[雑記]サマソニ2023大阪8/20レポ
昔はフェスやライブに行くとレポを書いていたものですが、最近こういう形では書いてないなぁと思い立ったので、ちょいと書いてみますねー。
シャトルバス問題
サマソニに参加するのは5回目?くらいですが2019年、昨年今年とバスタ北という発着場に輸送されてきた訳ですが、ここ嫌いなんですよねぇ。やたら会場まで長い距離を歩かされる上に田舎道で。なんか歩いていると田舎のばあちゃん家に夏休みに遊びに来たみたいな郷愁が…。
岡崎体育(Sonic Stage)
初見。聞いたことがある曲は全然やらなかったけど、秀逸な客いじりで流石と唸らされるステージ。面白かった。
Perfume(Mountain Stage)
こちらも初見。ソニックのスカパラも見たことがなかったので迷ったけど、「まあスカパラならいずれチャンスはあるかも」と判断してマウンテンへ。まあ個人的には想像していた通りのステージで意外性はなかったかなぁ。MCはすべてあ〜ちゃんさんが回していたんだけど、広島弁バリバリで「おばちゃん感」全開、キャラの強さに平伏するしかないという感じで、パフォーマンスよりもあ〜ちゃんさんの印象が強く残った。
ちなみに今年はOcean Stageをばっさり諦めてソニックとマウンテンを中心に回ることに決めていました。オーシャンは移動だけで時間かかるしね。
張惠妹 a Mei(Sonic Stage)
ズトマヨの場所取りしようとソニックへ。この人ミリしらだったんですが、台湾では知らない人がいないくらいのビッグネームで、キャリアも長く、日本にも何度も来ているとのこと。台湾からのお客さんが大挙して来ていて、台湾の言語でMC→笑い起こる、最初から大盛りあがり、と日本の客はアウェイ感が強かったです。前の方は全部台湾のお客さんだったんじゃないか。ハードロックをベースにラップがあったり色んな要素をバランスよく取り入れている音で、とにかく歌がうまい。安心して見ていられる感じですね。
ずっと真夜中でいいのに。(Sonic Stage)
a Meiさんが終わった途端に後ろの客がぐいぐい押してきて、かといって前方もみっちみちで一気に人口密度が高くなり、酸素濃度も下がってきていきなり戦場の様相を呈してきたソニック。ゆったり見られるのがソニックのいいところなのに!こんなのソニックじゃない!という心の叫びが虚しく響く中、ほとんどステージが見えない状態でスタート。
昨年のフジロックの配信あたりから本格的に気になりだして聴き出したんですが、曲のよさとACAねさんの歌唱力に、ライブでの変な楽器てんこもり&うまうま演奏のパフォーマンスにやられ、すっかりファンになってしまっている今日このごろ。動いてるACAねさんがすぐそこに!という興奮はありつつも、なにせ見えない!もうちょっと後ろから見たほうがよかったのでは…と後悔しても後の祭りで。ただまあ演奏はよかったしACAねさんもギターと扇風機(楽器)を弾きまくってすごく力が入っていたみたいだし(よく見えなかったけど)、総じていいライブでした。好きな綺羅キラーが聞けてよかった。しかしなんとも消化不良なんで単独を見られるようにがんばります(秋のツアーチケット売り切れてるけど)。
Kroi(Massive Stage)
昨年11月にも単独を見に行ったKroi。なんばhatchが満員になっていたのを覚えています。その時もよかったんですが、この日みたいに野外の小さめなステージ、この時間帯の、夕日差し込むような緩いシチュエーションで見ると、また全然違うよさがありましたね。内田怜央さんのエグいくらいの歌唱力に痺れました。ファンクやる日本のバンドってあまりないと思うので、今後もがんばってほしいです。
落日飛車(Massive Stage)
だいぶ前に聴いた記憶があって、いわゆるシティ・ポップを現代的に演奏するバンドの走りみたいな感じだったと覚えていたんだけど、実際演奏を聴いてみると特にシティ・ポップ色が強いということもなく、バランスのとれたパフォーマンスではあったのですが、特に自分の好みかというと?という気もしたので、急遽Corneliusを見に行くことに。
Cornelius(Sonic Stage)
コーネリアスは好んで聴く方ではないので、それほど期待してもいなかったのですが、着いたときにはギターをバリバリに弾きまくってもうヘビメタか?というくらいRock!してました。うまく言えないけど「分かってますねぇ」と言いたくなる感じ?全体的な美術がキレイで素晴らしかったです。
YOASOBI(Mountain Stage)
当日までは「YOASOBIの前にWet Legを少し見ていくか?」などと思っていたのですが、パフュームの時の混み具合を見るに、そんな悠長なことを言っていられないのでは?と思い直し、コーネリアス終わってすぐマウンテンへ。この時点でYOASOBIの開演の1時間以上前だったんですが、すでに入場待ち列が長々と形成されており、「並んでも入れる保証はありません」とアナウンスされている始末。結果なんとか入れた。
キャンセルになった昨年は「まあちょっと見てみるか」くらいに思っていた程度だったんですが、その後アニメの主題歌を続けざまにリリースし(「祝福」「アイドル」)、耳に馴染むうちにだんだんファンになっていったという経緯で。ツアーの動画を見るうちに他の曲も覚えたりして「これはぜひとも見なければ」くらいの熱量になっていました。
曲もいいんですが、ikuraさんの歌唱力、バンドの演奏力&キャラ立ち、セットの美しさ等全体的にすばらしかった。今、日本でいちばん勢いのあるバンドと言っていいでしょうね。途中でikuraさんが歌の入りを思い切り間違える箇所があって、一部で根強い口パク疑惑をはからずも反証する結果になっていたのが面白かったです。
YOASOBIが終わってからThendercatを少しだけ見て帰ってきました。また寂しい田舎道をバスタ北まで辿りつつ…。色々楽しめてよかったです!来年はメンツ次第ですかねー。