RSPO商品を集めてみたら少なかった。
先日、RSPO認証マークのついた商品を集めてみたけれど、集まったのはわずか4つで、そのうちの2つは以前の記事で紹介したもので、洗剤だった。
今回は、集まった商品の中で紹介していないもの2つ、と、先日買ったものを1つ紹介する。
全て食品についていたものだ。
RSPO認証マークのついた食品
日清 カップヌードル
多分、日本のRSPO認定マークのついた食品で一番有名だと思う。
ホームページではニュースとして載せていて、個別には特に記載をしていないが、商品にはしっかりマークがついている。
デソブリーDesobry ペルレバニラ
ベルギーのお菓子。
サクサクと軽いビスケットにバニラクリームを盛り、ホワイトチョコでコーティングしたものだそう。チョコレート菓子だ。
イオンが販売元になっていた気がするので、イオン系のスーパーで買えるのかもしれない。
グランマワイルズ クランブリーオーツビスケット
イギリスのお菓子。
あまりにもRSPO認証マークのついた商品が少なくて、カルディで買い物をするついでに見つけて購入したもの。サクッとした感触がおいしい!
日本では揚げ物系に使われるのが多いのか。
調べているうちに、イオンとco-opのRSPO認定商品が探せるサイトを見つけた。
まずは、そちらを紹介する。
日本でRSPO認定マークのついている食品のほとんどが、カップ麺(即席めん)とポテトチップスとマーガリンに集約されている気がする。
co-opでは冷凍食品にも少し使われているのね。
日本と海外のRSPO認定商品の違いの1つ
ふと感じたこと。
日本の甘いお菓子にRSPO商品がついていることが少なく、輸入されたものが多い。
何故か、を文献を探したかったものの、ちゃんとした文献を見つけられなかったので、考えられることを書いてみた。
RSPO認定商品について、日本はまだ認知度が低いし、あまり求められていないからか、積極的に循環可能な油を使おうと思えない。
また、日本で同じようなお菓子を作るなら、大豆油やサラダ油の類を使う方が手に入りやすくて安くなる。
そして、仮にパーム油を使ったとしてもRSPO認定のパーム油を使うまでに至らない。
そのあたりが複雑に絡まっていて、海外ではパーム油を使った甘いお菓子があるが、日本では今のところ需要が少ないのかもしれない。
前述のFSC認定商品で出したクッキーを例に取ってみる。
ここで使われている油は植物油脂。ショートニング、マーガリンもそうかな。
日本では植物油脂という総称で記載することが出来るため、実際にどの油を使用しているのかを明確にしなくていいことになっている。
日本で利用されている植物油は、主になたね油、パーム油、大豆油なので、加工食品にも多く使用されていると考えられるし、仮にパーム油が使われていても、RSPO認定マークがついていない段階で持続可能な油ではないかと思われる。
地産地消だけでなく、認証マークのついた商品も応援したい!
普段は特に国産を選ぶと決めているわけではないけれど、地産地消を心がけている。外国製のものも使うけれど、生鮮食料品に関してはなるべく日本産を買うようにしている。
RSPO認証マークのついた甘いお菓子は、外国製であっても美味しくいただきたいし、応援もしたいと思えるから、買いたい。
そして、日本でも同じように認証マークのついた甘いお菓子が出てきたら、買って応援したい。