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第1回イラストメイキング回


こんにちは。
Komakiです。


先日、今年初のイラストを投稿しました。

観葉植物のある生活


今回は振り返りと反省の記録を兼ねて、この作品ができるまでの話をしていきます。

今後もイラストを投稿するたびに、何を考えながら描いたかなど残していけたらと思ってます。

ちなみに、色々専門的っぽいことを書いているところがあるかもしれませんが、激浅知識なので間違っていることがあるかもしれませんがご了承ください。


目次

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1.構想
2.今回頑張りたいこと
3.ラフ
4.清書
5.うまくいったこと
6.反省

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1.構想

かねてより観葉植物に囲まれてる人のイラストを描きたいと思っていました。(観葉植物に詳しいわけではないですが)

そんな中、年末ごろにとあるインテリア雑誌をペラペラ眺めていたら、観葉植物特集をやっているのを見つけ、その時に次のイラストは観葉植物を描こう!となりました。



テーマは決まって、次にどんな構成にするかを考えます。

最初はがっつり背景ありのイラストを考えていました。

が、今年は月3枚描くという目標を立てていたので、いきなり背景あるイラストは時間がかかってしまいそうと思い、キャラと観葉植物のみの背景無しイラストで進めることにしました。


2.今回頑張りたいこと

今回は以下の3つを頑張ろうと目標たてました。

1.資料をみる
2.色選び
3.構図

それぞれ少し深掘りしていきます。


1.資料をみる

今まで資料を見ることを疎かにしていたので、今回はしっかりみてリアリティを追求しようと思いました。

『リアリティ』こそが作品に生命を吹き込むエネルギーであり『リアリティ』こそがエンターテイメントであると、岸辺露伴先生も言ってましたしね。

特に観葉植物の葉の形状生え方色合いについてほとんど知識がありません。

勘で描いたら多分表現が単調になり、観葉植物が好きな方からしたらよく思われないかもしれないので、しっかり観察しながら描こうと臨みました。

もちろん、服や靴もしっかり資料を見ていきます。


2.色選び

イラスト描くことにおいて一番苦手な色選び。

今回は同系色を使って違和感がないようにしていきたいです。

同系色でまとめる中でも、視線誘導をするためにアクセントの色を選べることができたらいいなと思いました。


3.構図

今まで構図(物や人の配置)は、ラフを描いた時点から変更しないようにしていました。

単純に描き直すのが面倒だったからです。

しかし今回は、多少面倒をとってでも自分が納得いく構図で仕上げることができるようにしようと意気込みました。

要するに妥協しないということですね。

さて、この3つの頑張りたいことがどこまで頑張れていたのか、続きをご覧ください。



3.ラフ

まずは超ざっくりと、人物や植物の配置を描いていきます。


この時点では、なんとなく三角構図を使おうと思い、キャラと植物の配置をしています。

当初はキャラを座らせて観葉植物を世話しているシーンを描こうと考えていましたが、今回はキャラを少し目立たせたかったので立たせました。
(正解だったかわかりませんが)

構図って、どんな種類があってどんな視覚効果があるのかの知識はなんとなくありますが、

実際に自分が絵を描く時に使おうとすると、その構図は最適解なのか全然わかんないです。。。

これは経験が必要ですね。


次に植物の詳細と色決めです。

雑誌を見ながら大きさや葉の種類を考慮して、どこにどの植物を配置するか考えました。

この時の作業が一番楽しかったです。

この時は遠近法を使った配置を考えましたが、なんかしっくり来なかったので没になりました。

ちなみにここでメモした観葉植物の種類は、最終的に何個か変わっています。


色については、同系色で揃えつつも、人物が少し目立つように服の色をアクセントとして黄色にしてみました。


大まかな構図と色が決まったので、線画のラフに入ります。

この時点では、完成と植物の配置と種類が違います。


4.清書

線画はラフで結構描き込んだので、清書はひたすらに手を動かす作業でした。

ちょっと描き込みを増やしたり、観葉植物が3つ消えるなどの絶望を経て線画は完成しました。

これくらいのレイヤー数でした。この時レイヤー消えて絶望しています。


あとはラフで決めた色をベースに色を載せていきます。

できるだけ実物の色に近づけつつも、同じ種類の植物でも葉の色を場所によって変えてみることで単調さを無くす試みをしてみました。

これは結構いい効果だったと思います。

植物の配置については、それぞれでレイヤー分けしたので、どこにどれを配置したらいいかかなり試行錯誤しました。

最終的に、端を低くして中央に行くほど背が高い植物を配置して、中央の人物に視線が集まるようにしてみました。

↑これ、実際効果あったんでしょうかね。 感想いただけると嬉しいです。

今回影は描かず、ライティングで少し立体感や陰影を出しています。

実は影を描くのがすごい苦手なんです。。。

今後は少しずつ克服していかないといけないですね。


そんなこんなで完成しました!



⒌うまくいったこと


先にも書いた通り、色選びは割とよかったんじゃないかと思います。

同系色で微妙に差をつけることで単調さを無くすことが良かったのかと。

他には植物のレイヤーを一つずつ分けたことですかね。

後から配置を変えるのがすごい楽だったし、どこに置くといい感じみ見えるかなーっていうのが、実際に観葉植物を配置する感じと似ていて面白かったです。

あとは人物ですかね。

今回、人物は超ざっくりシルエットを描いてからそれに合わせるように描いていきましたが、いい感じになったと思います。


⒍反省


線が少し細すぎて、遠くから見たときになんか締まらないなあ という印象を感じました。

他には、植物や小物の数を増やしてもうちょっとゴチャついた感じにすれば良かったなあと思いました。

今回みたいな背景なしのイラストは、描き込みがないと見応えがないなあって思いました。

なので、ものの数を増やすか、一個のものに対して精密に描き込むことを次回から意識していきます。




ということで、初めてイラストの制作過程について話してみましたがいかがでしたでしょうか。

今まで文字で説明することはなかったし、そもそも文章すごい苦手なので読みづらいとかあったかもしれませんが、今後も改善しながら続けていこうと思います。

改めて自分の描いた絵について説明しようとすると、意外と言語化できないことが多くて、なんとなく描いていた節があるんだなと実感しました。

今回このような記事を書いてみて良かったです!


それではまた次回、お会いしましょう。

ありがとうございました!

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