研究者版linkedin、民間版Researchmap、あるいは日本版ResearchGateのようなもの
どうも、tayo.jpくまがいです。
クラファンでは多大なご支援いただきありがとうございました(終わってないですが)。
いい機会なので、tayoが今後どういう方向に行くか表明しておきます。
そして最後にちょっとアンケートがあります。
研究者版linkedin、民間版Researchmap、あるいは日本版ResearchGate
今後の開発方針を端的に言えば、tayoはSNSっぽい側面を強くしていこうと思っています。
端的に言えば研究者版linkedin、民間版Researchmap、あるいは日本版ResearchGate、といったものです。
例えば、「学会ですげー面白い発表聞いて、懇親会で熱く研究の話をして仲良くなった人」がいるとしましょう。
こんなのは割とよくある話。
その上で、tayoが提供したいのは以下のような体験。
端的に言えばResearchmapのつながり機能とかメッセージ機能とか、SNS的な部分をがっつり強化したようなやつを作ります。
こんな感じでアカデミアの人たちに、「ちょっとだけコミュニティの幅を広げる機会」を与えたり、コミュニティベースで「知らないイベント」、「知らない研究室」、「知らない企業」とのつながりがちょっとずつ出来てい
く。。そんなのがやりたい。
なんで?
理由① 思想
僕がtayoでやりたいことを端的に言うと「すべての研究者にとって、登録するだけでちょっとだけハッピーになれるwebサービス」で、それに向けて何が一番近道かをずっと考えてきました。
そしてtayoを通じていろんな学生や若手研究者の方とお話ししていて感じたのが、とにかくコミュニティと視野の狭さです。
とはいえ研究者に対して「能動的にコミュニティ広げなさい」という試みは概ね失敗しているので、受動的な態度でも勝手にコミュニティと視野が広がっていくような仕組みを作りたいなと思いました。
理由② 作れるから
普通の求人メディアに比べて、linkedinやYOUTRUSTみたいなSNS寄りの求人サービスは端的に開発力が結構必要で、尚且つビジネスロジックをサービスに落とし込むために経営陣にも結構なプロダクトマネジメントのセンスが必要になります。うちはITリテラシーとwebアプリの開発力がそこそこ高い会社なので、割とまともなものが作れます。
理由③ コミュニティの支援
コロナ禍を経て研究者同士の「横のつながり」を担うのが「学会」のようなものから「ボトムアップの小規模なオンラインコミュニティ」にシフトしている傾向を感じています。
これ自体はいい傾向だと思うんですが、当然こういうコミュニティから漏れていることで損している人も意外といっぱいいるっぽい。
そのあたりのギャップを解消したり、「ボトムアップの小規模なオンラインコミュニティ」自体の発展に寄与したいな、というのがtayoをSNS化していく意図です。そしてそれは、tayoのユーザー数の増加に直接繋がるはず。
研究者の個人ページって何ができると嬉しいの?
「tayoが研究者向けSNSとして使われるかどうか」は、「tayoの個人ページが研究者の個人ページの代替になれるか」だと思っています。
研究者の個人ページとはこういうやつです。
僕のやつは全然更新していないんですが、そんな人も多いのでは。
(僕も含め)Google Siteで作っているのをよく見ますが、そんなに凝った作りのものはあまり見ないですよね。「半分義務感で作っている」+「忙しい中やっつけで作る」+「無論予算はない」ので、あんまり凝ることができないのが正直なところではないでしょうか。
最近の若手はもはや個人HP作ってない人も増えている気がします。
個人ページとしてはResearchMapもありますね。でもこれもちょっと殺風景です。
こんな背景で、tayoとしてはざっくり言うと上記のものを考えています。
古いGoogle Site使ってると2023年1月以降見れなくなるんで、乗り換えの選択肢作るにもいい時期かと思います。
というわけで「研究者の個人ページ」に関するアンケートを作りましたので、研究者の皆さん、ご協力いただけるととても有難いです。
おわりに
SNS作りま〜すと言っても既存のtayoのサービスやビジネスモデルが大きく変わるわけではなく、単に個人ページの作成機能やユーザー間の繋がり、メッセージ機能を実装しますよ、というだけです。
既存の大学院生募集や民間求人も、関係する人のプロフィールを閲覧できることにより強化できますし、イベント告知なんかも他の参加者が見えることでもっと使ってもらえることが増えるんじゃないかな、と思っています。
ではでは。
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