
リストバンドのルール!!衝撃…ナイキやアディダスはダメ❌
卓球では、リストバンドをしている人をちょくちょく見かけます。ただ、試合での使用は可能なのか、どんなルールがあるのか気になるところです。
今回は、そんな卓球のリストバンドのルールについて、解説させていただきます。
(1)リストバンドをつけるのはOK
卓球の試合で、リストバンドをつけることはOKです。
これは、腕の汗が手やラケットにつくのを防ぐ効果があります。また、タオルが使えないときは、これで汗を拭うことができます。
卓球では、いつでもタオルを使用できるわけではありません。使用できるのは、両者の得点の合計が6の倍数のときだけです。
(2)リストバンド・メーカーの商標 やロゴは1か所、12㎠以下
次に、リストバンドについているメーカーの商標やロゴについて解説させていただきます。
これは、1か所・12㎠以下と決められています。

日本卓球協会の公式ルールでは、商標やロゴは広告として扱われます。
サポーター、ヘアバンド、スパッツについても同様です。それぞれ1か所で、12㎠以下と決められています。
下図のように、リストバンドの大きさは、だいたい縦6cm×横8cmです。

商標やロゴが縦4cm×横3cmや、2cm×6cmなど、12㎠の大きさに収まっているか、チェックしてみましょう。
このように、メーカーの商標やロゴが1か所で、なおかつ12㎠以下のリストバンドは使用できます。
(3)リストバンド・公認用具指定業 者のもの以外はNG
リストバンドは、公認用具指定業者以外のものはNGです。これも、ルールで決められています。
公認用具指定業者とは、卓球用具やスポーツ用品メーカーなど、下記の36社です (2020年1月6日現在)。

バタフライやニッタクなど、有名卓球ブランドを展開している会社は、もちろんここに含まれています。
(株)ユニバーは2017年6月で、公認指定業者ではなくなりました。しかし、このメーカーのブランド「STIGA」(読み方・スティガ)のものは、それ以降でも使用できます。ラバー、ラケット、ユニフォーム、接着剤についても同様です。
メジャーなスポーツメーカーでは、ミズノとアシックスが指定業者です。なので、これらのメーカーのリストバンドは使用できます。ナイキやアディダスのものは、使用できません。
以上のように、公認用具指定業者以外のリストバンドは、使用できません。
(4)リストバンド・指定業者以外の ものを使うときの対策
指定業者以外のリストバンドを使うときの、対策を紹介させていただきます。
ロゴを隠したり裏返したりして、見えないようにすれば、試合でも使用可能です。ファッションアイテムとしてはちょっと悲しい対策ですが、役目や精神的な支えになってくれることに変わりはないです。
また、無地のリストバンドなら、どこのメーカーやブランドのものでも使用できます。
このような対策をすることで、指定業者以外のリストバンドでも使うことができます。
♣まとめ
今回は、卓球のリストバンドのルールについて、解説させていただきましたがいかがだったでしょうか!?
一般的なスポーツブランドでも、使用可能なものと、そうでないものがあります。この点については、うっかり間違わないように気をつけましょう。
次回は、ラケットの持ち方にルールはない!!上達する基本の持ち方を紹介させていただきたいと思います。