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第3期Σリーグを振り返って

 第3期Σリーグ。チームるなすぺは最終順位2位となり、今期でチーム解散ということになりました。

 レギュラーからファイナルにかけて、るなすぺは半分くらいは首位でチームとして過ごしていましたが、最後の最後にRIDECATに逆転されてしまいました。優勝が目の前にあったのに、それがこぼれ落ちてしまう瞬間、、、人生でも初めての経験なような気がしています。


何とも言えない感情でした。


悔しさもあったけれど、それにしては晴れやかな気分でした。レギュラーからファイナルまでの集大成が最終節には詰まっていました。全員が素晴らしい麻雀を打ちきり、各チームの思いを乗せた応援があり、最後まで見届けた。その景色がとても美しかったです。後になって、あの瞬間、感動していたんだなと気づきました。


 るなすぺはチームメイトが好調な中、私は最後までトータル10戦登板してトップはありませんでした。ただ、トップが無かったことに関して悔しさはほとんど無く、やはりチームが勝っているからこそ、上向きの風が来ない時にはポイントを大きく減らさないように貢献したいと思っていました。その役目を自分なりには果たせたのではないかなと感じています。

 シーズンの途中から現実的に優勝が見える位置に来て、意識もする中での決着。今でもチームが解散する実感が湧かない状態です。ただ、この経験は後々糧になると信じて、これからも麻雀を続けたいと思います。


チームメイトへ

銀貨先生

 以前、魂天になった時に書いたnoteでも書いたのですが、Σリーグに応募するまでは、私の中では銀貨先生=玉の間攻略noteの人ってイメージでした。それだけあのnoteの内容と文章は、私にとって印象に残るものでした。

 そして、第3期Σリーグに応募して銀貨先生に指名をいただき、なんとあのnoteの筆者とチームメイトに。  

 不思議な感じでしたね。

 強者枠でもない、配信者でもない、飛び抜けた実績も無い自分を2巡目で選んでいただいて、とても恵まれているなと感じていました。あの時、玉の間で苦戦していた私に、気づきを与えてくれた銀貨先生に恩返しをしたい。それが、私のリーグ期間中のテーマ「魂天になること」にした"1つ目"の理由です。リーグ期間中の8/28に魂天昇段を決めることができて本当によかったです。


 麻雀については、私とあすにゃむ、げんぶくんがストレートに打つ剛タイプで、銀貨先生とこーたろさんが柔タイプというイメージでした。銀貨先生の両面固定するところやタイミングとか、序盤の切り順とか学ぶところが多く、新鮮で、シーズン終盤には自分も少し影響を受けていたような気がします。強い方の麻雀を見たり、話を聞いたりするのはとても楽しいですね。るなすぺにお招きいただき本当にありがとうございます!

あすにゃむ

 今でこそあすにゃむさんは天鳳九段に到達している方ですが、私がXをフォローした頃は六段で特東を主戦場として戦っていたと思います。私も天鳳をちょいちょいやっていましたが、特南しかやっていなかったし、特に絡みはありませんでした。

 初めて絡みがあったのは2023年の8月。私が初めて七段に昇段した時にお祝いのリプをくださり、その2日後くらい。鳳凰卓デビュー3戦目にしてにゃむと初同卓。その後Xで反応してくれていたのを覚えています。

 そんな感じで、鳳凰卓でたまーに当たるFFの方というイメージでしたが、同じタイミングにΣリーグに初応募し、まさかのチームメイトに。鳳凰卓の方と同じチームになるということで、麻雀の話をするのが楽しみでワクワクしていました。

 リーグが始まると、にゃむはエースとして何回もトップを持ち帰ってきてくれました。本当に頼もしかったです。チーム内の麻雀の話でも、やはりにゃむの意見で、チームがまとまっていたような感じがします。

 コメント欄に書く言葉もフッとニヤついてしまうものが多く、いつも笑わせてもらいました。大喜利をやっているので、そういう能力に長けているのでしょう。Vtuberとしての活動も始まったばかりで、にゃむのキャラクターがもっと知られたらいいなあと思っています。

 最近は体調が良くない日々が続いて、配信もできない状態で大変だったかと思います。体には十分気をつけてくださいね。鳳凰卓ではまたバチバチやりましょう^_^

げんぶ

 るなすぺの育成枠で選ばれたげんぶくん。私はここで初めてげんぶくんと知り合いました。チームの活動が始まって以降、チーム内の麻雀検討のチャンネルでは、1番積極的に分からないところを質問してくれていました。麻雀に対する意欲がすごく、相手の手牌や待ちの読みの話をよくしているのを見ると、麻雀がとても好きなんだなあと感じます。

 リーグ戦では、1半荘にほぼダブリー四暗刻と、オーラス和了トップ三倍満を和了ったのは記憶に残っていますね(笑) あとは、ファイナル初日での親リーチに無筋を切っていた時の思考ですね。控室で見ていたメンバーは、げんぶくんが戻ってきて話を聞いてみると、みんななるほどな〜となっていました。時折覗かせる、持っている思考力・ポテンシャルの高さはどこで花開くのか、楽しみです。

 げんぶくんとは8月にお会いし、お店でちょっと雑談していました。本当は一緒にリア麻をしたかったのですが、いろいろ噛み合わずまたの機会にということになりましたね。リーグ期間中に天鳳六段昇段となり、育成枠卒業となりました。おめでとうございます。学業とバイトとうまく付き合いながらこれからも頑張ってください!

