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【5分で分かるコーフボール基礎】ファール時の罰則3種類を覚えよう
こんにちは!
VICUSコーフボール杉並のつんたろうです。
今回は初心者の方向けにファールをしたときに発生する罰則(リスタート、フリーパス、ペナルティ)について書きました!
どんなときに発生するかを知っていると、試合中にファールがあった際も素早く次のプレーの準備ができるのでぜひ覚えておきましょう!
※国際コーフボール協会(IKF)のルール解説をもとに書きました。
ファール時の罰則3種類
ディフェンスがファールをしたときには、ファールの仕方に応じて3種類(リスタート、フリーパス、ペナルティ)の罰則がオフェンスに与えられます。整理すると以下の通りです。
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ルールブックを正確に読むともうちょっと細かい定義が決められていますが、初めのうちはザックリと上記の理解で問題ないと思います!
それぞれ見ていきましょう!
リスタート
意図的でない軽度なファールのときにはリスタートになります。ファールがあった位置から相手ボールでプレーがスタートします。一番多いパターンはトラベリングやディフェンドです。
こちらの映像の例だと、黒チームの10番がトラベリングをしています。そのためファールがあった地点から赤チームのボールでプレーが再開しています。
フリーパス
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重いファールをしたときにはフリーパスになります。
具体的には「意図的な反則、または相手への接触で利益を得た場合(uncontrolled contact)」というのが条件になります。
よくあるパターンとしては
・パスカットをしようとして相手に接触した
・リバウンド中に腕で相手を押した
などです。
接触をしたことによって不当に有利(unfair advantage)になってしまったというイメージだと分かり易いと思います。(例:接触したことによりボールを奪った、リバウンドポジションを取れたなど)
フリーパスの打ち方はこちらの動画を参考にしてください。間接PKのイメージで、味方に一度パスをしてからシュートを打ちます。オフェンスもディフェンスもチーム内の連携が大事なのでぜひ練習しておきましょう!
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フリーパスでは
・オフェンスはお互いに2.5m以上離れる
・笛が鳴ってから4秒以内にシュートを打つ
・ボールが動いた瞬間からライン内に侵入OK
・ボールが動く前に線を踏んでも1回まではやり直し可能。2回目も踏んでしまうとペナルティになる。
というのが主なルールです。
ペナルティ
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こちらもディフェンスがファールをしたときに発生します。
フリーパスと同じく
・意図的または身体をコントロールできてない状態で接触した場合
という条件に加え、
・ファールにより相手の得点機会が奪われたとき
・または繰り返し相手の攻撃機会を妨害した場合
という条件が加わった場合はペナルティを与えられます。
よくあるパターンとしては
・ランニングインへのディフェンス中に後ろから接触した
・シュートモーション中のオフェンスに対して身体を当ててシュートを止めた
などがあります。
ファールにより相手のシュートチャンスを奪ってしまった、というイメージです。
ペナルティの打ち方はこちらを参考にしてください。バスケのフリースローと同じと思ってよいでしょう。
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ペナルティの際はオフェンスもディフェンスもライン内には入れません。
ボールがディフェンスの手を離れた瞬間にライン内に侵入してOKになります。シュートは外れてもリバウンドが取れるようにしっかりとリバウンドポジションを取るようにしましょう。
まとめ
罰則の発生パターンを理解しておくと次のプレーの準備が素早くできるようになります!特にフリーパスでは時間内にポジションにつかないと相手ボールになってしまいます。余裕のあるプレーの土台は正しいルールの理解にあると思うので、初心者の方はぜひ早めに覚えてしまいましょう!