こはると夏の電車たび!
こんにちは〜よしなきのです。
あれ?今年の冬こんなもん?wと余裕をかましていたら本格的な冬がやってきて「舐めてかかってごめんなさい」と冬に土下座している最近です。
しかし私は極度の暖房アンチのため、部屋で暖房をかけることができません。全身の皮膚という皮膚が乾燥していく感じと、生ぬるい風が当たるのが無理なんですよね。遠征先のホテルとかでも、あまりに寒いときは暖房付けてみたりするけど、だいたい3分もしないうちに気持ち悪くて消してしまいます。
冬、どのようにして過ごしたら私は救われるのでしょうか。今も執筆しながらパソコンのファンから出る温風で指先を温めています。
と、そんなクソ寒い時期にド夏なnoteの更新です。私の旅noteはいつもスピード感がゴミ。いつの話やねんて話ばっかりしてる。
この季節感ガン無視ド夏なnoteで少しでも暖かさを感じていただけたら幸いです。
夏っぽい事しようよ
ある夏の日、「夏っぽいことしたい」とめちゃくちゃに抽象的な誘いをくれたこはる。
海やプール、花火大会などいろいろ考えたのですが、こちらのnoteを更新したときに
「こはるもきのぴと電車の旅したい~!」
とLINEをくれていたことを思い出し、海沿いを走る電車に乗るプチ旅を提案してみました。
そうして関東圏、関西圏、もろもろ探した結果、和歌山県の加太に行くことになりました。
加太は和歌山県の西端に位置する漁業がさかんな街。大阪難波から1時間半ほどで行けるため、日帰り観光にもぴったりです。
観光列車も走行しているので、“電車の旅っぽさ”も叶えることができます。
お泊まりからの出発
前日にこはるがうちに泊まりにきてたんですけど、彼女といると驚くことが結構あって愉快な女の子だな〜〜と思います。
まず1人で入るにも狭い、本当に狭すぎるお風呂に一緒に入ろうと言ってきたんですよ、冗談かと思いきや本当に一緒に入りました。
遠征先のホテルではユニットバスでもメンバーと入ってたと言ってて、ユニットバス混浴はエグいなとなりました。発想したこともない…
それからまあ普通に寝たんですけど、明日9時出発だし8時半にアラームかけよ♪って言うんですよ。30分で出かける準備できるの強すぎないか??????
私は9時出発なら7時には起きておきたい。女の子ってみんなそれくらい準備に時間かかるものだと思ってた……こはる、なんという効率厨…!
自分では考えもしないような生き方(?)を垣間見れるのでこはるは愉快。
本当にギリギリに起床しても余裕だったのですごかったです。
無事駅に到着した私たちは加太観光切符というものを購入しました。
発売駅から和歌山市駅までの割引往復切符2,000円(特急券付きは2,520円)に加え、和歌山市駅から加太駅までのフリー切符、近隣施設の割引特典がついています。
特急車両だとボックス席で、いわゆる「旅感」を感じることができるので特急券付きにしました。
きの………!
きの……………………!!!!!!
そうこうしているうちに加太駅へ到着しました。
このローカルな感じ、めちゃくちゃよくないですか………良い。
駅構内もレトロで素敵な感じです。広角で撮ってもろたらありえん下半身長くなって草
おちゃめなので顔ハメパネルあったらだいたい撮っちゃう
ここからお目当てのランチのお店まで15分ほど歩きます。
この日はなかなかの猛暑日でしたが、街並みが素敵だったのでさほど苦痛も感じず楽しみながら歩くことができました。
こういう地元感あるお店にトキメキを感じてしまう人種です。
昔ながらのサインポールが置いてる美容室とか、おじいさんが営んでる本屋とか、氷のタペストリーがそよいでる駄菓子屋とか。そういうのがある街を通ると「ここで幼少期を過ごしたかった……」と強く願ってしまう。
このあたりで有名なグリーンソフトを売っている売店、食べてみたかったけど閉まっていたので残念。
近くに学校があったので、学校帰りの生徒たちがここでアイスを買って食べたりするのかな…と妄想してマジでサイコーな街だな、となりました。勝手に。
そういうさ、ぼくのなつやすみみたいな、田舎アニメみたいな、ベタな風景が好きなんだよ…オタクだからさ。
しばらく歩くと海が見えてきました。
鎌倉もだし尾道もそうなんですけど、こういう隙間からちらりと覗く海が大好きです。海だ!!!!ってテンション上がる。
残念なことに行きたかったお店は満席だったのですが、近くに美味しそうなお店があったのでそちらに入ることにしました。
SERENO -seafood&cafeさんでお魚定食を頂きました。
加太は鯛が有名らしい。鯛がお魚のなかでいちばん好きなのでうれしい☺️☺️
お刺身分厚くてすごく美味しかったです。店内も今風でおしゃれでした!!
ランチを食べた後は船で友ヶ島に行くという計画だったのですが、思いのほかゆっくり食べてしまった関係で船を一本逃してしまいました。なにしとんねん。ただでさえ本数少ないのに…………w
致し方ない、ということでゆっくりまったり船乗り場まで歩くことにしました。
いや、景色良すぎ?
最高に………最高に“夏”じゃあねえか………ッ!
こういう港みたいな風景が大好きなのでテンションあがりっぱなしでした。
こういうところに白ワンピ麦わら帽子が似合う華奢な色白美少女 or タンクトップ短パンに虫取り網を持った褐色元気っ子ショタを配置したすぎではないだろうか?
