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私の作風について

皆様、こんにちは。Attack of the third movement -第3楽章が揺さぶる- @見守り仮面Pです。(すごくシンプルかつコンパクトな名前だと思いませんか!?ね!?そう思うでしょ!?ね!?笑)

先日のぶるぶるハムちゃんズ氏のスペース「第6回 スペースへけラーズ」にゲスト出演させていただいた際、自身の作風についてお話をする機会があったのですが、深く語りすぎてリスナーの方を飽きさせてしまう、いわゆる公開マスターベーションになりうる懸念から控えめにお話しをしてしまっておりました。
同番組内で同氏からnoteをやってみませんかというお誘いを受け、この場であれば見たいと思った方だけにご覧いただけると思い、筆を執った次第です。

駄文、長文、稚拙な文を良い気分で綴っておりますが、何卒ご容赦いただければと思います。

残念ながら私は音楽やDTMについて深く語れるほどの理論的な知識やテクニックを充分に持ち合わせていない勉強中の身です。
ただ、作風や作詞についてはある程度深みを持たせて語れる部分はあるのではないかと思い、今回はまずイントロダクションとして自身の作風について概要的に触れられればと思います。


====本編ここから====

●作風ときっかけ

私は社会人として働き始めてからずっとマーケティング/プロモーション畑で育ってきました。そのバックグラウンドも影響してか、自分の創作物については「作品」というよりも「商品」として向き合っているように思います。(※音楽を売って満足な収入を得ているという意味ではありません。あくまでスタンスとして捉えていただければと思います。)
DTM/ボカロ界隈的には決して好まれない軽薄な思考だということは重々承知していますが、現時点で知識やテクニックがまだまだ不足している私にとって「商品」を作る際には”インパクト”は欠くことのできない重要なファクターであると考えています。

私は特にボカロ曲において、変拍子や急展開を多用した音楽を作っています。(エセプログレと呼んでください笑)
邦楽ではZAZEN BOYSやtricot、洋楽ではSystem of a Downといったバンドの影響が著しいのですが、深く語れるほどのオタクというわけではありません。
ただ、先の読めない展開や不思議な感覚に陥る変拍子にはテーマパークのような楽しさと文字通りの"インパクト"があり、純粋にエンタテインメント性の高いクセのある音楽として捉えることができました。私が目指しているのはまさにこういう作風であり、このきっかけを与えてくださったのがdama氏でした。
深夜の2時間DTMのお題「裏世界をイメージした曲」でピアノがメインの急展開変拍子の曲をアップした際、同氏から「プログレっぽい展開の中にもキャッチーさが醸し出ててさすがです!!」というリプを頂きました。あのdama氏からリプを頂けたことが嬉しすぎたのはもちろん、私が目指していきたいスタイルはまさにこれだったんだなと、いくら探しても見つからなかったパズルのピースのひとつを用意して頂けたような感覚に襲われたのをよく覚えています。
その頃から「キャッチーな変態」というものを目指そうと奮闘する日々が始まりました笑

●楽曲制作のスタンス

私は楽曲制作の際には、いわゆるエモさやチルさというのはあまり意識したことがないです。皆様の共感を得たい、曲に秘めた想いや歌詞の意味を理解して欲しい、だとかそういったことも全く考えていません。
聴いてくださる方が「なんとなく面白いかもね」「またくだらないことやってるよ」「この展開おかしくね?」「こいつ頭おかしいだろ」といったような引っ掛かり(=クセ)を感じていただければそれで良いと思っています。それが結果的に"インパクト"につながれば御の字です。
バカにされようがディスられようが、私自身が飽きない限りこのスタイルを崩さずにやっていきたいと思っています。

●ロールモデルと方針

話は少し変わりますが、私は椎名林檎女史の大ファンであり、彼女は凄腕のマーケターだと勝手に思っております。ご本人も公言しておりましたが、デビュー当時の衝撃的なイメージは「椎名林檎」というブランドを確立するためのパフォーマンスだったようです。彼女は自分を推してくれる方々(=顧客)のことを第一に考えており、その方達にどんな自分の姿が求められてるのかを常に意識しながら作品を世に生み出しているという話がライブ中に語られていました。当初は好き放題やっているように見られがちだった言動や作品が、実はブランディング施策の一環としてしっかりと機能していたという、本質的には極めてビジネスライクな考え方であり、私はそれに非常に感銘を受けた記憶があります。

私もこれに倣って、応援してくださる皆様に飽きられないよう、末永く見守っていただけるように創意工夫をしながら、良い意味で期待を裏切っていくという形で、私固有の"インパクト"をお届けできればと思って取り組んでいます。

※誤解を避けるために記述しますが、これは決してインパクト頼みの音楽をやっていくということではなく、知識やテクニックについても皆さんのアドバイスやスタイルから良いものを盗みながら前向きに学びと理解を深めていく所存です。また、私の急展開の音楽はただ闇雲にインパクトのために作っているわけではなく、それぞれにきちんと意味とストーリー性を持たせていることについては明言しておきます。(←ここすごく重要です。テストに出ます。)

●後記

今後、このnoteの場では私が特にこだわっている作詞の方法などについて、自作曲のディテールにも触れながらご紹介していければと考えています。もちろんこれも私のマスターベーションに過ぎないであろうことも承知していますが、応援してくださる皆様が何かしらを感じ取っていただけるのであればそれだけで私は幸せです。

なんだか決意表明のようになってしまいましたが、今後とも創作活動を通して皆さんとの交流を深めながら楽しんでいきたいと思っておりますのでどうぞよろしくお願いします。

このトピックの最後に、noteを始めるきっかけを与えてくださったぶるぶるハムちゃんズ氏には心より感謝申し上げます。


おわり


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