やりたいことを、やるために。
先日、久しぶりにコナンの「ベイカー街の亡霊」を観た。
最近の映画は登場人物や目立たせたいキャラクターが多く、なんとなく散らかっている感じがするな、
出るとしても服部だけ、またはキッドだけ、もっと言えばコナンと蘭だけで頑張っていた初期の方が好きだな、
と思っていたので、その認識を再確認することに。
一方で、変化に適応できていないのかな、過去を懐かしがるだけのおじさんになっているのかな、とも思ったり思わなかったり。
(確実におじさんにはなっていっているわけだが)
言葉を選ばず言うと"人気のあるキャラクターが活躍するだけの映画"になってきているな、と思っているわけですが、
別にそうなることが悪いとは言わないし、どんどん面白くなっていると思う人ももちろんたくさんいるんだとは思う。
でも、金曜ロードショーで"人気ナンバーワン"と銘打って放送されるのは、
最新作かつ興行収入1位の【紺碧の拳(キッドと京極さん@シンガポール)】や、
世界中を席巻していたアベンジャーズ/インフィニティ・ウォーに1位を譲らなかった【ゼロの執行人(安室さんの回)】ではなく、
白鳥刑事の「Need not to know」以外記憶に残らない【瞳の中の暗殺者(とはいえワタシもこれが一番好き)】なんだから、きっと同じ思いでいる人は相当数いるはず。
とはいえ、人気キャラクターが活躍する方向にいっているということは、
映画館に足を運ぶ人の数が「内容の面白さで観に行くか考える人」<「好きなキャラクターが活躍するなら観に行く人」になっているんだろうな、
儲かる方に流れていくのは当然だよな、という感じ。
そんなことをひとしきり考えた結果、
自分がやりたいと思うことをやりたかったらそれが儲かるようにしなければいけないし、強くならなきゃいけないな。
一方で、自分が好きなものを残したかったら課金しなければいけないな。
と思うに至るのでした。当たり前なんだけど。