船待ちの間、海辺でこはると談笑していた。超夏っぽいことしてるね、完全に夏っぽいよねこれ。
あと40分くらい船を待たねばならない、というあたりで係員さんが声をかけてくれ、
なんと島まで荷物を運ばなければならなくなったのでその船に乗ってもいいよとのこと!!!
突如現れた思いがけぬ幸運、こはるの幸運体質に違いない。サンキューこっは。
こはるってガチマジの晴れ女だし、なんかこはるといると良いことよく起こるし、ラッキーガールだとおもう。
臨時便だったので貸し切り。
2人だけだったので周りを気にせず写真撮りあったり黄昏たりできてめちゃくちゃ楽しかったな〜!!!
このときです。
いたわ。白ワンピ美少女。
そうこうしているうちに友ヶ島に到着!!!
今話題のサマータイムレンダというアニメの聖地らしい。
偶然とは言えどせっかく聖地に来たのだから、見てみたいなと思いつつ未だに見れていない。
夏に見たいな、こういうアニメは…とか言ってるうちにネトフリから消えたりするから今見た方がいいんだろうな。
友ヶ島には要塞時代を偲ばせる砲台跡が点在しており、それらをめぐるハイキングコースも開かれています。
とりあえずいちばん見応えのありそうな第3砲台跡に向かってみることに、
したのですが……………
この山道でこのヒール!!!!!
めちゃくちゃ足痛いしコケそうになるし絶対にスニーカーでくるべき場所だった。
正直しんどすぎて私もこはるも登山開始5分程度で諦めそうになりましたが、互いを鼓舞しながらなんとか登り切りました。
友ヶ島は約600人の兵隊が駐屯する要塞となっていて、第2次世界大戦が終わるまで一般人の立ち入りはできなかったそうです。
現在は砲台などは全て撤去され、砲台跡や弾薬庫跡の中に入ることができるようになっています。かなり暗くて何も見えないため懐中電灯は必須です。
恐る恐る入って奥まで歩いてみました。ちょっと怖かったけど楽しかったです(しょうがくせいのにっき)
道中にはシマリスがたくさんいて可愛かったです。自然学校みたいなことしてる。
さて、登ったということは降りなければいけないということです。きた道と同じ距離をまた下るのか………
正直死ぬほどつらくて諦めようかと思いましたが諦めたところで一生をここで暮らすことになるわけですから、おりるしかないんですよね。泣き泣き歩きました。もう2度とヒールで登山なんてやらないよ絶対〜
岩場ではない、平地にたどり着いた時は達成感で涙が出た。ありがとう平地。ありがとう道路整備をしてくれる人々。ヒールでも歩くことができる平らな道路は誰かの努力によって成り立っているんですね。本当にありがとう。
泊まれるらしき建物があった。
こはる「アニメとかだとさ、コテッて音とともに”々“の文字が傾いて主人公たちが“こ、ここが私たちの合宿所〜〜〜〜〜?!”ってなるシーンのソレだよね」
この傾いたフォントへの解像度がありえん高くて笑ってしまった。
わかる、わかるよそのシーン、鮮明に浮かんでくるよ。我々アニメオタクならな。
アイドルマスターでもそんなシーンなかったっけ、記憶違いだったかな……
無事帰りの船に乗り加太港に帰ってきました。
ここからテクテク歩いて私たちが向かった場所は 、
私もこはるも温泉大好きっこなので、旅の締めは温泉にしようと決めていました。
登山でありえないほどの汗をかいたので、この状態で温泉に入れるなんて最高以外の何者でもありません。
よーし!!さっぱりして最高になるぞ!!!意気揚々と入店しようとしたところで地獄の張り紙を見つけてしまいます。
日帰り入浴は15時までです
…………………?
今は……16時……………
もしかして私たち、終わり?
あまりのショックに立ち尽くす私。
そんななかこはるが勢いよく宿の戸を開け入って行った………!
「え、行くの?!」
驚愕する私…
「ダメもとで行ってみようよ!!」
どこまでもポジティブでチャレンジャーなこはる…
そ、そんな……無茶だよ……無理って書いてるもん…無理に決まってる………無謀だ…………!
フロントの人「日帰り入浴ですねーどうぞー」
いけるんかい!!!!!!!!!!!
なんか普通に入れた。フロントの人も、あまりに汗だくな私たちを不憫に思い気を遣ってくれたのだろうか。人の優しさ、そして諦めないことの大切さを学んだ。
(画像はHPより拝借しました)
露天から海が見れるし、アメニティも揃っていてすごく素敵な温泉でした。この御恩、絶対に忘れないょ………!
初手で食べれず諦めたご当地ソフト、売店で売ってた。やっぱツイてる、幸運ガールのおかげ!サンキューこっは!!
そしてちゃっかり着替えまで持ってきている女、温泉への本気度が違う。
帰りは加太さかな線の観光列車“めでたい電車”に乗りました。
めでたい電車は黒、赤、水色、ピンクの4種類あって、どれも内装が違ってかわいいんです!
今回乗ったのはめでたい電車「さち」。
吊り革が魚(鯛)の形をしていたり、床や扉、座席に鯛のイラストが書かれていたりとってもかわいい電車です。
吊り革は魚のほかにハートの形のものもあります❤︎
乗ったら探してみてください。
帰りも特急サザンに乗って帰ります。
夕日きれ〜!!
帰りにこはるがカヌレを買ってくれて一緒におうちで食べて解散しました。
加太、海も綺麗で魚もおいしくて、可愛い観光列車もあって、景色のいい温泉もあって、フェリーにも乗れて、かつ大阪から近い!!
最高なまちでした!
ぜひみなさんも遊びに行ってみてください。
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それでは!