左利きが絶対的に有利な4つの理由🤟
道具を使うスポーツにおいて、左利きは有利なことが多いです。
卓球も然りで、左利きはとても有利です。
今回は「なぜ左利きが有利なのか!?」 その4つの理由について説明させていただきます。
(1)左利きに不慣れな右利きが多い ので有利
卓球で左利きが有利な理由に、右利きが左利きに慣れていないことがあります。
世の中には、右利きの人が圧倒的に多いです。よって、対戦相手も右利きがほとんどとなります。
彼らは、右利き同士で練習することがほとんどです。同じチームに左利きがいたとしても、練習する機会は少なくなります。
こうした環境の違いから、回転が逆になることや、コースの距離感の違いが試合に与える影響は大きいです。
一方で、左利きは普段から右利きと練習をしています。このため、右利きに慣れています。
このように、対戦相手のほとんどを占める右利きが左利きに不慣れなので、有利となります。
(2)左利きはサーブが効くから有利
左利きは、サーブが効果的で有利です。なぜなら、回転が逆になるためです。
また、相手のフォア側に大きく曲がるサーブを出せます。これは、右利きとって非常にレシーブしにくいものです。通常レシーブでは、ややバック寄りに構えます。空いているフォア側に曲がるサーブは、より距離が遠くなり、打ちにくいのです。
それから、構える位置にも有利な理由があります。
レシーブの際は、相手の対角線上のコースに構えたほうが、ボールを打つ瞬間が見えやすいです。
右利きvs右利きの場合、下図のように、ちょうどそうなります。
しかし、左利きは下図のように、ストレートコースからサーブを出します。また、体の向きも違います。
このため、相手はサーブを打つ瞬間が見えにくいです。
このように、左利きのサーブは右利きにとってレシーブしづらいものなので、有利です。
(3)左利きはラリーで有利
左利きは、ラリーの際に有利です。右利きは左利きのフォア、つまりストレートに打つのが大変だからです。
右利きは普段、相手も右利きなのでクロスコースに打つことが多いです。なので、右利きのドライブやスマッシュは、左利きのバック側に集まりやすくなります。
これは、左利きにとってブロックをしやすいです。そこで、右利きは無理にストレートコースに打とうとすると、ミスの可能性が高くなります。
何気ないラリーでも、左利きは有利な状況になっています。
(4)左利きはダブルスで有利
左利きはダブルスで有利です。なぜなら、右利きとペアになる際、お互い少ない動きで済むからです。
下図のように、右利き同士では、くるくると円を書くように動いて、交互に打たなければなりません。
それに対して、右利きと左利きでは、「ハの字」型の少ない動きで打てます。
このように、パートナーの邪魔にならない位置や動きで打てることが、ダブルスでは大きなポイントです。
またダブルスのサーブは、コートの右半面・対角線上のコース(赤色部分)に出すルールです。
このコースは、左利きのバック側です。ゆえに左利きがレシーブするときは、すでに回り込んだ状態で構えることができます。これにより、台上の短いボールも打ちやすく有利です。
♣まとめ
ここまで説明させていただきましたように、卓球において左利きが有利な理由は以下の4つです。
❶左利きに不慣れな対戦相手が多い
❷サーブが逆回転で、見えにくく効果的
❸相手はストレートコースに打ちにくい ので、ラリーで有利
❹ダブルスでの動きが少なく、レシーブ しやすい
左利きのあなたはぜひ、これらを活かして活躍してくださいね!!
次回は、左利きのサーブの6つのメリットやコツを紹介させていただきたいと思います。