距離感 by きくち

引きこもり体質で人見知りしまくる、と言うと高確率で『えっ？』と言われるきくちです。

あまりにもフッ軽過ぎてなかじまには驚かれてますが、フッ軽になる理由なんてただ単に彼女に会うならそれまでの時間なんて気にしないってだけです。好きな人には会いたい、会いたいからどうにかして予定を作る、みたいな。

最初にも書いたように引きこもり体質だった自分がフッ軽になったきっかけ。それはとある近しい人物が亡くなったこと。何もかもを手に入れて、人生を謳歌しようとし始めていた矢先の出来事に、とてつもなく衝撃を受けまして。1ヶ月後や1年後、そんな未来じゃなくて今、この瞬間にやりたい事はやらないとって思うと自然と身体が動いてました。

なかじまが驚く新幹線で4時間。これはもう、どこまでも自分が新幹線好きだから成せる技だと思っています。朝6時の始発に乗って10時に東京、その日の最終の新幹線で帰ってきて家に辿り着くのは日付を越える、なんて事もやってみたり。とにかく、新幹線に乗っている時間はご褒美みたいなものです。

座るのは必ず窓際、車内販売で必ずシンカンセンアイスとコーヒーを買う、ほぼ立ち上がらず外を見つめるのがいつもの流れ。車内で流れる電光掲示板のニュースを読むのが好きだったり、駅を通過する度に電光掲示板でその駅名を確認したり。ただの新幹線オタクなきくち。

新幹線に乗れる事はご褒美なので、なかじまのとこまで行くのは幸せな事をしてたらもっと幸せに出会える感覚です。地方の何もないとこより、東京に出た方が明らかに楽しいから、いつでも馳せ参じる覚悟があります。

とりあえず、俺としては隣の県かってくらいなかじまに会いたいし、心も身体も距離を縮めておきたい。だから、なかじまの負担になってなくて良かったなって思う。

新幹線に乗れるから交通費は実質タダ。
なかじまに会えるから時間は実質ゼロ。