右園死児報告 読みました。
今回は小説の感想文です。
ネタバレも含むかもしれませんので閲覧には注意してください。
右園死児、この文字を見たあなたはもう呪われています…。
みたいな本だと思ったんですよね~。簡単に言えばホラー小説だと。
だって帯に背筋さんが絶賛してたし…。
背筋さんは「近畿地方のある場所について」を書いた方です。
皆さんご存じだとは思いますけど。
背筋さんの作品大好きで出た作品は今のところ全部読んでます。
そんな背筋さんが絶賛しているからどんな面白いホラー小説なんだ!と思って、書店でその帯を見てほかの情報何も無しに読んだんですよ。
これはSFやなか~~~~~い!!!!と思いました。
正確に言えばSFホラー?なのかな?そこら辺の区別が余りわかりませんが…。
読み始めはホラー小説だなと思ったんですよ。
呪いとか呪物、呪詛的なものなのかなと。
そしたらどんどん物語がファンタジー寄りになってきて、おや?これは純粋なホラーではないぞ…?と思い始めました。
私ホラー小説が好きでそれを求めて読んでいたので、なんか違う…。と思いながらも読み進めました。
正直SFとか読んだことないんですよ。そもそも興味がなかったというか。
でも、ページを捲るたびに次はどんな報告が待ってるんだ!?とかなり引き込まれている私がいましたね。
映画ではSFものみたりしていたので情景がちゃんと想像できて、文章でこの世界観を表せるのか…SF小説ってすごいなと思いました。
クライマックスに行くにつれどんどん疾走感や躍動感が出てきます。
アニメや映画を見ている気分でした。
本の表紙や帯の感じからは想像できないような世界だと思いました。
その世界観特有の造語?言葉?が出てくるので少し理解に時間がかかる時もありましたが、比較的スラスラ読めました。
ラストも良い終わり方でした。
爽やかに、それでいて陰湿に、交じり合ってこの後のこの世界はどうなるんだろう。と思わせるようでした。
結論、思ってたんと違うけど面白かったです!!!!
また幼稚な感想で終わらせてしまった。すんません。
前情報なしで読んで、しかも読んだことのないジャンルで最初はえ~?大丈夫か~?俺は最後までこれを読めんのか~~~~?と思いましたが全然読めました。グングン読めました。
それだけ惹きつけられる物語でした。
という事で今回は、右園死児報告の感想でした。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
最後まで読んでる人おるか知らんけど。