曲解説「灯台探し」 〜前作「解脱の証明」との関係性と今後の展開について〜
皆さま、Attack of the third movement -第3楽章が揺さぶる- @見守り仮面Pです。
あ、バレましたか?バレバレですよね。お察しの通り、今回のHNはコピペです。だってやっぱり打つのめんどくさいんだもん。
●曲解説「灯台探し」
さて、早速ですが先日投稿した「灯台探し」について簡潔に曲解説させていただきたいと思います。
この曲はボカロ曲シリーズ「煩悩編」の完結作である「解脱の証明」の対になる曲として制作しました。もう何回も見たよと言われてしまうかもしれませんが、以下の図をご覧ください。
「解脱の証明」では未練から解放され、前向きに新しい世界に向かって旅をする主人公の姿を描いていました。その中でキーとなる「嗚呼」「ざあ」という歌詞が登場するのですが、実はこの正体は「灯台探し」の主人公の呼び声と波の音でした。
それぞれの歌詞の一部を対比するとわかりやすいかもしれません。
・「解脱の証明」の歌詞 : ”嗚呼 ざあ 声に導かれ”
・「灯台探し」の歌詞 : ”嗚呼 ざあ 標探す”
それぞれのMVをご覧いただくとわかるかと思いますが、「灯台探し」の歌詞は道標(次の恋人)を探して海を彷徨う主人公が誰かを呼んでいる声と波の音、「解脱の証明」の歌詞は森の奥から聞こえてくるその呼び声と波の音を探している様子だったわけです。つまり世界線はまったく同じです。
前述したように「解脱の証明」も未練から解放されて新しい世界(次の恋人)に向かって旅をしているという物語ですので、このふたりは同じ境遇ということになります。この点においてこの2曲は対をなしています。
以下のような関係性ですね。
また、「灯台探し」については対の意味と「煩悩編」に続く新たな章への橋渡しの役目も担っています。これも次の行き着く先を探しているというダブルミーニングでもあります。
果たしてこのそれぞれの主人公二人は結ばれるのでしょうか…。
…なんか一筋縄ではいかない気がするんだよなぁ…。
だって前作「解脱の証明」、今作「灯台探し」も13拍子から始まるんですよ。13って数字”不吉”な予感しかしない…。
●次曲&新章について
次曲につきましては鋭意制作中です。ただいまMVを必死こいて作っております(笑)
新章についてはそのうち新曲の告知とともに発表させていただきたいと思っておりますが、やっぱり”不吉”な予感しかしないですね…。
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