湯田温泉〜秋吉台・秋芳洞の旅

◆湯田温泉
 昔々、傷ついた白狐が小さな池に足をつけ傷を癒していました。不思議に思った寺の和尚さんが池を深く掘ってみると、湯がコンコンと湧き薬師如来の金像が現れたのです。この仏像に拝んで湯浴みをすると難病も治る「白狐の湯」として栄えたそうな。

 という伝説がある湯田温泉。JR湯田温泉駅前にも大きな白狐がいました。ライトアップもされてましたよ。

 湯田温泉は中原中也の生まれた土地で、旅館のある通りには中原中也記念館がありました。また、同じ通りにある松田屋は、幕末に西郷隆盛、木戸孝允、大久保利通が薩長同盟について会見した場所だそうですよ。

 今回泊まったお宿は、ユウベルホテル松政さん。(http://www.matsumasa.jp/service.html
 お部屋が広くきれいで、お料理も美味しい、なのにお値段リーズナブルで大満足でした。

 フグをいただきました。

◆秋吉台・秋芳洞
 湯田温泉からバスに乗り秋吉台・秋芳洞へ。(だいたい40分くらい)

 日本最大のカルスト台地、秋吉台は圧巻でしたよ。

 カルストは、石灰石のこと。元々はサンゴだったそうです。

 その秋吉台の地下にあるのが秋吉洞。秋芳洞口から入りました。反対側まで約1kmあります。
 暗い中でも人がいるのがわかるように、サイリウムのリングをもらって体につけます。

 秋芳洞の内部を少し紹介。まだまだ見所は盛りだくさんでしたよ。

・百枚皿。流れ出る水が波紋の形に幾重にも重なってできたものだそう。実際は、五百枚くらいあるそうですよ。

・黄金柱(こがねばしら)。天井から床まで繋がっています。色合いがとてもキレイでした。

・巌窟王。上から落ちてきた水滴に含まれる石灰が溜まってできた石筍(せきじゅん、と読みます)。ここまでの大きさになるのに10万年かかるそうです。

 秋芳洞の中は冬でも少し暖かかったです。とても幻想的でしたよ。


✳︎こちらのサイト様を参考にさせてもらいました。ありがとうございました。
・狐のちょこっとお出かけブログ
 湯田温泉から、秋芳洞・秋吉台へ行ってきました。


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