利益を投資額で割るとROIが計算できる
むかちんのなんとな~く学べる会計ノート
むかちんです♪
企業の収益性を示す指標である
ROA(Return On Assets)
ROE(Return On Equity)
ROI(Return On Investment)
今回はROIの計算方法をお伝えします。
前々回、前回とは違い、今回は、
貸借対照表と損益計算書を
用意する必要はありません。
必要な情報は
利益額と投資額です。
利益 ÷ 投資額 × 100%
でROIが計算できます。
ROIを計算することで
どのようなメリットがあるのかというと
利益額も投資額も違うものとの
比較ができるのです。
たとえば
(A)
100万円を投資して
200万円の利益を生み出した
(B)
5万円を投資して
20万円の利益を生み出した
2つがあるとしましょう。
一見、金額だけみると
金額の大きいAの方がいいかな
なんて思ってしまうところですが
ROIを出すことにより
2つの収益性の比較ができるのです。
(A)200万円 ÷ 100万円 × 100 = 200%
(B)20万円 ÷ 5万円 × 100 = 400%
いかがでしょう。
ROIにすると
Bの方が収益性が高いことがわかりました。
このように
比率にすることで業種や規模が違うものでも
比較が可能になるのです。
前々回、前回お伝えした
ROAとROEも同様です。
比較をしたいときにはぜひ
ROIを出しましょう。
ここでROIにまつわるエピソードを一つ。
むかちんは勉強したての頃
ROIを「ロイ」と読んでいました。
しばらくの間。
先生に「アールオーアイ」だから
と指摘されました。
これは誰もが通る道だと
むかちんは思っております。
通ったことがある方は
ぜひともむかちんまでw