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いまさら聞けない、サービスからの得点率を高めるための定石👍

卓球王国の2021年の6月号って読んだことありますか!?

今回は6月号の「伝説のビッグサーバー列伝」という中村錦治郎さんのコーナーを読みました。

とっても面白かったです。

そこではサービスからの得点率を高める方法を詳しく解説されていましたので、私の解釈をまとめてみました。

卓球王国2021  6月号

(1)トップ選手もつかう!!                       サービスからの得点率を上げる             方法

結論からざっくり申しますと、ナックルサーブを上手に使えばとても効率よく点数が取れるよ、という話です。

トップ選手でも、ナックルサーブを多用するんです。

卓球王国別冊の「水谷隼の大サービス!!」でも、あの水谷選手がナックルサーブが便利だと主張しています。

と言いますのも、ナックルサーブはコントロールしやすい上に返球されるボールの変化がやや少なく、3球目攻撃がしやすいということが言えます。

逆に切れたサービスのデメリットとしては、返球されるボールの質が若干むずかしくなるリスクがあるという点でしょう。

返球されるボールの質が複雑になればなるほどに、難しくなってしまうのは言うまでもありません。

つまり、ナックルサーブを上手に使うことが出来れば、相手のボールの質をある程度落としつつも、自分は攻撃しやすいという状況を生み出すことができる、ということになります。

ナックルサーブ、まじ便利です!!

▣サーブからの得点率を高めるには、                  ナックルサーブを上手に使えるように              なろう🖐️

(2)ナックルサービスを上手に                   使うために必要なこと

さて、ナックルサーブを上手に使うとはどういうことか!?

その近道は、ナックルサーブを相手に効きやすくする方法を知ることでしょう。

ここでは、ナックルサーブを相手に効きやすくするための2つの方法をお伝えしようと思います。

❶「さりげなく」切れた下回転をつかう

ナックルサービスを効かせるといっても、ナックルサーブだけでは相手に簡単に読まれてしまい、それでは効かなくなってしまいます。

そこで、さりげなく切れた下回転を出しましょう。

さりげなく切れた下回転を出したり、ナックルを出したりして相手に的を絞らせないようにします。

ポイントは切るときに「さりげなく」行うことです。あたかもナックルを出しましたよ、という雰囲気でしれっと切れたサービスをだすことが出来れば、最高です。

そうすることで、相手の予想を超えた下回転となり、相手がネットミスする可能性が増えるでしょう。

しかも、切れたサービスの印象をあたえることで、ナックルサービスもより効くようになるはずです。

❷第一バウンドをすべて自コートの手前に          落とす

2つめは、第一バウンドのコントロールです。

ナックルサーブと下回転サーブは、できる限り相手にばれないように出したいですよね。

そこで、前述のように「さりげなく」出せるようになることはもちろんのこと、第一バウンドも毎回同じところに落とせるとよいでしょう。

オススメは、サーブを出すときに下回転もナックルもどちらも自コートの手前の方に落とすことです。

そうすることで、低くて速い弾道でボールが飛び出し、さらに軌道を似せることが出来るようになります。

つまり下回転とナックルの区別がつきにくくなるので、相手にサーブが効きやすくなるということですね。

(3)切れたサービスを主体に                       するか!?ナックルを主体に                 するか!?

さて、ナックルサーブを多めにだすか、下回転系を多めにだすかで迷われている方もいると思います。

私個人的には、最近はナックルサーブを主体にして出すことがとても多いです。

なぜなら、ナックルサーブを出した方が次のボールを攻めやすく感じるからです。

実際に、切れたサーブを出すと苦手な台上プレーなどもしなければならないことがおおいのですが、ナックルであれば台上に来ても若干ボールが高くなってくれて攻めやすいんですね。

また、切れたサーブを出すと切れたレシーブを返されることが多く、ループドライブを多用しなければならなくなるのが個人的にあまり好きではないんですよね。

ナックルサーブであればあまり切れてこないので、得意な速いボールを打ちやすい。

もちろん、切れたサーブを出してループドライブを狙っていくシーンはたくさんありますが、自分の長所を考えた場合にあくまで主体はナックルにした方がいいな、といった結論になりました。

トップ選手でもナックルを主体にしている人が結構いるのはびっくりでしたね。

台上が得意だったり、ループドライブをたくさん使いたい人は切れたサーブを主体にしてもいいかもしれません。卓球王国によると、シュラガー選手がそのタイプのようです。

ここら辺は、相手によって変える部分でもありますが・・・

♣まとめ

いかがだったでしょうか!?

一言でまとめると、ナックルと下回転系をバレにくくだすorなんとなくバレても予想を超えるのが大事だよということですね。

やるべきことはこれです。

♦【本日のToDo】

❶予想を超えた下回転を出すためには、            「さりげなく」切る。

❷下とナックルをバレにくくするためには、      第一バウンドを意識して軌道を似せる。

❸自分は下とナックルどちらを主体にする          のかを決める。

より詳しく見たい人は卓球王国2021年6月号を見てみて下さい。

次回は、最短距離で戦術を覚えたい人にぴったり!!書籍【卓球の戦い方】を紹介させていただきたいと思います。

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