【初級者必見】プロが教えるラバーの貼り方!!
初めて卓球のラケットやラバーを購入した時は、卓球ショップの人に貼ってもらったり既に貼り合わされているものを購入したりすると思います。このように卓球ショップで直接ラバーを購入すると、卓球ショップの方に貼ってもらうことができますが、ネット通販等で購入するとそうはいきません。
ネット通販で購入すると自分で貼らないといけませんが、ラバーを貼った経験がないとどうやって貼ったら良いかわかりませんよね?そのような方のために、ラバーを貼るために準備するものから、貼り方の流れまで説明させていただきたいと思います。
(1)ラバーを貼り替えるために準備 するもの
まず、ラバーを貼り替えるためには以下のものを準備します。
❶ラケット
当然ですが、卓球のラケットを準備 します。
❷フォア面ラバー
フォア面ラバーはどの戦型でも必要なので 準備します。
❸バック面ラバー
バック面はシェークや中ペンなど両ハンド 使う方は準備します。
❹ハサミ
ラバーを切るためにハサミを準備します。 裁縫ハサミが切りやすくてオススメです。
❺専用接着剤
卓球メーカーが販売している接着剤を使い ます。ボンドなどはダメです。また、写真 の接着剤は廃盤になっています。
❻スポンジ
卓球メーカーが販売しているスポンジがありますが、食器を洗うスポンジで大丈夫です。
❼ラバーをきれいに貼るための転がすもの
必ず必要ではありませんが、スプレー缶な ど棒状のものがあると、ラバーをきれいに 貼るために便利です。
(2)ラバーの貼り替え手順
ラバーを貼るために準備するものがわかったところで、ここからは実際にラバーを貼っていく手順になります。しっかりと理解して、自分でもラバーを貼れるようになりましょう。
❶ラバーのスポンジ面に、接着剤を塗る
どちらでもいいんですが、まずはラバーに接着剤を塗っていきましょう。皆さんわかっているともいますが、シートに塗るのではなくスポンジ面に塗ります。
フォア面もバック面も、それぞれ接着剤 を500円玉分くらい出します。
その後スポンジを使って、最初は雑で良い のでバーっと接着剤を伸ばしていきます。
接着剤を全体的に伸ばしていったら、最後 に同じ方向からきれいに整えながら伸ばし ていきます。
❷ラケットに接着剤を塗る
次にラケットですが、ラケットもラバーと同じで、接着剤を500円玉分くらいだして、雑に伸ばし、最後に同じ方向からきれいに整えていきます。
ただ、人によってはラバーの方に多めに接着剤を塗ったから、ラケットの方は少なめに塗ろうという方もいるので、この辺りは好みもあります。
〈チェック〉
★ラバーの塗り方と同じだが、接着剤の量は 好みです!!
❸ラケットとラバーが乾くのを待つ
ラケットとラバーに専用の接着剤を塗り終えたら、それぞれ乾くまで放置します。塗った時は接着剤が白色ですが、乾くと透明になるので、全体的に透明になるまで10分~15分くらい待ちます。
急いで乾かしたい方は、ラケットをうちわにしてラバーに風を与えて乾かすか、ドライヤーを使って乾かしましょう。この時、ドライヤーの温風でラバーを乾かしてしまうと、熱で膨張して少しですがラバーが伸びてしまうので、冷風で乾かすことをオススメします。
〈チェック〉
★白かった接着剤が透明になると乾いた 証拠です!!
❹乾いたら、ラケットにラバーを貼る
塗った接着剤が乾いて透明になったら、ラケットに片面ずつラバーを貼っていきます。貼る時のコツは、ラバーのロゴマークの方をラケットのグリップ部分に合わせることです。
その後、棒状のものを使って軽く転がして貼り合わせていきます。この時、力強く転がしてしまうと、ラバーが伸びてしまうので注意しましょう。
〈チェック〉
★棒状のものを転がして貼るときは、力を入 れないようにしましょう!!
❺最後にハサミで切る
最後に、貼り合わせたラバーをハサミで切って形を整えていくのですが、これが意外と難しく、切るのが苦手な方はガタガタになってしまいます。
切るときは、ラバーの端からハサミの奥の方で切り始めます。
後は、ラケットも切るくらいのつもりで、ラケットの形に沿って切るようにしていくと、上手く切れます。
〈チェック〉
★ハサミで切るときは、ラケットの形に沿っ て切ることを意識しましょう!!
❻完成
両面のラバーを貼って切り終わり、上記の工程が終わると、卓球のマイラケットの完成です。
♣まとめ
卓球ショップでラバーを購入するとスタッフに貼り替えてもらえますが、ネット方がラバーを安く購入することもできます。ネットで購入すると自分で貼らないといけないですし、自分で貼ったほうが愛着が湧くという方もいると思います。
何より自分で貼ると、卓球の練習頑張ろうってなりますよね!ただ、どうやって貼ったら良いかもわからないと思うので、そのような方は是非この記事を参考にしていただければと思います。
次回は、今さら人に聞けない!?卓球の用語集を紹介させていただきたいと思います。