【その後6】精神疾患の妻が就職⇒4日でやめてしまい、それを責めてしまった話
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「精神病院に強制入院、その後…について」
妻が仕事を辞めてきた。
就業から4日。「ダメそうだったら、ヒョイッとやめればいい」と思っていたが、予想以上に早かった。
妻の話をまとめると、こんな感じ。
■妻が仕事を辞めた理由
・面接で土曜出勤は月2日と言われていたが、実際は4日ある
・仕事中にアカシジア(手足の震え)が出てしまった
・職場の人や雰囲気は良かったが、周囲の熱量についていけないと感じた
わずか4日の就業だったが、妻は無理をした。
と言うのも、家でも仕事をしていたからだ。やっていたのは、営業トークの暗記。A4用紙2枚分のトークをまるっと暗記するよう言われており、妻は家でも暗記しようとしていた。
話を聞く限りは、職場の上司から無茶なプレッシャーをかけられているワケではなさそうだったが、早く暗記しなきゃ…と妻は焦り、給料も出ないのに、家でずっと暗唱、無理をしていた。
精神疾患に無理は禁物だ。
ただでさえ良くない状態なので、少しの無理ですべてが崩壊する。
また、暗記を求められていたトークスクリプトを少し見せてもらったが、日本語がめちゃくちゃで読みづらく、覚えづらい…
「これを書いた人は、1回でも読み返したのか…?」と強く疑問に思うくらい研修資料としてはダメダメだった。(とは言っても、トークスクリプト通りに言えば売れる、という話だろうから最初は素直にやるのが1番良いのだろうけど)
土曜出勤の件も含めると早めに見切りをつけて良かったのかもしれない。
ただ、仕事を辞めてきた妻に当たってしまった。
「嫌だったんだね、辞めて良かったんじゃん」と言いたい気持ちもあったが、「苦労して見つけた仕事を相談もなく辞めるのはどうなのさ…?無理したら崩れるのは当たり前でしょ…」と苛立ちを感じ、それを妻にぶつけてしまった。
客観的に見たら、僕はダメなのかもしれないが、僕は僕で辛いのだ。妻を支えたい気持ちもあるが、僕も妻に支えて欲しい。
妻を観察していると、以前よりも記憶力や思考力は低下しているので、一般の人と同じように仕事する、のは厳しいようにも感じる。
まだまだ先行き不透明だな…ちょっと暗い気持ち。
つづく。