フォア打ちができないときは!!この5つをチェック🖐️
卓球を始めるとき、ほとんどの方がフォア打ち(フォアハンドで打つこと)から取り組みます。
しかし、これが「ラリーで続かない」「できない」と悩む人も多いです。
フォア打ちは、基礎の基礎です。これが不十分だと、今後習得する技術にも影響が出てくるので、しっかりマスターしておきましょう。
こおしは、卓球のフォア打ちができないときのチェック項目などについて、解説します。
(1)フォア打ちができないとき
フォア打ちができないときは、以下のことをチェックしてみてください。
▣足の位置やボールとの距離感
▣前傾姿勢
▣ラケットの位置や角度
▣常に小さく動きながら打っているか
▣リズムに合わせて打っているか
それぞれについて、解説させていただきます。
❶足の位置やボールとの距離感
フォア打ちができないときは、足の位置やボールとの距離感を確認してください。
これらが間違っていると、ストロークが崩れたり、ボールにうまく力を伝えることができなかったりします。
足の大きさの半分くらい、左足が前です。また、下図のように、体の斜め前45°付近で打球することが大事です。
相手ボールに合わせて、自分の位置や体勢を調整します。
このように、フォア打ちが入らないときは、足の位置やボールとの距離感をチェックしましょう。
❷前傾姿勢
フォア打ちができないときは、前傾姿勢になっているかを確認してください。
スイングや打点など、他のことに気を取られて、知らず知らずのうちに棒立ちになっていることがあります。
棒立ちでは、打球が安定せず、強打を打つこともできません。卓球では体全体を使って打てるように、基本的に上体を15°ほど前傾させた姿勢をとり続けます。
このように、フォア打ちが入らないときは、きちんと前傾姿勢をとれているかをチェックしましょう。
❸ラケットの位置や角度
フォア打ちが入らないときは、ラケットの位置や角度を確認してください。
ラケットが低い位置から打ち始めていると、オーバーミスをしやすいです。反対に高い位置からだと、ネットミスをしやすいです。相手ボールに合わせて、ラケットの位置を調整しましょう。
また、ラケットの角度も見直してください。オーバーミスをするときは、ラケットの面を被せます。逆に、ネットミスをするときは、面を上に向けて調整します。
以上のように、フォア打ちができないときは、ラケットの位置や角度を調整しましょう。
❹常に小さく動きながら打っているか
フォア打ちができないときは、常に小さく動きながら打っているかチェックしてください。
連続して同じコースで打つ場合でも、1球1球状況が異なります。ゆえに、それらを打つためのベストポジションも毎回違うのです。
その場で足を踏み替えるだけでも、効果があります。
例え手の届く範囲であっても、「ボールに合わせる」意識を持って、常に動くことを忘れないでください。これは、初心者〜上級者まで、レベルを問わず大事なことです。
このように、フォア打ちが入らないときは、常に小さく動きながら打っているか確認しましょう。
❺リズムに合わせて打っているか
フォア打ちができないときは、ラリーのリズムに合わせて打っているか、確認してください。
卓球ではゴルフと違い、自分だけのリズムで打てません。相手が打ったボールに合わせて、打つ必要があります。
なので、ラリーのリズムに乗って体や腕を動かします。こうしたほうがスイングしやすく、打球が安定します。
以上のように、フォア打ちができないときは、ラリーのリズムに合わせて打っているかも、チェックしてください。
(2)フォア打ちが上手になる ためには!!
フォア打ちが上手になるためには、まず確実に返球することです。
ラリーが続かないと、打つ回数が必然的に減って、練習量自体が少なくなってしまいます。
ラケットの角度やスイングの方向、体の使い方などを調整し、とにかく返球第一に考えましょう。
卓球では、最後まで打ち返した人が得点するルールです。これが、すべての道理を物語っています。
このように、まずは確実に返球することが、フォア打ちが上手になるために必要なことです。
♣まとめ
今回は、卓球のフォア打ちができないときのチェック項目などについて、解説させていただきましたが、いかがだったでしょうか!?
フォア打ちは、皆が当たり前のようにやっていますが、実はとても大事な技術です。
毎回きちんとポイントを抑えて、練習を重ねましょう!!
次回は、