhost:3000 にアクセスします。
$ npm run dev
以下のような画面が表示されれば、立ち上げ成功です。

まとめ
ここまでで Next.js を使ったテンプレートのセットアップが完了しました。次回は、実際にポートフォリオのプロフィールページの作成を進めていきます!
➡ コードは GitHub リポジトリ に公開しています。ぜひ参考にしてください!