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【DX12th】Day5_業務の棚卸しと自動化
本日の内容は業務の棚下ろしと自働化
イントロダクション
「 DX何からやったらいいんですか? 」
DXをやることは目的ではない。どうしたいか。
「 そんなことやる余裕はないんです。」
現状の仕事で手一杯だと、この気持ちはよくわかる。
でも少子高齢化で、人口が減り、景気が悪くなっていく現代では
現状を続けているだけだと、みんなで立ち行かなくなってしまう。
DXの目的は、業務改革の中で成果を上げること。
そのために何から始めるか。
まずは可処分時間を作ること。
一時的に無理をしてでも可処分時間を作り、 その中で成果を上げて、
さらに可処分時間を再投資していくことが重要である。
短時間の無理を戦略的に行う。
ビジネスを棚卸しして、
機械ができることと人ができることを分け、
機械ができることを自動化して時間を作り、
できた時間をより高付加価値なビジネスに投資していく。
業務の棚卸し
業務の棚卸しでは、Microsoft社の畠山さんの手法を参考に、
自分たちのタスクを、
「大きな業務領域」「実際の業務」「タスク」「それ以上分解できないアクション」「使用しているツール」「AIの介入可能性」の6つの項目に分類して整理した。
このプロセスを通じて、日々の業務で何を行っているかを可視化し、どの部分が自動化の対象となるか、どの部分が人による判断を必要とするかを見極める。
chatGPTなど生成AIの業務利用率は、アメリカと比べて、日本では低いらしい。
私も研究で使用するのがメインで、病院での業務ではあまり使用できていない。
実際に棚卸しを行ってみると、自分が思ってるよりもタスクが多かった。
診療業務について、当院では問診をタブレットを用いて事前に行っており、問診内容はカルテからも見れるようになっている。
聞いている内容は、慢性期の疾患では、病気の現在の状況を表すスコアを入力してもらっていることが主である。
スコアから現状を予め予測することはできるが、実際にあった変化などは診察室で思い出してもらって話してもらうので、時間がかかっている。
今使ってる問診システムも変えることができると思うが、システムをつくるためにやりとりする時間や、金銭面での負担が大きいだろう。
自分たちで作れるならば、小さく、はやく、低コストで作れて、何度も修正できるという威力をここで感じる。
MicrosoftのAzure OpenAIを活用することで、Microsoftのコンプライアンス下で、より個人情報に留意して行うことができるので、自分でも作ってみたい。
ほしい情報を的確に入手できるより良い問診ツールができ、また家で入力できる形であれば、待ち時間や診療時間も短くなるだろう。
どんな検査をするか、検査項目や処方薬のレコメンドも可能になりそう。
昼コースで話にあったが、看護師もカルテ(テンプレート)入力業務に時間をとられていそうなので、考えたい。
作業の最適化
![](https://assets.st-note.com/img/1731095715-Sjg7FDtvYzlBx3GakQMPyKA2.png?width=1200)
壁に貼っておけ!というテスラの5つの戒律。
でもそれくらい本当に大切なものだと思う。
自動化すれば良いというものではない。
Day1にもあったように慣習的に行っている作業は本当に必要か、
本当にそれはやる必要のあることか疑うことが重要である。
現在より最適な工程がないか、より多くの問題解決ができる方法はないかというところを探して行く。
「それいるんだっけ?」と業務を棚卸しをして、
本当の必要性を可視化し、
棚卸しをしてデジタルで合理化する。
適切に無駄を削るために優先順位をつける。
業務の棚卸しをして、意識して行わないと、日常として日々過ごしているなかでは気づくことすら難しいなと思った。
自働化
自働化の例として、講義内ではchatGPTがとりあげられた。
![](https://assets.st-note.com/img/1731099959-wsOuaF2JgASZHBnmP7fXUb5q.png)
chatGPTはあくまで、次にきそうな確率が高い言葉を並べているだけのランダム文字列なので、自分で正しいかを最終判断できる必要はある。
chatGPTでできるタスクは以下のようなものがある。
![](https://assets.st-note.com/img/1731097830-5kwXIjaUBh8PMDxzY201v6Lr.png?width=1200)
生成AIがない生活はもう考えられない。
ちなみに以下のリンクの「回収の達人」というタイトルも大量にchatGPTとclaudeに考えてもらった中から、ルーレットで決まった。
(カンパ先生は大量にだしてもらった中から、これはいいなと考えたりするベースにするような教えだったので、ルーレットは少し反しているかもしれない)
講義で、カンパ先生は音声入力をもちいて、入力を行っていた。
カルテの入力作業が多いので、文字入力のスピードは速くなり、
そんなに困らないが、とはいっても音声入力の方がはやい。
今後は積極的に音声入力を使用したい。
このnoteも音声入力で行って、手直しした。
結構精度よく入力してくれる。
(windowsならwindowsボタン+Hで音声入力できる!初めて知った)
![](https://assets.st-note.com/img/1731097854-WFipqojsfA5hHIQCE3JYutTM.png?width=1200)
上の画像のように、日常の課題解決のタスクの中に、生成AIを組み込んでいく。
実際にMicrosoftの畠山さんは大量のメールの確認を5-10分でこなすらしい。
(おそろしい。)
chatGPTにお願いするときは以下のようにすると良いらしい。
![](https://assets.st-note.com/img/1731100831-frqHju2bDXFcGNLJSvOBAypt.png?width=1200)
講義では画像を貼り付けて、どこを修正すればよいかを聞いていた。
確かに画像で貼り付けると、自分が言語化できていなかったり、気付いていなかった部分に原因があることがある。
chatGPTは、0→1が得意なので、たたき台があるだけで、業務が(気持ち的にも)楽になることも多い。
人が楽になるように使っていく。
今後も業務の棚卸しをして、その作業は必要なのかを見直し、機械に任せれることは機械に任せて、可処分時間を生み出していきたい。