後藤哲冶

 こーたろさん。

 まずは少し昔話を、、


 お披露目配信の時にもチラッとお話したのですが、実はこーたろさんとは元々交流がありました。こーたろさんが最高位戦に入会する前までは、咲ファンの集まりの1人で、雀魂友人戦で遊んでいました。その時の呼び方がこーたろさんなので、今でも私はこーたろさんと読んでいます。
(他の人が後藤さん呼びで、たまにつられて後藤さんと呼んでいるのは内緒)

 定期的に開催されている咲ファン麻雀交流戦にも参加したりしていましたが、同じ時に参加していなかったので、私はまだ実際にお会いしたことがありません。

 2022年3月に最高位戦に入会して以降、こーたろさんは忙しくなり、一緒に遊んでいたサーバーも今は無くなって、もうほとんど連絡は取らなくなりました。ほどなくして、こーたろさんは小説を書いていた経験を活かして、Mリーグや神域リーグの観戦記者の仕事をすぐに任せられるようになり、それを見てすごく頑張っているなあと、一緒に遊んでいた仲間たちみんな思っていました。



 月日は流れ、2024年4月。いろんな巡り合わせから、私は第3期Σリーグに応募していました。Xでもすごい方たちが参加表明をしているのを見ていましたが、その中でこーたろさんが同じタイミングで応募しているのを知りました。

マジか!!!

 自分が選ばれなかったとしても、こーたろさんは選ばれると思ってたし、こーたろさんの入ったチームを応援しようという気持ちになっていました。

 そして、ドラフト当日。

 こんなことあります???

 正直自分が選ばれた時以上に、驚きや嬉しさがありました。

 銀貨先生、、、僕らが知り合いだったことまで調べてたなんて、、、すごいなあ、、、
(さすがに知らなかったみたいです)

 こーたろさんと一緒に友人戦をしていた頃は、お互いに玉の間では勝ったり負けたりくらいの成績で、私自身、勝手ながらこーたろさんのことを自分と同じくらいの実力かなと思っていました。久しぶりに再会して、私にとってこーたろさんの麻雀のイメージは当時のままで、どんな麻雀を打つのかにワクワクする感情と、僅かながら不安な感情が正直なところありました。しかし、Σリーグで打つ麻雀を見て、そして、控室で話す内容を聞いていると、私より遥かに強い雀士に生まれ変わったんだなと感じていました。その時の私の感情は嬉しさが1番あったのですが、どこか寂しさと悔しさがありました。

 こーたろさんは以前から「僕自身は麻雀プロであるからには麻雀の研鑚を怠ってはいけないと思っている」とよく話をしています。厳しいプロの世界に入って、観戦記の仕事だけでなく、麻雀でも努力されているのが伝わってきます。Σリーグに応募した動機も、ネット麻雀の強い方が集う場所で勉強して、新たな引き出しを増やしたいというものでした。


 プロの世界に入られて以降、私も麻雀に対する熱が上がっていました。こーたろさんがプロの世界で頑張っているから、自分もネット麻雀で結果を出したかった。当時と違って今の私なら、力になれたでしょうか? こーたろさんは、自分の知っていた頃より遥かに強くなったいましたが、私もその時よりは頼もしくなっていたでしょうか? 私も自分なりに頑張り続けてきたという証明として、こーたろさんの前で魂天になること。これが私のリーグ期間中のテーマ「魂天になること」にした"2つ目"の理由です。

 チームは解散となり、こーたろさんはこれからも忙しい日々が続くと思います。プロとしての活躍を陰ながら期待しています。

なゆこさん

 なゆこさんには、るなすぺの活動の際の動画サムネ、イラスト、選手紹介の動画の作成と私にはできない魅力的なものを用意していただきました。感激しております。リーグ戦の控室配信が終わった後の、たまに聞こえてくるなゆこさんの声が楽しみになっていました(笑) ありがとうございます。


 ここで出てくる、「夢路の先にまた夢見る流離の旅人」めっちゃ好きです!



 最後になりましたが、Σリーグ関係者のみなさん、応援にかけてつけてくださったみなさん、本当にありがとうございました。約半年間、みなさんとのリーグ戦やコラボ企画、Xでの交流ができたのはとても楽しかったです!


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